幸福の科学の本って、まだ続々出されてるけど、これって、そんなに特別なことなのかなあ? なーんてこと思ってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『愛の原点』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
みなさんのなかには、仏法真理の書物が刊行されはじめたときには一冊一冊をとても新鮮に感じていたにもかかわらず、現在はそれが数多く出版されているため、それを三次元的な当たり前のもののように錯覚しはじめている人もいるようです。
しかし、そうした人に私はいま改めて言っておきたいのです。「これは一つの大きな奇跡である。いまのこの時代に、これだけ多くの素晴らしい法に触れることができるということは、かつてない奇跡なのである」ということを──。
その奇跡を、あなたがたが奇跡と感じなくなってきたのならば、それは、あなたがた自身が、「日々、みずからを変革する」という地道な努力を怠っている事実に起因するのではないかと思うのです。
新たな仏法真理の言葉のなかに、常に何らかの新しい発見をしていこうとする、積極的な姿勢を持つことです。毎日をただ漫然と過ごすのではなく、常に、日々、新たな発見を積み重ねていこうとすることが大事です。
この意味において、仏法真理の書物を読む場合にも、それを単なる読書として安易に読んでいくのではなく、そのなかにおいて光を発している言葉というものを、深く心のなかに記憶し、また、ときにはメモを取り、あるいはノートを取るなどして、一つひとつ丁寧に学んでいくことが大切なのです。
人間というものは、真に学ばなければ、それがほんとうの力とはなりません。つまり、孔子の言葉を引用するならば、「温故知新」ということを学習において決して忘れてはならないということです。
学習というプロセスのなかにおいて、ときおり復習をなし、数多くの真理知識がはたしてほんとうに自分のものになっているかどうかを、もう一度、確認することが必要です。
たとえ、以前に一度読んで「分かった」と思っていたものであったとしても、一年、二年とたつうちに、自分自身が内的に変化をとげているため、その変化した自分の目で、もう一度、読んでみると、そこにまた新たな発見があるものです。みなさんは、そのときに、「これほど多くの素晴らしい真理を、自分は見過ごしていたのか」ということを深く知ることになるのです。
(154~157ページ)
新たな仏法真理の言葉のなかに、常に何らかの新しい発見をしていこうとする、積極的な姿勢を持つこと──。
このブログでは、仏法真理の書物、それも書店でいま手に入る書物の中から、その学びになるお教えの一節を、毎日のようにご紹介しています。
ということは、今日のお教えは、このブログの過去の記事で紹介してきた仏法真理についても、あてはまる話なのではないかと気がつきます。
そういうわけで、今日の学びをきっかけに、以前の記事を読み直して、また新たな発見をしてみたいと私は思っているのです。
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『愛の原点』
大川隆法著 |
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