今の日本の政治をみてると、何をしたいのか分からないし、経済も外交もなにもかもうまく行ってない感じだよね。たとえば、明治維新をやった元勲が、天上界から今の日本をみたとしたら、政治家はいま、何をしなきゃいけないと思ってるのかな? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『民主党亡国論』(幸福の科学出版)で、維新の三傑の一人である大久保利通の霊の言葉(「霊言」)を、次のように伝えておられます。
まあ、今、やらないといかんのは、やはり憲法の廃止だろう。これがいちばんだな。政権交代なんかじゃないね。やはり、あのマッカーサー憲法を廃止しなきゃいけない。廃止して、新しくつくり直さなきゃいけないね。これが、次の国づくりの出発点だろう。
まあ、それに対しては、左翼勢力との戦いはやらなきゃいけないだろうね。左翼は、おそらくは、宗教の敵でもあろうからな。
やはり、マッカーサー憲法の廃棄をしなければいけない。それをするには、そうとうの力が要ると思うね。
憲法改正なんかしないで、憲法を廃棄するんだよ。捨てたほうがいい。新しくつくり直さなきゃいけないね。廃棄するんだよ。うん、廃棄したらいいよ。当たり前のことなんだから。(中略)
これこそ、「占領憲法で、こんなものはおかしい」と言えばいいんだ。占領憲法を美化した憲法学者等は、売国奴さ。そろそろ廃棄だな。うん。こんな憲法は廃棄して、日本に合った憲法をつくるべきだ。
それと、わしらは明治維新のために、天皇を担いで、王政復古も同時にやったけれども、これは、ある意味で、革命としては矛盾していたとは思っているよ。近代化路線と王政復古とは、本当は合っていない。
だけど、わしら下級武士たちが幕府を倒すっていうんでは、ちょっと、クーデター風だからな。そういう意味で、王政復古ということで、天皇を担いでやったんだけどな。
まあ、これも、先の大戦で敗れた段階で、この天皇制、国家神道は、わしは終わっていると思うよ。だから、その「死に体」が、今、まだ六十何年続いている状態だな。ただ、これは、もうすでに終わっていると思う。
だから、今、新しい国体をつくり直すべきだ。憲法を廃止して、新しい、未来の国のビジョンをつくらなければいけないと思うね。先の戦争で、日本の国土が焦土と化し、三百万人以上の兵隊が天皇の名の下に戦って死んだんだから、そらあ、天皇は潔く退位すべきだったと思うな。(中略)
まあ、天皇制を残してもいいけれども、天皇は文化的象徴として、京都御所に帰るべきだ。政治からは離れるべきだと思うな。いまだに、天皇の名の下に国会を召集し、解散し、また、法律に署名しているなどというのは、あってはならないことだと、わしは思う。(中略)天皇を政治からはっきりと切り離し、新しい憲法に基づいて新しい国体をつくるということだな。
そして、この国家の新しい元首を選び出すシステムをきちっとつくったほうがいい。これは、あなたがたの主張と、ある意味では合っていると思うよ。うん。そのへんは、きちっとやらないと、この国がなくなるかもしれないという危機に、今、直面しているわけですから。そうした新しい国づくりを進めないと、もう次は勝てないよ。
だから、やらなきゃいけない。強力なリーダーシップが、今、必要だな。
(72~76ページ)
マッカーサー憲法(現行憲法)を廃棄して、新しくつくり直すことが、次の国づくりの出発点である。
先の大戦で敗れた段階で、天皇制、国家神道は終わっている。天皇は文化的象徴にしていって、今、新しい国体をつくり直すべきである。
この国家の新しい元首を選び出すシステムをつくったほうがよい──。
これはまた、幸福実現党の政策とほとんど一致した考え方です。
このあたりに、天上界からも強く支援されて誕生した幸福実現党が、いかなる政党であるのか、その一端を見てとることができるってこと、なんですよね!
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『民主党亡国論』
大川隆法著
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