~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

ありがとう色えんぴつの子ども達

2018-08-19 23:21:08 | 日記

18日、19日と毎年参加している、

田口ランディさん達が行っている色えんぴつ

サマースクールでした。

色えんぴつに参加した子供たちは、1度来ると

来年も来た~い!というので常連さんが

ほとんどです。

ここ4年、毎年参加している私は、

年に一回の子ども達との出会いを凄く楽しみに

しています。

1年ぶりに会う子ども達の成長を、親戚の

おばちゃんの気持ちでみています。

今年はランディさんが、語学研修でいません

でしたが、子ども達のパワーはマックス

私は、ランディさんのご主人とキッチン班で

43人分の食事を作りました~

美味しいご飯も炊けて、ちょっと自信が

持てました。

ランディさんはいなかったけれど、今年も

めっちゃ楽しくパワフルなサマースクール

でした。

一泊二日のプログラムが終わり、帰る時に

なったら今年もKちゃんは、帰りたくなくて

お母さんにその気持ちをぶつけていました。

でも、去年と違いみんなの前で泣かないで、

私たちは、泣いてるKちゃんの後姿を

成長したねと、こみ上げてくる涙をこらえて

見送ったのです。

Kちゃんは、言葉を発しませんがKちゃんの

気持は私たちの心に深く響いてくるのです。

今年はKちゃんが、私の膝に座ったり

ほっぺを撫でてくれたり、おでこをくっつけて

笑ってくれたり…

一杯一杯、幸せをくれました。

障がいがあるってことは、生き辛いように

私達は思ってしまいますが、Kちゃんの心の

清らかさを見ると、私は自分の心が随分曇って

しまっていることを感じました。

Kちゃんが、そんな私をクリーニングしてくれた

のかな~

ありがとう、色えんぴつの子ども達!





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初女さんの信仰

2018-08-17 17:35:36 | 日記

昨日は書の制作会で、書のことだけを考えて

一日書いていました。

何か一つのことだけに集中する、これもある意味

瞑想のようなものかもしれません。

この間からずっと初女さんの信仰について

考えています。

『「おむすびを握りながら、なにを考えて

いますか」とよく訊かれますが

私はなんにも考えていないんです。

おいしくなれとも考えない。

一粒一粒のお米を生かすように

ただ無心に握っているだけ。

十の工程があったら、十のどこにも心を

離したくないから

考える余地なんてないんですよ。

ひとつひとつの工程に心をかける。

それが私の祈りです。

本当にお伝えしたいのは、

おむすびの作り方ではなくて

「信仰とはなにか」ということなのです。』

おむすび講習会をやらせて頂くとき、

いつも私の心に、初女さんのこの言葉が

浮かびます。

初女さんが本当にお伝えしたいと言っている

信仰ってなんだろうと…

何度、この言葉を反芻してきたことか…

この言葉と重なって来るのが

『信仰のみなもとは、愛を受け容れること。

それは誰もが生まれた時からできていることで

特別なことではありません。

信仰は自分でつくるものでなく、

与えられ受けとるものです。』

私が初女さんの精神を一番分かっていると

思うKさんに、この疑問を投げかけてみました。

返って来た答えは「命の源は愛、その愛を

受け容れるってことは生まれた時から

すでに在ることに気づくこと、誰もが持っている

とはそういうことではないですか…

初女先生の信仰とは、その愛を知ること

ではないですか」と…

私が、初女さんにお会いしていた時に

いつも感じていた、すべてを包み込むような

母性は、愛そのものでした。

おむすび講習会で、初女さんのおむすびを

結ばれると、皆さん言われることが

「こんなに丁寧におむすびを作ったことが

ありません」です。

私は、ここに愛があると思いました。

心を込め、丁寧に作ることが愛繋がると

初女さんのあの圧倒的な母性は、愛そのもので

あり、初女さんの信仰とは愛だったんだ…

誰もに愛は宿っている…

初女さんが、男性にも母性はあるのよと

言われていたのは、愛のことだったんですね。

初女さんは行動の方でしたから、私も行動

していたら、きっと初女さんからのお答えが

降りて来ると思うのです。

愛か~深いなあ…



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月15日今日という日に思うこと…

2018-08-15 12:06:52 | 日記

朝ごみを出しに行くとき、見上げた空の高さに

秋を感じました。

吹く風にも秋の気配が…

今日は終戦記念日

戦争中は、空の高さなど感じることも

出来なかったんだろうな~

平和って、あたり前のことが当たり前にある

ことなのかもしれません。

戦闘地帯の子どもに、「将来何になりたいか?」

とういうインタビューしている記事があり

私は「医者」とか答えているのかなと思ったら

子どもの答えは、そのときまで生きていれば…

でした。

あたり前の日常が剥ぎ取られていくのが、

戦争なんですね。

戦争をしない国に生まれた私たちは、

平和はあたり前のようにあると思ってました。

昨日の夕刊に俳優の鈴木瑞穂さんが

「この憲法は、戦争で死んだ人たちの遺言」と

語っていました。

初女さんは、あまり戦争中の話をされません

でしたが、私が聴いたときは終戦と言わず、

きっぱりと敗戦と言われていました。

そこに初女さんの思いを見た気がしました。

8月15日

戦争のこと憲法のことを考え、見上げた空は

どこまでも青く高かった…

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「いのち」を頂く~初女さん

2018-08-13 16:05:17 | 日記

今日は暑さの中で、秋の風を感じました。

そうしたら、何だか急に初女さんのお料理が

恋しくなったのです。

細か漬けは、それだけでご飯が食べられてしまうし

南瓜のスープもほたての貝柱のスープも

美味しかったな…

初女さんのお料理は深い味わいがあるのです。

食材のいのちを生かすようにと思って料理を

作っていると言われてました。

食材をいのちとして見ていた初女さん

そこが、私達と大きく違うのですね。

まな板の上の食材にいのちを見ることを

しないで、味付けのことばかり考えて調理を

しています。

初女さんは『食事というのは食材の「いのち」を

いただくことなんですよ。

牛や豚や鶏、魚や野菜に宿る「いのち」を

大事に扱って、料理として頂くことで

私達の体の中に入って元気が出て来るわけです。

食材を人だと考えてみてください。

私達がもし冷蔵庫に入ったり、電子レンジに

かけられたりしたら、死んでしまうでしょう?

それと同じで、冷凍食品には「いのち」は

宿っていないんです。

だから、「いのち」のある新鮮な食材から

料理を作ることが大切なんですね。

 食べたものはそのまま体に回ります。

だから、私たちは感謝しながら食材からの

「いのち」を頂いて、家族が一緒に食卓を

囲むことが、とても大切なんですね。』と

書かれています。

初女さんは、私のやっていることは昔はみんな

やっていたことなのよと、言われてました。

食材の「いのち」か…

よし、やってみよう!

出来る、出来ないじゃなくて、やってみることが

大事!

そうですよね、初女さん!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楽しかった!おむすび講習会

2018-08-12 22:56:31 | 日記

今日は、埼玉の「茶の間」さんでおむすび講習会

でした。

お盆休みなので、少人数でしたが幼稚園の

年中さんが参加してくれて、凄く楽しかったです。

ちゃんと私の話を聴いていて、ご飯を持つ手も

とっても優しくて、小さな手を一生懸命使って

丸いおむすびを結んでくれました。

初女さんが、子どもさんにおむすびを教える時

嬉しそうだったのが、よくわかりました。

その子は家に帰って、お夕飯もおむすび2つと

お味噌汁がいいと言って、お母さんとおむすびを

結んだそうです。

初女さんのおむすびを未来が一杯のお子さんに

伝えることができるなんて、感謝です。

きっと、ご飯の美味しさが分かってくれる子に

なると思います。

ふりかけとか、何かをご飯にかけないと

食べられないというお子さんも結構いますから

ご飯のあの甘さは、なかなか外国人には

わからないようです。

初女さんは、ご飯が美味しく炊けたら、後は

お味噌汁と少しのおかずがあればいいと言われて

ましたが、今日の参加者の人も同じことを

言ってました。

美味しいご飯を炊くことは、一生かけて

取り組む価値があることかもしれません。

お米のチカラを十分引き出せた時の

ご飯の甘さは、びっくりします。

ご飯って、こんなに甘いんだと…

でも、そんなご飯が炊けるのはたまにしか

ないので、毎日が精進です。

 『  いのちをいただく

  今朝もふっくらおいしそうに炊き上がった

  ごはんが輝いている

  一粒一粒が呼吸している

  毎日はおろか何十年も

  食べているのに飽きもせず

  食べるたび新鮮な気持で

  わえる幸せをかみしめ

  今日も感謝で生きる

         佐藤 初女』



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然ってすごいね

2018-08-10 23:42:45 | 日記

今年は蝉が多い夏だと、何人もの人が言ってました。

蝉は地中に7年いるそうですが、なぜ夏が来たのが

分かるかというと、木の根から吸っている樹液の

温かさで分かるそうです。

7年地中にいた蝉が、地上に出て生きているのが

10日間ぐらいだそうです。

何だか凄いな~と思います。

たった10日か!と嘆きもせず、今ある生を

精一杯生ききり、

10日で子孫を残していくのです。

人間には難しい「今を生きる」を、この小さな

生きものたちは、しっかりやっているの

ですから…

植物は、場所を選ばず与えられたところで

命一杯咲くのですから

初女さんは「自然とともに生きる、これこそが

神様からの贈り物」と言われてます。

 『神様から「いのち」をいただいて

  芽を出す植物を眺めていると

  自分もともに背伸びしたいくらい

            佐藤 初女  』


 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「やっぱり雨だね」

2018-08-09 14:45:09 | 日記

「やっぱり雨だね」

これはもう私たちの合言葉になっています。

私達って「チーム初女」(勝手に名付けています)

のメンバーです。

7月中頃に、田口ランディさんから

「10月に帰国するので、10月3日の初女さんの

お誕生日に小さな会を企画して頂けたら

一緒に初女さんを偲びたいです。」という

メールが届きました。

10月3日は初女さんとランディさんのお誕生日

去年は3日間連続のイベントをやりましたが

今年は、弘前の方で写真展などが開催されるので

静かにしていようと思っていましたが、

ランディさんのメールに「ヨッシャ!」となり

そうなった途端に会場が見つかり

8日に下見に行きましょうと決めていたら、

何と台風が…

去年もそうでしたが、初女さんのことを

やるときって、打ち合わせから大雨が

降るのです。

だから、「やっぱり雨だね」が合言葉になって

いるのです。

会場は、「小さな会」というのがぴったりの

誰かのお家に伺ったような気持になるような

ところでした。

お料理教室のアトリエなので、直ぐにでも

おむすび講習会ができそうです。

写真家のMちゃんが「手びねりキャンドルって

おむすびを結ぶみたいに丁寧に丁寧に

作るの」と…

キャンドル作家さんに来てもらい、

みんなでキャンドルを作るのもいいね~と…

ランディさんは帰国して最初のお話し会と

なります。(日本語でお願いしま~す)

「小さな会」に夢が一杯!

そしたらMちゃんが「10月3日、雨かもよ

だって初女さんの会だから」って…

雨でもいい!みんなで膝寄せ合って、初女さんの

ことを想ったら、それだけで心が温かくなるよ!

台風接近の中の第一回打ち合わせでした。

「いのちのエール

初女おかあさんから娘たちへ2018」

(このタイトルって、何だか「北の国から」

バージョンみたい 笑い)

 




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笑ってあげなさい… マザー・テレサ

2018-08-07 22:48:24 | 日記

今日はいくぶん涼しかったけれど、この夏は

今まで体験したことがないような暑さです。

気がつけば立秋を迎えたんですよね…

暑さの中にいると、それだけで疲れて笑顔が

なくなってしまいます。

でも、障がいを持っているSちゃんは、

いつも、誰にでも笑顔!

神様がくれた笑顔のようです。

Sちゃんの笑顔を見ると、みんなが笑顔になります

言葉を発さなくても、笑顔で幸せにしてくれる

Sちゃんって、やっぱり神さまの子どもかな…

マザーテレサの言葉にも、笑顔があります。

  『笑ってあげなさい。

   笑いたくなくても笑うのよ。

  笑顔が人間には必要なの。』


  『にっこり笑うだけで

   どんなに大きな善きことができるか

   私たちは決してわからないでしょう。』


  『あたたかい微笑み。

   妻に夫に子供に

   そして全ての人に微笑みかけなさい。

   微笑みは愛を育てます。

          マザー・テレサ』



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かまど炊きご飯より美味しい初女さんのご飯

2018-08-05 23:57:29 | 日記

今日は、息子のプレゼントで夫婦で「ゆず」の

コンサートに行って来ました。

ゆずのコンサートでは、いつもお客さんの年齢を

聞くのです。

10代以下の人、20代、30代、40代…

そして、毎回80代の人が必ずいるのです。

バギーで来た赤ちゃんから80代まで、音楽って

凄いな~と思います。

赤ちゃんたちが、泣かないのですから!

コンサートの帰りに、横浜にかまど炊きのご飯を

出すお店があると聞いていたので行ってみました。

確かに、メニューの最初に、お米の産地から

米の炊き方、かまどで炊くご飯についてなど

細かく書いてあるので、さすがご飯を売りに

しているお店だなと感心しました。

ご飯炊きの職人がいた時代があったというの

ですから、かまどで炊くご飯がいかに

難しかったかが、想像できます。

そのお店のご飯は、「白米」「雑穀米」「炊き込み」

から選べるのですが、私はご飯の味が知りたくて

「白米」をお願いしました。

期待していたご飯を食べてみると、「あれ?」

もう一口食べてみても「あれ?」

隣で食べていた夫が

「君のご飯の方が美味しい」と言うのです。

何度食べてもご飯の甘みが感じられないのです。

私がお鍋で炊いてるご飯の方が、甘いのです。

おかずは美味しいのに、売りにしているご飯が

これとは、びっくりポンでした。

夫曰く「みんな美味しいご飯を食べて

ないんじゃないか」と…

やっぱり、初女さんのご飯の炊き方は凄いなと

あらためて感じました。

「直さん、おむすびはご飯が一番だから」

何度も言われたこのことの意味が、今頃分かって

来ました。

初女さんも、毎回ご飯が炊き上がり蓋を開ける時

ドキドキするって言われてました。

私もです!

お米のチカラを十分引き出せた時に、

ご飯って、こんなに甘いんだと、その美味しさに

驚くのですが、そこまで美味しいご飯はなかなか

炊けません。

でも、初女さんの炊き方なら、かまど炊きに

負けない、それ以上美味しいご飯が炊けることを

知り嬉しくなりました。

「美味しいおむすびが結べたら、それは一つの

財産です」と初女さんが言われてましたが

美味しいご飯の炊き方を身につけたら、

一生ものですよね。

初女さんに感謝です!

8月12日のおむすび講習会では、じっくりご飯に

炊き方をやりたいです。

まだ空きがありますので、よかったら参加して

下さ~い!

お待ちしています。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手紙

2018-08-04 23:33:16 | 日記

昨日、家に帰ると友人の訃報を知らせる手紙が

ありました。

60代半ばの死に「早いよ、早すぎるよ」という

言葉が思わず口からこぼれてしまった。

郵便物は他にもあり、同じ葉書が4枚も

来ていたので、思わず宛名を確認すると

何と亡くなった長男の名前まで…

『「この世界の片隅に」の次回作のおしらせなので

息子に聞くと、この映画の応援に兄の名前も

書いたというのです。

この映画を観た後に、家族4人の名前を登録した

息子の気持ちに、胸が熱くなりました。

今日は浅田次郎の「おもかげ」を読み終え

しみじみとした気持ちになりました。

そう言えば、亡くなった息子に話しかける

ことが少なくなっていたな~

死者と私たち今を生きているものが

もっと混沌と混じりあっていいんじゃないかな

昔はそうだったのではと思いました。

そういう時は、星野道夫さんの言葉が

恋しくなるのです。 

 『「人は生きているかぎり、夢に向かって

 進んでいく。

 夢は完成することはない。

しかし、こころざし半ばにして倒れても、

もしそのときまで全力をつくして

走り切ったならば、

その人の一生は完結しうるのではないだろうか」

「かけがえのない者の死は、多くの場合、

残された者にあるパワーを与えていく」

「大切なことは、出発することだった」

         星野道夫   』



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする