~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

佐藤初女さんの土砂降りの雨

2017-07-19 22:10:36 | 日記

昨日は、田口ランディさん達「チーム初女さん」の

10月のイベントの打ち合わせでした。

午後、家を出ようとすると、物凄い雨が

降ってきました。

前回の打ち合わせも今回も、雷鳴とどろく土砂降り。

初女さんは、生前から大切な時に半端ない雨を

降らせるのです。

去年の「いのちのエール」の講演会の日も

電車が止まったほどでした。

昨日の雨に、ランディさんは

「初女さんのエールだね」って言ってました。

会場の方との打ち合わせの時、「初女さんが

亡くなって1年になるのかしら?」と言われて、

私は「2年目になりました」と答えていたのです。

1年と5か月なのに、何だかもっと長い時間が

経っているような気がしてしまったのです。

ランディさんが「直さんは、初女ロスが大きくて、

背中押さなきゃダメなの。それでおむすびやるの」

って言ってました。

有り難いな~そんなふうに思って下さって…

土砂降りの雨に、初女さんを感じました。

初女さんも私の背中を押してくれてるみたいな

そんな気がします。

初女さん、おむすびの時、一緒にいて下さいね。

佐藤初女さんを偲ぶ

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笑いは最強の力

2017-07-17 23:19:03 | 日記

今日、懐かしい友達に会いました。

3人が3人とも大変な思いをしているのに、

なぜかその大変なことを笑いながら話しているのです。

笑いは、最強の力と誰かが言っていましたが、本当に

そうだと思いました。

笑うしかないよね!と言いながら笑ってしまう

そうやって、試練を乗り越えて生きていくんだな~

初女先生も「生きていれば何度でも繰り返し

苦しみはやってきます。

けれども、苦しみは決して苦しみだけに

終わらすことなく、喜びに変えてくれます。」

と言われています。

苦しくて仕方がない時、無理をしてでも笑ってみたら

すこし目の前風景が違って来るかもしれない…

この地球上に声をあげて笑う生きものは、

人間だけかもしれないもの、生きる大きな力として

笑うことが人間に与えられているのかもしれない

今日は、大変な話をしながらよく笑いました。

神さまに「あんたら大丈夫」と言われた

気がしました。

ひょっとしたら「笑う門には福来る」って

苦しみの中から生まれた言葉だったりして…

辛い時には、頑張って笑おう~

 

 

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真っ赤な梅ちゃん、イスキアの梅ちゃんみたい

2017-07-16 23:24:23 | 日記

今、何気なく見た本の間に「いのちのエール」の

チラシがありました。

去年の7月15日金曜日、田口ランディさんが

初女さんのことを語って下さった、あの日から

一年が経ったんですね。

土砂降りの雨と共に、初女さんを感じたあの日から…

あれから色んなことがあって、もう何年も前の

ことのようにも感じます。

今年は、梅干しを漬けるのをやめようと思って

ましたが、青梅を頂いたので初女さんのやり方で

漬けてみました。

手をかけ、時間をかけて梅と向き合っていると

「梅干し」なんて呼びつけで呼べなくて

「梅ちゃん」と、毎日声をかけていました。

外から帰ると、真っ先に梅ちゃんのところに

飛んで行くのです。

朝起きると、梅ちゃんに「おはよう」と

言うんです。変ですよね~

今年はシソの量が少なかったので、あまり赤く

ならなかったので、シソを足さなければと

思っていました。

ふと、初女さんが梅を手のひらにのせて両手で

ころころやると美味しくなると言っていたのを

思い出し、シソと一緒にころころしたら

いいかも~と思いやってみたら、素晴らしく

赤い梅ちゃんになったのです。

イスキアの梅そっくりの…

梅仕事をしていると、初女さんを感じます。

イスキアに吹く風が、ここにも吹いている気が

するのです。

赤くなった梅ちゃんの写真をKさんに送ったら

お互いの梅干しでおむすびを作って、

食べっこしよう!と返事が来ました。

毎年、出来た梅干しを、初女さんに食べて頂いて

いました。

何年か前から合格点がもらえるように

なったと思ったら、初女さんがいなくなって

しまいました。

今年の真っ赤な梅を初女さんに食べて

欲しかったな~

「いのちのエール」のチラシの初女さんが

両手をパットひらいて、こちらを見ています。

「10点満点、合格!」って言っているみたい。

初女さん、今年の梅仕事終わったよ。

目を閉じるとイスキアの庭に干された

真っ赤な梅干しが浮かんできます。

ひと粒づつ裏返して、お日様に当てていた

初女さんの姿が…

手をかけた梅ちゃんは、本当にいとおしいです。

心をかけるとは、手をかけること、手をかけるとは

時間をかけること、初女さんの言葉が心に

ひろがってきます。

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「穴」~ポエタロ

2017-07-15 23:28:27 | 日記

昨日、夢をみました。

私がランディさんに「ランディさんはいいな~

思っていることが、どんどん実現して」と言うと

「直さんだっていいじゃない」と言われ、

「そうかな~」って、私がぼんやり答えている

という夢でした。

夢って、今思っていることが夢になるのかなと

思いながら、やっぱりどこかぼんやりしてました。

出がけに、急に「ポエタロ」をやってみようと

思い、「どうしたらいいのかな?」と呟いて

カードを切りました。

そして出て来たカードが「穴」

「穴」か~そうか穴の中に埋もれているみたい

だものと思いながら、解説書の「穴」を探すと

『宇宙』のタイトルの中に「穴」がありました。

穴が、なんで宇宙なの?と思い読んでみると

『穴は口がひとつあるので真空状態では

ありません。しかし、からっぽと表現を変える

俄然穴は宇宙的な意味を帯びはじめます。

穴は以外にも無限の可能性を秘めて私達の前に

ぽっかり口を開けています。』と書いて

ありました。

穴の中にうずくまっているように思って

いましたが、穴はそういうものゃないんだ!

そして、最期に書いてあった言葉は、

「何もないということは、実は最高の境地

なんです」でした。

穴の中に、膝を抱えしゃがんでいた自分の

イメージが突如、動き出しました。

「穴」も悪くないかもしれない…

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初女さんのご飯

2017-07-13 22:28:16 | 日記

最近、主人がご飯が美味しいと、おかずを先に食べ

最期の一口にご飯を食べるのです。

ご飯を炊くときに、いつも初女さんのことが

思い出されるのです。

炊きあがって蓋を開ける時は毎回ドキドキ

するのです。

初女さんのお米に向き合うときの真剣さは

何年経っても忘れることができません。

初女さんが、どれだけご飯を大切にしていたか…

初女さんのお料理の本に、ご飯の炊き方が

載っているのです。

ご飯の炊き方が載っているお料理の本って

そんなにないと思います。

おむすびもご飯の炊き方が一番なのよ。と

よく言われていました。

イスキアのご飯茶碗は大きかったけれど

美味しいから、よく食べました。

今日私は、出先でてんぷら定食を食べたのですが

とっても良心的なお値段で、てんぷらも

美味しかったのですが、ご飯が残念だったのです。

これでご飯が美味しかったらと、思いながら

食べていました。

初女さんは「ご飯が美味しくなければ、おかずの

美味しさが半減します。

炊き方は特別に気をつかいます。」と書かれて

います。

ご飯は電気釜が炊いてくれると思っている人が

多いんじゃないかな~

お米の給水の状態を見るときの初女さんの

真剣さには、空気を変えるものがありました。

「お米のひと粒ひと粒も生きている『命』です。

その日、その日によってお米の状態も違い

ますから。

ご飯が出来上がるまでの工程をひとつひとつを

慈しみ育むように大切に扱っています。」

初女さんは、慈しむように育むようにお米と

向き合っていたんですね。

凄いな~

森のイスキアのご飯が食べた~い!

明日は、今日より美味しいご飯が炊けるよう

精進します!初女さん



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「漂流ポスト」

2017-07-11 22:47:18 | 日記

今日、ニュース番組で初めて「漂流ポスト」と

いうものを知りました。

陸前高田のカフェ「森の小舎」のオーナーが

震災で大切な方を亡くした人が、その人に宛てて

書いた手紙を預かる取り組みされています。

それが「漂流ポスト」

オーナーの赤川さんは「文字を書いているときは

ほっとする力が出る」と言われていました。

東日本大震災の後、がんばろう日本!や絆という

言葉が合言葉のように日本中を走り、

少しでも早く被災地の方が立ち上がることが

出来るようにと思っていたと思います。

でも、深い深い悲しみは、苦しくて仕方がない

けれど、しっかり向き合わないと、本当に

立ち上がることは出来ないと思うのです。

あの時、私たちは被災地の人たちに悲しみに

沈むことより、復興・復興と言って一歩を

踏み出すことが希望に繋がると思い

それを良きこととして望んでいたのかもしれません

赤川さんは、心をひらけた方はほんの一握りだと

言っていました。

最愛の夫を津波で失い、漂流ポストに夫への

手紙を送ることによって、やっとその死が

受け入れられ、6年経って死亡届を出すことが

出来た方がいました。

悲しみは、頑張りで乗り越えられるものでは

ないのです。

しっかり悲しみと向き合うことしかないのです。

赤川さんは、聴いて差し上げることしか出来ないと

言われていました。

答えはみんな自分の中に持っているのですから

それで十分なんですよね。

  「漂流ポスト」



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時空を超えた繋がり

2017-07-10 23:00:02 | 日記


先日、禅僧のティク・ナット・ハンの番組を観て

生も死もないということが、以前より納得できる

ような気がしています。

私の大好きな佐藤初女さんも星野道夫さんも

私の中に生きているのです。

今日は、星野さんの言葉を欲している自分が

います。

星野さんが亡くなって20年経つのに、星野さんの

存在が、星野さんの言葉が私を励まし続けて

いることに時空を超えたご縁、繋がりを

感じます。

初女さんは、私の細胞の中に生きている、そんな

存在です。

ティク・ナット・ハンは生も死も観念だと

言ってましたが、まだそこまではわかりません。

ただ、初女さんや星野さんが私の心に寄り添い

悲しみ苦しみを生きる力に変換してくれて

いるような気がします。

今日の星野道夫さんの言葉

『人の一生の中で、それぞれの時代に、

自然はさまざまなメッセージを送っている。

この世へやってきたばかりの子どもへも、

去ってゆこうとする老人にも、同じ自然が

それぞれの物語を語りかけてくる。』

『この世に生きるすべてのものは

いつか土に帰り、また旅が始まる。』

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初女さんの梅干し

2017-07-09 21:49:23 | 日記

今年は関東は空梅雨?という感じで

お陰様で、梅が十分干せたので今日、シソを

入れました。

去年はシソを入れたところで安心していたら

カビにやられてしまいました。

今日はシソ入れした後、『梅干しさん

有難う』書いた紙を貼りました。

今朝は息子の大事な試験の日

朝5時半に出かける息子の朝ご飯に

おむすびを結びました。

梅干しは家宝の初女先生の梅干し

息子は、2個をあっという間にたいらげて

出て行きました。

1つ残っていたおむすびを食べたら、梅干しが

おむすびにぴったり合っているのです。

梅干しだけで食べると、ちょっと塩ぱいのに

おむすびに入れると、丁度いい塩加減の梅干し

凄いな~初女先生って

初女先生のお料理の本を見たら、「6月末に

80kgの梅と赤じそが仙台から届いたら、

その年の梅干し作りが始まります。」と書いて

ありました。

80kgとは驚きです。

その梅を干した時には、1つ1つひっくり返す

のです。

梅干しの時期にイスキアを訪れると、

みごとに並んだ梅を返す作業が手伝えて、

それは幸せな時間でした。

先生は『天気の良い日はざるに並べて

日光をまんべんなく当てます。

日ざしだけではなく風も必要です。

こちらが自然に合わせて動く。

何か大きなことを教えられている気がします』と

書かれています。

気づきと学びの初女先生の生き方が感じられる

 文章に、ハッとしました。

『食材が私たちと生涯いっしょに生きていくと

考えると、無造作には作れません。

食材そのものがいのちなんですから、食材を

生かすことに思い至ります。

食材をいのちとしてとらえるか、ただの物として

とらえるかでは、調理の方法も違ってきます。

いのちが生かされるように、慈しむように

育むように作る。

こうすると必ずおいしくなります。

それに、おいしくなければ栄養になりません。

           佐藤 初女  』



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風の声

2017-07-08 22:09:33 | 日記

今日はA子さんと外出!

北鎌倉の「ミンカ」というカフェに行き、

そのあと円覚寺にでも行こうかなと、思って

ましたが、駅を出るやA子さんは猛烈に歩き出し

たのです。

何を言っても直進あるのみ…

途中で疲れて歩道に座り込み、暫くすると

凄い勢いで歩き出すのです。

そして、行く予定など全くしていなかった

建長寺に着いたのです。

お寺に着くや否や、休憩所に飛び込んだのですが

この暑さで、休憩所のクーラーは、少しも

涼しくなく、A子さんがやおら立ち上がり

外へ出るので、後に付いていくと仏殿に入り

手を合わせて合掌しているのです。

そのあと法殿の外にある縁台に腰を下ろすと

心地よい風が吹いていて、自然の涼しさとは

心まで軽くしてくれると実感しました。

A子さんは、その場所がとても気に入った

みたいでした。

A子さんは、私たちと話す言葉は少ないけれど

自然の声が聴こえているのかもしれません。

私たちは、言葉が話せてしまう分、自然の声が

聴こえなくなっているのかもしれません。

A子さんは、気持ちよさそうに木々や風と

お話しているようでした。

気が付けば、2時間半近くそこの縁台に座って

いました。

こんなにぼーっと過ごした時間は久しぶりでした。

風にそよぐ木々を見ているだけで、充分満たされて

来るのです。

風は私の目には見えないけれど、確かに在る

目に見える世界が、限られた世界であることを

知らせているようです。

A子さんは、風とお話しているみたい

風とお話する言葉をA子さんは持っていて

私は持っていない

A子さんから見たら、風と話せない私は

気の毒な人なのかも…

あべこべの世界で見たら、何が本当なのか

分からなくて、面白いな~

指談の響さんが、風の声を聴いてと言っていたな

風の声が聴きたいと、心から思って風に

吹かれてみよう

そうしたら、吹く風のささやきがわかるかも

しれない…


 

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娘たちが結ぶ初女さんのおむすび

2017-07-06 16:35:44 | 日記

何気なく、田口ランディさんのイベント

見ていてびっくりぽん!

10月のことが6月10日にアップされていました。

さすがランディさん、やることが早いです。

10月の初女さんのお誕生日に向けて何かやろうと

集まったのが6月5日でした。

7日と14日に場所の下見に行って…

私は、もたもたしていたのに、あんなに忙しい

ランディさんは、もう一歩を踏み出していたんです。

そういえば、前にランディさんに「直さんは

決まれば早いけど、決まるまでが遅いよね」と

言われ、「ランディさんが早すぎるんだよ」と

言った覚えがあります。

初女さんのおむすびをやるなんて…

私がひるんでいると、「初女さんはいないんだよ

直接、習った私たちがやる時に来ているんだよ」と

ランディさんは、私が大変な状態にあるのを

知っているから、なお更おむすびをやることを

勧めてくれたのだと思います。

ランディさんの優しさに又しても参りました。

今、私の中に初女さんの「真実に生きていれば

道は示される」という言葉が浮かんできました。

初女さんは、娘たちのやることを微笑みながら

見守ってくれているはずだから…

めちゃくちゃハードル高いけれど

初女さん、私 おむすび結びます。

みんなで結びます。

初女さんのおむすびを…






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