~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

初女さんの梅干し

2017-07-09 21:49:23 | 日記

今年は関東は空梅雨?という感じで

お陰様で、梅が十分干せたので今日、シソを

入れました。

去年はシソを入れたところで安心していたら

カビにやられてしまいました。

今日はシソ入れした後、『梅干しさん

有難う』書いた紙を貼りました。

今朝は息子の大事な試験の日

朝5時半に出かける息子の朝ご飯に

おむすびを結びました。

梅干しは家宝の初女先生の梅干し

息子は、2個をあっという間にたいらげて

出て行きました。

1つ残っていたおむすびを食べたら、梅干しが

おむすびにぴったり合っているのです。

梅干しだけで食べると、ちょっと塩ぱいのに

おむすびに入れると、丁度いい塩加減の梅干し

凄いな~初女先生って

初女先生のお料理の本を見たら、「6月末に

80kgの梅と赤じそが仙台から届いたら、

その年の梅干し作りが始まります。」と書いて

ありました。

80kgとは驚きです。

その梅を干した時には、1つ1つひっくり返す

のです。

梅干しの時期にイスキアを訪れると、

みごとに並んだ梅を返す作業が手伝えて、

それは幸せな時間でした。

先生は『天気の良い日はざるに並べて

日光をまんべんなく当てます。

日ざしだけではなく風も必要です。

こちらが自然に合わせて動く。

何か大きなことを教えられている気がします』と

書かれています。

気づきと学びの初女先生の生き方が感じられる

 文章に、ハッとしました。

『食材が私たちと生涯いっしょに生きていくと

考えると、無造作には作れません。

食材そのものがいのちなんですから、食材を

生かすことに思い至ります。

食材をいのちとしてとらえるか、ただの物として

とらえるかでは、調理の方法も違ってきます。

いのちが生かされるように、慈しむように

育むように作る。

こうすると必ずおいしくなります。

それに、おいしくなければ栄養になりません。

           佐藤 初女  』



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