●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査<新刊情報>●「繰り返される宇宙」(マーチン・ボジョワルド著/白揚社)

2017-03-05 11:14:14 | ●宇宙探査<新刊情報>●


 <新刊情報>

 

書名:繰り返される宇宙~ループ量子重力理論が明かす新しい宇宙像~

著者:マーチン・ボジョワルド

訳者:前田秀基

発行:白揚社

 同書のテーマであるループ量子重力理論は、そのアインシュタインの理論を破綻から救い出し、宇宙誕生のメカニズムを解き明かすと期待されているもの。著者のマーチン・ボジョワルドは、20 代の若さでループ量子宇宙論に重要なブレークスルーをもたらした現代物理学界を代表する天才研究者。同書では、そのボジョワルド自らが、第一線の研究によって明らかにされた最新の宇宙像を語り、ビッグバンは始まりではなく、宇宙は収縮と膨張を繰り返してきたとする驚愕のシナリオを提示する。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●宇宙探査●水循環変動観測衛星「しずく」の観測データ、地球上の海氷面積が観測史上最小に 

2017-03-03 14:58:09 | 人工衛星

 JAXAは、水循環変動観測衛星「しずく」の観測データから、地球上に存在する海氷の面積が、1978年の衛星観測開始以降「最小値」になったことを明らかにした。

 JAXAでは、「しずく」のほか、2017年度に打ち上げ予定の気候変動観測衛星「GCOM-C」などを用いて、グリーンランドや北極海氷をはじめとする北極圏環境変動の観測を、今後も継続して行っていく予定となっている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●宇宙探査●すばる望遠鏡、超広視野主焦点カメラ「HSC」による大規模観測データを全世界に公開開始

2017-03-02 17:49:49 | 宇宙

 すばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラ「Hyper Suprime-Cam(HSC、ハイパー・シュプリーム・カム)」で進められている大規模な戦略枠観測プログラム(HSC-SSP)の第1期データが、2017年2月27日(ハワイ現地時間)、全世界に公開された。

 HSCは104個の科学データ取得用CCD(計8億7000万画素)で約1.77平方度の天域を一度に撮影できる超広視野カメラで、すばる望遠鏡の主焦点に搭載されている。

 これは「宇宙の国勢調査」とも言える大規模なデータで、これにより、宇宙の起源とその進化の解明にまた一歩近づくことができる。この美しい天体画像は天文学者のみならず、一般の方も利用することができるようになっている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●宇宙探査●「HAKUTO」のクラウドファンディング、支援人数296名、支援金額680万円を突破

2017-03-01 13:24:31 | 月面探査

 民間の力で月探査を目指す「HAKUTO」は、2月21日からクラウドファンディングを開始したが、3月1日現在、支援人数296名、支援金額680万円を突破したことを明らかにした。
 
 HAKUTOの活動の今後のスケジュールは、以下の通り。

        2017年春頃~   :月面探査ローバー製造完了・日本での最終試験

        2017年8月頃~  :月面探査ローバーのインドへの輸送

        2017年12月28日 :月面探査ロケット打ち上げ!

        2018年~         :月面着陸・ミッション開始

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●宇宙探査<新刊情報>●「宇宙に『終わり』はあるのか」(吉田伸夫著/講談社)

2017-03-01 11:24:59 | 天体観測施設


 <新刊情報>

 

書名:宇宙に「終わり」はあるのか~最新宇宙論が描く、誕生から「10の100乗年」後まで~
 
著者:吉田伸夫

発行:講談社(ブルーバックス)

 「138億年」は、始まりにすぎなかった! ビッグバンから「10の100乗年」後の未来まで、最新科学が宇宙の全史を解き明かす。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする