●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●日本スペースガード協会、ロシア・チェラビンスク隕石落下の研究会開催

2014-02-27 11:13:44 | 地球
 日本スペースガード協会は、3月14日~15日、国立天文台三鷹キャンパス(東京)において第6回スペースガード研究会“地球衝突関連天体研究会~ロシア・チェラビンスク隕石落下1周年記念~”を開催する。

 2013 年2 月15 日にロシア・チェラビンスクにおいて、直径約20m の天体が秒速19km で大気突入し(0.5 メガトンTNT 火薬相当)、強烈なエアーバーストにより7000 戸以上の建物が被害を受け、2000 人近くの人々が負傷した。

 落下した隕石は、小惑星イトカワと同種のLL タイプ・コンドライトと判明し、惑星間軌道についても詳しく分かってきた。現在、1 万個以上の地球近傍天体(NEO)が見つかっているが、チェラビンスク隕石のような100m サイズ以下の小天体の多くは発見されておらず、スペースガードの観点からも地球衝突危険性天体(PHO)の発見は、急務となっている。

 今回のスペースガード研究会では、ロシア隕石落下1周年を記念して、「チェラビンスク隕石」と「地球衝突関連天体(NEO、隕石、流星など)」および「スペースガード」に焦点を当てた研究交流を行い、天文・惑星科学の分野に限らず、多技に渡る研究分野から参加が見込まれている。

日時:2014年3月14日(金)、15日(土)

場所:国立天文台 三鷹キャンパスすばる解析棟・大セミナー室

主催:日本大学理工学部、国立天文台、宇宙航空研究開発機構、日本スペースガード協会

共催:日本流星研究会、彗星会議

テーマ:チェラビンスク隕石に関する研究
    隕石、流星、惑星間塵、スペースデブリなどの地球衝突関連天体の研究
    小惑星、彗星などの太陽系小天体についての研究

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ●宇宙探査●ハクト、月面探査... | トップ | ●宇宙探査●JAXA、GPM主衛... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

地球」カテゴリの最新記事