ダイモン(東京都大田区、中島紳一郎社長)は、2021年秋に、自社開発の月面探査ロボット「YAOKI」を、米国の民間企業のアストロボティック・テクノロジー社の月着陸船「ペレグリン」に搭載し、民間で世界初の月面探査を目指す。「YAOKI」は、NASAの月輸送ミッション「CLPS」に日本で初参加となる。
「YAOKI」は、超小型、超軽量(約500g)、高強度を兼ね備えた探査車型のロボットで、短期間に何度も月面に送り込むことが出来る。
さらに、2024年、NASAの月面開発プロジェクト「アルテミス計画」において、フットワークの軽い「YAOKI」はその先陣として、モビリティシステム分野での貢献を目指す。
そして、「YAOKI」は、2028年頃から始まる月面基地の建設において、それを支える役割を目指すことにしている。