あんかつ先生月に吠える

月のあばたに対して色々感じたこと書いてみます。

捻れ国会の意義と今後!?

2008-09-13 10:11:29 | 政治
福田首相が9月1日に突然辞任して一週間が過ぎた。

自民党は専ら新総裁選びに入り、9月上旬に招集する予定の国会も新総裁選出後に

麻生、与謝野、小池、石原、石破氏など七氏が立候補の届け、立候補の意思を表明している。

それにしても各人の立候補の意図は何処にある

しかも捻れ国会の状況は変わらない

選ばれた自民党総裁も、日本の出口無しの状況をどう打開して行くかの政界再編成を

視野に入れない限りはその政治的指導力の発揮は福田首相にも増して厳しくなる。

その展開の構図、制作を国民に明示しないままでの総裁選は何度か見た茶番劇にすぎない。

ある雑誌が自民党・民主党全衆議院議員419名に実施したアンケートでは

自民党議員の政策志向の分布は規制緩和から格差是正まで、大きな政府から小さな政府、

これが可能か否かは極めて問題だが集中しているのとは大分異なる

つまり、この事実は自民党が与党だからこそ、政策よりも権力・利益によって

集まる集団になっている証明で、小泉郵政選挙で有象無象の選出の現れでもある。

つまりは自民党の長い間の政権与党の位置がこの現象を作っている。

国民のこれへの反省が先の参議院議員選挙で民主党を第一党にしたのでは

結果捻れ国会となった。

これは日本の政治に新しい風、政権交代による政治の緊張感が必要との国民判断の産物では

そしてこれが安倍・福田首相を辞任に追い込んだ。が、先日のNHKのアンケートでは

突然辞任の無責任首相を選出した自民党の支持率が福田首相の辞任依頼数%上がり、44%に

民主党は下がって24,5%担っている。何故

今日本の政治に一番大事なのは行き詰まった経済を立て直し、

国民生活の安定プログラムを示して、検索する力を持つ政治家・政党を選び、作ること

つまり、国際社会の枠組みを理解、内政の課題を先取りし、指導力のある、

フットワークの良い政権与党を作ること

それにはやはり、政界再編成が

その契機に、現状は頼りなさはあるが民主党への政権交代も必要

自民党のお祭り総裁選挙で本質を忘れないよう


9日記