赤い靴日記  (子宮頸がん ステージ3bから20年)

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『ニュー・シネマパラダイス』

2010-07-06 11:28:03 | 映画
『ニュー・シネマパラダイス』
1989年 
イタリア・フランス

監督 ジュゼッペ・トルナトーレ
キャスト トト       サルバトーレ・カシオ→リオ・レオナルデ→ジャック・ペラン
      アルフレード フィリップ・ノワレ
      エレナ     アニェーゼ・ナーノ

映画好きな少年トトは、町の映写技師のアルフレードと仲良くなる。アルフレードが火事で失明した後、トトは子供ながら映写技師として映画に携わる。 しかし、恋に落ちたエレナとも引き裂かれ兵役に行かされ、戻ってみるともうトトのいる場所がなかった。 アルフレードは「ローマに行ってやりたいことをやれ。町のことは振り返るな。」という。その言葉通り30年トトは映画監督として成功し、アルフレードの葬儀に町に戻ってくる。そしてアルフレードの形見は、昔教会の検閲で切り取られたキスシーンをつなげたフィルムだった。

いい映画だった。 少年期のトトが可愛い。 最後のフィルムについていろんなブログとか批評とかでは、教会の云々しか言っていないけれど、あれは、アルフレードとトトの間で、「フィルムはトトの物だけど、アルフレードが保管する。だから映画館にはもう来るな。」と言った時のあの約束という印象が強い。なんでみんなあの約束に感動しないんだろ?そこがネタばれだから?でも、、、、別に最後のネタばれでもないし・・・。
映画の繁栄と衰退の背景や、社会的な背景、人物の気持ちの流れ、説得力があって、いい。

うん。こういう映画好きだな。
コメント (2)
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