書象展、大人の事情で、『枕草子』改め、高適の五言律詩の漢詩になりました。
『送劉評事充朔方判官賦得征馬嘶』
征馬向邊州 征馬 辺州に向かい
蕭蕭嘶不休 蕭蕭として嘶いて休まず
思深應帯別 思いの深きは応に別れを帯びたればなるべし
聲断為兼秋 声の断ゆるは秋を兼ねるが為なり
岐路風将遠 岐路 風将に遠く
關山月共愁 関山 月共に愁う
贈君従此去 君に贈る 此従り去らば
何日大刀頭 何れの日にか大刀頭
旅人を乗せる馬は辺境の町に向かって
悲しい声で嘶くことを止めない
深い思いは きっと別れの辛さを帯びているからにちがいない
その声が消えてなくなるのは 秋の気配が加わっているからだ
今分かれ道にいて 君は風と共に遠くゆく
境の山に月が上り 月も我らと共に哀愁を込めている
君にこの言葉を贈ろう ここから去っていったならば
いつの日にかまた 帰ってくるだろうか
大刀頭というのは、大刀のつかがしらのことだそうだ。そこには環がついていて、この輪のことを「かん」と言い、その「かん」と同じ音の「還」の字を連想する。「還」は「帰る」と言う意味、だから、「何れの日にか大刀頭」というのは、「いつの日にか帰ってきて来いよ」という思いを表しているらしい。
この漢詩を和漢調和体で書きます。
ひぇ～～～！書けるんかい？！
がんばろうっと。
『送劉評事充朔方判官賦得征馬嘶』
征馬向邊州 征馬 辺州に向かい
蕭蕭嘶不休 蕭蕭として嘶いて休まず
思深應帯別 思いの深きは応に別れを帯びたればなるべし
聲断為兼秋 声の断ゆるは秋を兼ねるが為なり
岐路風将遠 岐路 風将に遠く
關山月共愁 関山 月共に愁う
贈君従此去 君に贈る 此従り去らば
何日大刀頭 何れの日にか大刀頭
旅人を乗せる馬は辺境の町に向かって
悲しい声で嘶くことを止めない
深い思いは きっと別れの辛さを帯びているからにちがいない
その声が消えてなくなるのは 秋の気配が加わっているからだ
今分かれ道にいて 君は風と共に遠くゆく
境の山に月が上り 月も我らと共に哀愁を込めている
君にこの言葉を贈ろう ここから去っていったならば
いつの日にかまた 帰ってくるだろうか
大刀頭というのは、大刀のつかがしらのことだそうだ。そこには環がついていて、この輪のことを「かん」と言い、その「かん」と同じ音の「還」の字を連想する。「還」は「帰る」と言う意味、だから、「何れの日にか大刀頭」というのは、「いつの日にか帰ってきて来いよ」という思いを表しているらしい。
この漢詩を和漢調和体で書きます。
ひぇ～～～！書けるんかい？！
がんばろうっと。
がんばれ～っ！応援しています。
調和体は、漢字と平がなや片かなが混じってるんです。
だから、今回は書き下し文を書くんです。
大きさは、35x135くらいかな。
がんばりま～す。
「枕草子」が変更「送劉評事なんたらかんたら、、」おうなにはついてゆけない世界になりましたけど、でもちゃんと読みました。読んだだけです。そうなんです。
高校の授業だったら、、、たぶんおうなはウトウトと眠ってしまったかも、、、
でもこの「もなちゃん講座は違います。 最後の「何日大刀頭」 何れの日にかまた還ってくるか、いやきっとまたお目にかかれますよね、きっとネ。
環に還の思いを込めて使われている言葉があるのですね、なんて「漢語」は奥が深いのでしょう！ 素晴らしいです。
「もなちゃん講座」ありがとうです。
メアリーアンちゃん しばらくでした。 おうな昨年夏りあるお引越しをしました。ジイチャ８５歳、おうな８０歳 記憶装置が錆びついて準備しながら、皆忘れ、片づけているのか、探し物をしているのかさえ判然としない毎日が続き、おうなは「物忘れ外来医」に駆け込んだり、てんやわんやの日々でした。
結果 現在二人ともぼんやりしながらも生きておりますからご安心を。
でも 終わってしまえば これもまた良い体験でありました。今度のところもご近所さんがみな優しくしてくださいます。とてもありがたい毎日ですよ。
コロナ肺炎 早く終息できないものかと祈っています。
もなちゃん ありがとうね。またまた軒下お借りしました。
お引っ越しも楽しんでしまうおうなさんの心の余裕。
素敵です。
とかく決められたことをあたふた過ごしがちですが、おうなさんみたいに、のんびりいろんな事を受け止めながら、しかも、好奇心旺盛に生きていけたらなって、思っています。
師匠！もなみも後に続かせてください。
軒先をちょいとお貸しください。
おうなさ～ん
暑い盛りのお引っ越し、ほんとうに大変なことでしたね。今は落ち着かれ、お元気そうで何よりです。
その決断力と実行力、私も見習っていかねば！自宅で元気に長く過ごせるよう、断捨離整理整頓すべくちょこまかと動いております。そして、のんびりまったりの日々を目指します！