赤い靴日記  (子宮頸がん ステージ3bから20年)

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謙慎展 李白の詩

2023-12-05 15:21:50 | お習字

謙慎展は今年二八(2尺×8尺)の大きさなので、5行140字です。

長い!書いても書いても終わらない。

李白の詩を7首

・陪侍郎叔遊洞庭醉後

剗却君山好 君山を剗却するが好し

平鋪湘水流 湘水を平鋪して流れし

巴陵無限酒 巴陵無限の酒

醉殺洞庭秋 醉殺す洞庭の秋 

・送陸判官往琵琶峡

水國秋風夜 水国秋風の夜

殊非遠別時 殊に遠別の時に非ず

長安如夢裏 長安夢裏の如し

何日是歸期 何れの日にか是れ

・九日龍山飲

九日龍山飲 九日龍山に飲めば

黄花笑逐臣 黄花逐臣を笑う

醉看風落帽 醉いては看る風の

舞愛月留人 舞いては愛す月の

・九月即事

昨日登高罷 昨日登高罷み

今朝更擧觴 今朝更に觴を擧ぐ

菊花何太苦 菊花何ぞ太だ苦しき

遭此両重陽 此の両重陽に遭う

・杜陵絶句

南登杜陵上 南のかた杜陵の上に登り

北望五陵間 北のかた五陵の間を望む

秋水明落日 秋水落日明らかに

流光滅遠山 流光遠山に滅す

・靑溪半夜聞笛

羌笛梅花引 羌笛梅花の引

呉溪隴水淸 呉溪隴水清し

寒山秋浦月 寒山秋浦の月

腸断玉関情 腸は断つ玉関の情

・獨坐敬亭山

衆鳥高飛盡 衆鳥高く飛んで尽き

孤雲獨去閑 孤雲獨り去って閑なり

相看両不厭 相い看て両に厭わざ

只有敬亭山 只だ敬亭山有るのみ

 

インプットするのだけでも、フ~疲れてしまう。

これは、以前先輩の方が作品にしたものをお借りして、原案を作り、先生にお手本を書いていただいたもの。

本当は昨年の読売展に出すはずだったけれど、メンタルが崩れて断念した。

李白にしては「酒」が一回しか出てこない。

「歸」「舞」辺りが、メインとなるかな。がんばります。

 

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2 コメント

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大作! (メアリーアン)
2023-12-09 12:08:28
2尺×8尺ってセンチに換算すると、およそ60センチ×240センチ?みなさんが、このサイズの条幅紙で出品なさるのですね。見事、壮観!頑張ってセイノッ⊂(^・^)⊃フレー\(~0~)/フレー でも体調にだけは気をつけて取り組んでくださいね。
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Unknown (もなみ→メアリーアンさん)
2023-12-09 12:21:11
メアリーアンさん こんにちは。
そうなんです。大きいんです。
でも、謙慎展の理事の中では下っ端なので、1番小さいサイズです。
もっとみなさん畳くらいの大きさのを書いてらっしゃるんですよね。
スゴい‼️
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