評論でも古文漢文でもない「活字」が読みたくて、空き部屋になっている息子の部屋をあさっていたら ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』があったので読み始めた。しばらくこんな本読んでいなかったから、なかなか先に進まなかったけど、ちょこちょこ読む内に夢中になってしまった。ドミートリー・イワン・アリョーシャの三兄弟にはまった。なんとか上巻を読み終わったので、息子に電話して「中と下巻はどこ?」と聞いたんだけど、「あれ読んだの?オレは難しくて半分行かないで挫折した。」という。根性なしめ!まぁ50才になれば分かるようになるよ。とは思ったものの、さて、文庫本とはいえ新しい本を買ってくるのももったいない。どうせ息子もブックオフかなんかで 買ってきたのだろうから、と今度古本を買ってくることにした。
んで、次に買ってくるまでの間何かないかな~っと。三島由紀夫の『金閣寺』を読むことにした。なんて読みやすいんだろう。流れるようにストンと喉をすり抜けて心に落ち着く。洗練された言葉の風は日本文学の醍醐味だ。また三島にはまりそう。
んで、次に買ってくるまでの間何かないかな~っと。三島由紀夫の『金閣寺』を読むことにした。なんて読みやすいんだろう。流れるようにストンと喉をすり抜けて心に落ち着く。洗練された言葉の風は日本文学の醍醐味だ。また三島にはまりそう。