JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

次は考えます My day in Copenhagen / Jean-Pierre Como

2022-10-10 11:54:19 | 聞いたけどCDわからない


ジャンーピエール・コモの新しいアルバムが出ので、ちょっと躊躇するところはあったが買ってみた。ヨーロッパのファースト・バーシストになりつつあるのThomas FonnesbaekとドラムスにNiclas Campagnolを従えてのトリオ・アルバムだった。
棚にはコモのアルバムが7枚残って(?)いた。

録音で古い順に並べると1989年の「PADRE]でさかのぼって買ったものだった。  

  

2001年の「storria」か2004年の「scenaario」で嵌ったのだと思う。

   

コモの魅力は当時「クリアーな音と流れるような高速フレーズ」で大好きになっていた。

この後、花のジャケットの、何ともムード・音楽みたいのを作って、これはつまらないので売ってしまった。
その次の2010年の「REPERTOIRE」はちょっとムード変わったけれど何とかコモ・らしさがあった。(Aldo Romanoに助けられたかも)



そして2013年の「bolero」あたりからコモがずいぶんと変わったと思い出した。



とても素晴らしいフレーズと勢いを持っていたのに、アリャどうなっちゃったのと感じたピアニストが何人かいる。(名前は書かない)コモも少し変だと思い出していた。

2016年の「Express Europa」は1995年の「Express」を軟弱に焼き直したものだったし2020年の「My Little Italy」vocalのWALTER RICCIのアルバムみたいだった。

  

そんなんで今回躊躇はしたものの、昔のコモを期待して、今回も買ってみたわけです。

まずは今回の選曲、ほとんどスタンダード、自分のグループではないからオリジナルをリハできなかったのかもしれないからかもしれないけれど、ちょっと新鮮さにに欠ける内容とも思える。
1曲目” You and the night and the music”を大人しめにはじめて、ピアノ・ソロ、ちょっとコモらしいところがみえて、ベースのフォネスベック、こちらは安定したうまいソロをきかせてという始まり。2曲目”You don't know what love is”3曲目”Oleo”4曲目”Stella by Starlight”これ名曲メロディに頼りすぎじゃないか。頼りすぎといえばいいところはほとんどフォネスベックが演っていて、完全にベースにアルバムお願いしている感じ。バンマスだったらバンマスらしくしてほしい。若い人の力をかりると、頼るでは意味が違う。
最初に書いたコモの魅力というのはほとんど感じない。
まだそれほどの歳ではないのに、3作続いてこうだから、次はじっくりと考えて付き合っていきます。

My day in Copenhagen / Jean-Pierre Como

Jean-Pierre Como (p)
Thomas Fonnesbaek (b)
Niclas Campagnol (ds)

1 You and the night and the music
2 You don't know what love is
3 Oleo
4 Stella by Starlight
5 Triste
6 Leading to…
7 My one and only love
8 Bye bye Blackbird
9 Lover man
10 Starry sea
2022年作品
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天の星雲のように ANDROMEDA'S MIYSTERY / David Doruzka,Piotr Wylzol Jeff Ballard

2022-10-08 15:46:15 | 聞いてますCDおすすめ


ポーランドのピアニスト、ピヨトール・ヴィレジョウと最初に出会ったのはリーダーではなかったので、その名前で追っかけなかったけれどづっとうまいと唸らされる。
その最初がと応じ「風のささやき」とタイトルだれた、ベースのAdam Kowaskiのアルバムだった。



2001年の録音でその関係は続いていて2013年には「for you 」という素晴らしいアルバムを出している。



この流れがあるからWylzol Piotrの自分のグループが後になってしまったけれど、同じメンバーで2006年には自分の名を冠した「Pietr Wylezol piano trio
2009年には「Children's Episodes」を出して二つに路線がそれぞれ素晴らしい。

  

そのピヨトールがs参加した新しいアルバムが出たので、これはぜひという感じで買ってみた。
ドラムスがJeff BallardでギターのDavid Doruzkaという人とのトリオ、だからまた別の路線になるのだろうか、3人の名前を冠しているので、対等なグループ仕上がりなのだろう。

ピアノ。ギターの変則にフェンダーも使用するので2曲目、”No Electricity”とタイトルとは逆なエキサイトなエレを聴かしてくれてこの方向も一つに出来るのではと思ってしまう。
次の3曲目”Sweet Farewell”もフェンダーの音で始まるけれど、こちらは落ち着いた気分の曲。4曲目はJeff Ballardのドラム・ソロに始まってアコピとギターが絡み合っていく曲で、アルバムすべて3人の持ち寄りで、リハもしっかり合わせたことが感じる緊張感の保った演奏。
Jeff Balladのドラムスがとても効いていて、ちょっとテリエ・リピダルを思わせるDavid Doruzkaがいて、Piotr Wylezolがまとめているというような感じだ。
ジャケのこの写真の意味合いはわからないけど、実際にはこんな人たちが演っている。



サウンドのイメージどんなかなと考えていたら、ジャケの裏の写真がぴったりと思った。言葉でむずかしいけれど、天体の星が降っているような感じ。エレの使い方も面白くていい。

   

Piotr Wylezol,1976年生まれだからまだ若い、今回新しいサウンドにも挑戦し、能登の流れもすばらしいので、今後も注目のピアニストだ。

ANDROMEDA'S MIYSTERY / David Doruzka,Wylzol PiotrJeff Ballard

David Doruzka (guitars)
Piotr Wylezol (piano, fender rhodes, synthesizer)
Jeff Ballard (drums)
Recorded on June 5th, 2021

1. From The Farthest Sky To The Deepest Sea
2. No Electricity
3. Sweet Farewell
4. All My Tomorrows
5. Lone
6. Andromeda’s Mystery
7. Chorale (In Memory Of Tomasz Stańko
And Edward Vesala)
8. Murky Waters



ヴィド・ドルージュカ、ピョートル・ビレゾウ、ジェフ・バラードという国際色豊かなトリオによる、シンセが特徴的な現代的ジャズ作品が登場。
チェコ出身の鬼才ギタリスト、ダヴィド・ドルージュカ(1980 年生まれ )。
バークリー音楽大学を卒業し、欧米を拠点に演奏活動を続ける。
2004 年にケンドリック・スコットを迎えたギタートリオ作品をリリースするなど、インターナショナルに活躍。
世界初のポーランド・ジャズ・ピアノ コンピレーションとして話題を呼んだ「ポーランド・ピアニズム」にも採用された、ポーランドのトップピアニスト、ピョートル・ビレゾウ。
ジェフ・バラードは1963年9月17日生まれ、米・カリフォルニア州ニューポートビーチ出身のドラマー。
80年代から90年にかけてレイ・チャールズと演奏し、ニューヨークへ渡った後、チック・コリア、パット・メセニー、アヴィシャイ・コーエンやジョシュア・レッドマン、ブラッド・メルドーらとのユニットで活躍。
2021 年の春、旧友であった 3 人が新しい音楽を録音するためにバンドを結成。
アナログの電子楽器、シンプルなメロディー、複雑なグルーヴにより、新旧のサウンドとアプローチを融合させ、現代の世界を特徴づける独自のシナジーを生み出すことに重点を置き、摩訶不思議なジャズ
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花は18

2022-10-06 17:15:33 | 
  
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ファイナル・ツイスト ジェフリー・ディーヴァー 著 池田真紀子 訳

2022-10-04 21:59:56 | 


「ネヴァー・ゲーム」で始まった賞金稼ぎ(?)コルター・ショウ・シリーズは前作「魔の山」につづいて、今作「ファイナル・ツイスト」で三部作完結。
ディーヴァーのリンカーン・ライムが多くの仕掛けが盛り込まれた、謎に満ちたストリー展開なのとちがって、こちらはアクション路線が強いシリーズになっていて、映画のようなところがある。
とはいってもディーヴァー、ちゃんと仕掛けはあって、ほら仕組まれたというのがちゃんとあるから楽しい。
今回図書館から意外と早く届いた。途中米国の政治史みたいなところがあって、ちょっと詰まったけれど、後半は快調にとばしてくれた。
コルター・ショウと相性がいいのか、この後も早いペースで続いてくようだ。リンカーンも出ているのでそれはそれでいいのだけれど、もう一つのキャラクター、心理戦のキャサリン・ダンスが2016年が最後だからこちらも是非一つお願い。

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vocalを残す。 ダイナ サラ カサンドラ ペギー

2022-10-02 14:12:00 | 聞いてますCDいいと思う
義兄はvocalものが結構好きだった(特に女性)ようで、結構の枚数があった。こちらはあまり得意でないので知らないアルバムがほとん。
今回処分するにあった手、でもいくつかとっておこうと思う。
vocalはほとんど聞かないといっても、この前TOKUのアルバムを買って記事にした。ビリー・ホリディのLPだってエラのLPだって持っている。ダイアン・クラークのCDも何枚かあるし、数えれば50枚ぐらいにはなるかもしれない。今回はこれ持っててもというのをいくつか選んだ。

まずはこれは持っててもいいかなという2枚。

まずダイナ・ワシントンとサラ・ヴォーンのアルバム。

    

「 Dinah Jams」              「Sara Vaufhan」

面白いのはともにエマーシーのアルバムで1954年8月と11月に録音されたもの。バックのミュージシャンがおもしろくてどらもすがマックス・ローチとロイ・ヘインズだったりハロルド・ランドのテナーとかハーブ・ゲラーのあると、ハービーマンのフルートなどが参加している。この2枚そのバックで選んだ(もちろんヴォーカリストがメインだけど)2まいにともクリフォード・ブラウンが吹いているのが良い。
「Dinah Jam」の方は20時間に及ぶジャム・セッションのうちダイナ・ワシントンが参加している部分が納められているから、完全にジャズ演奏。
「Sarah Vaughan」の方も名盤で8曲め”septenber song"ブラウンとサラはこの演奏で覚えている。

次の2枚はこれは普通に買っていてもおかしくない2枚。カサンドラ・ウィルソンは一つ上を行くシンガーだけれど、ピアノのジャッキー・寺損のトリオをバックに歌っている。(2曲はピアノ・トリオ)テラソンの方も好きだった。(若い時)声wが録音された1997年も好きだったから全然問題ない。
そしてもう一枚はカサンドラがマイルスにリスペクトして作ったアルバムで、知ってはいたけれど聞いていなかった。
今回聞いてみて、これは当時買うべき重要アルバムだったなと思った。とにかく1曲目”Run The VooDoo Down”の出だしからびっくりした。

   

「RENDEZVOUS 」           「traveling miles」

そしてあと2枚、こちらはおまけみたいなんだけれど、ペギー・リーを持って行ってもいいかと思って選んだ。一つはデッカでのアソロジーであの”Black Coffee”に”Johnny Guitar”が聞けるからと選んで、どうせならもう一枚とこちらもいいかなと加えました。

            

 「Peggy Lee Black Coffee and other delights」    「BASIN STREET EAST」

ペギー・リーは全部聞くかはわからないけれど、なかなかゆったりもする。このごろ、ミュージシャンを選んでネットで自動配信するのを聴いているので、ヴォーカリストも加えてみるかな。






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