義兄のCDを整理していたら、バート・バカラックのアルバムがあった。どうやら再評価された1998年4月のライヴ・音源だそうだ。
バカラックが登場して、なんとセンスのいい音楽家だと思ったのが1967年ごろ、ディオンヌ・ワーウックの「小さな願い」や5ディメンションの「up・up・underway」を聴いた時だった。それまで接していたサウンドとまるで変っていた。
ジャズを聴き始めていたけど、こちらも好きでLPを買った。ディオンヌの方は1枚目を姉にとられて、こちらは2枚目になった。
ということで1998年のこのコンサートは、再び評価の高まった70歳の時のTV・ライヴ・ショーの模様です。
1928年生まれで現在94歳というこうれいだけれど、彼の作った曲たちが彼の周りを取り巻いているような気がして幸せだ。
このコンサート、彼を敬愛するミュージシャンが断わるわけはなく、そしてTVショー予算でよく作った、という顔ぶれなのだろう。(知らない人が実は多い)
1番目のシェリル・クロウの”悲しみは鐘の音とともに”がいい。この曲5ディメンションで大好きで、大人になってこれのアルバムを買ったほど好き。
ということで、楽しいショーが続いてディオンヌが出てきて当然というか、とても落ち着く。
ということで何とも心が喜ぶアルバムであった。
いつまでもお元気で。
ONE AMAZING NIGHT / BURT BACHARACH
01. One Less Bell To Answer - Sheyrl Crow
02. All Saints - All Saints
03. God Give Me Strength - Elvis Costello
04. Baby It's You/A Message to Michael - Chrissie Hynde
05. What's New Pussycat? - Mike Myers
06. Anyone Who Had a Heart - Wynonna
07. Raindrops Keep Fallin' On My Head - Ben Folds Five
08. They Long To Be Close To You - Barenaked Ladies
09. The Windows of the World/What the World Needs Now - Luther Vandross
10. Wives and Lovers - David Sanborn & George Duke
11. Walk On By/Say A Little Prayer/Do You Know the Way to San Jose - Dionne Warwick
12. Alfie - Burt Bacharach