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知っているということ VARIETY IS THE SPICE / THE LOUIS HAYES GROUP

2013-12-13 21:44:59 | 聞いてますCDおすすめ


ショップで棚を見ていると店内で流れている曲が好きな曲で、アレンジがカッコいい。なかなか良いピアノだし誰だろうと店員さんに聞くとディスプレーされているいくつかのアルバムからセレクトしたののこと、ジャケをみたらその曲はこのアルバム、ジャケットだけは記憶にあるアルバムで拾ってみた。
ピアノはハロルド・メイバーンだった、リダーはホレス・シルバーのところにいたルイス・ヘイズベースはセシル・マクビーでした。

クラブ・シーンで人気が出たアルバムらしいですが、知らなかった。クラブも侮れません。ピアノのメイバーンも人気ありますがあまり接点はありませんでした。ここでは輝くピアノでこれも良い。
2曲目では懐かしくレオン・トーマスのかたりから、口笛とフルートの絡みが面白い。
3曲目が“スターダスト”このアルトの人知りませんでしたがミンガスのところのチャールズ・マクファーソンみたいに
ストレートにバップです。
4曲目がストアで流れていた“What's Goin' On”タイナーみたいなモーダルなピアノで良いなと思っているとアルトが大好きなメロディを吹いて、このアレンジがカッコ良い。
この曲1971年に出たマービン・ゲイのアルバムの曲、素晴らしいアルバムでした。アルトもとてもうまく吹いていると思ったら、この人がリーダーとなってヘイズとメイバーンなんかといっしょに1977年にはタイトル曲にしたアルバム出しているのです。ですからこれは再演、得意ナンバーなのでしょう。
7曲目は“My Favorite Things”これはメイバーンとのピアノ・トリオ、これも大正解。一寸音の線と音程不安なアルトが入らないで良かった、とてもモーダルな楽しめる演奏でした。

といって一番はリーダーのルイ・ヘイズまったくへヴィーではないけれど小気味よいあの手この手で実にカッコイイ、古いアルバムだけれど知らないのと知っているのでは一寸差が出るかもしれません。


VARIETY IS THE SPICE / THE LOUIS HAYES GROUP

Alto Saxophone, Flute– Frank Strozier
Bass– Cecil McBee
Congas– Titos Sompa
Drums– Louis Hayes
Electric Piano, Piano [Acoustic]– Harold Mabern
Percussion– Portinho
Producer– Norman Schwartz

1. Kelly Colors
2. Little Sunflower
3. Stardust
4. What's Goin' On
5. Invitation
6. Nisha
7. My Favorite Things
8. Dance With Me
9. A Hundred Million Miracles

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