JAZZ最中

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遠い地のドキュメント Silk And Salt Melodies / Louis Sclavis

2014-11-22 10:01:17 | 聞いてますCDおすすめ


ルイス・スクラヴィスの新しいアルバムにBenjamin Moussayの名前があるので、うれしくなって買ったけれど、考えてみたら2年前の前作「SOURCES」にもギターとピアノがいっしょだったのに忘れていた。でも続いているのはかってくれているからだろうとうれしくなります。

キーボードの音とソリチュードのようなクラリネットでスクラヴィスの世界が始まるという感じです。
2曲目、浮遊感のあるネグレン・リと似ているGilles Coronadoのギターは前回も参加していたのですね、結構このアルバムで弾いて注目ですか。
3曲目、ピアノソロで始まりますが、センシティヴで美しく哀愁があって、この1年でも指折りのピアノだと思います。後半がブルースみたいになるのも面白い。
4曲目、異民族の中にいるような緊張感がかもされる曲、このアルバム題名からみてても、異教徒の通商の道沿いの物語なのでしょうか。スクラヴィスはアフリカに行ったり、民俗学者か探検家をまたにかけた音楽家で雰囲気ではどっちが本職などと感じてしまいますが、雰囲気は濃く漂います。
5曲目ギターで始めてクラのユニゾン、パーカッションは入っていないベースの感じを出しています。ギターとクラの相性がとても良い感じ、ピアノは後半アグレッシブなソロになります。
6曲目、7曲目これも結構アグレッシブな雰囲気の曲調で、これもスクラヴィスならでしょうか。
8曲目ではキーボードのソロになったりで変化もついて、とても個性のあるスクラヴィスが遠い地を探索したドキュメントを読んでいるようです。


Silk And Salt Melodies / Louis Sclavis

Louis Sclavis (cla)
Gilles Coronado(g)
Benjamin Moussay(p,key)
Keyvan Chemirani(perc)


1. Le parfum de l’éxil
2. L’homme sud
3. L’autre rive
4. Sel et soie
5. Dance For Horses
6. Des feux lointains
7. Cortège 」
8. Dust And Dogs
9. Prato plage


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