JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

絵画とチェロと好青年

2014-10-19 18:13:40 | 大川美術館
昨日は久しぶりに車でオクサンの田舎に出かけました。夜にあるパ―ティーに参加するためです。
途中、昔いったお蕎麦屋さんに、とても有名なみせで修行に行くようなおみせですが、場所は移転して今回がはじめて。



久しぶりでおいしかった。大盛り頼んでしまったら量がこんなに多かったっけと驚いた。



夏休みにも行った美術館は大好きなところで、そこでは今、難波田龍起という人の企画展が行われている。夏に来てもいいなと思っていたら、そこでパーティーがあると委員をしている義姉にさそわれた。
第24回「美のパーティー」というそうです。



4時半からはじまるので、前もって企画展を見ようとついたのがこの美術館。



展示の初めは初期の作品でヴィナス、1935年の作品



でだんだんと作風がかわってきて作品12



抽象画のこのような作風でなかなか素晴らしい。



「線の乱舞」



「海神の詩」



「街」




私はこの絵が気に入りました。“ファンタジー”


実は4時半からは絵画に囲まれた展示室でエンターテイメントが行われていて、今年はチェロの演奏だそうでそれもあって誘ってくれたのでした。演奏は撮影禁止なのでいつもお開演前写真、絵画に囲まれて演奏者が凄いエネルギーですと言っていました。



チェロを弾くのは横坂源というまだ28歳のチェリスト、知らなかったけれど実はすごい経歴です。後で書くけれどこの人が凄い好青年、まず強調しておきます。

2002年日本のチェリストの登竜門日本ビバホーム・チェロコンクールで史上最年少15歳で1位、2010年にはミュンヘン国際コンクールで2位、第十五回出光音楽賞をとっているという凄い人なのでした。

サントリー・ホールから貸与されている300年ぐらい前のイタリアのチェロをもって登場です。
一番前に座ってしっかり見ました。

曲目は“バッハの無伴奏1番”、黛敏郎の“文楽”カサドの“鳥の歌”途中どんなチェロの楽器の説明やどんな練習をしているのかなんて話もあってとても楽しい、質問ありますかなんてきかれたけれど、恥ずかしくてとても喋れたものではありません。(実はこの後は別)

アンコールに“白鳥”と“G線上のアリア”を演奏してくれました。

そしてそのあとは親睦パーティー、この美術館を支援する人たちが100名ぐらい参加でワインや料理は食べ放題、大分いただいて気がおおきくなあるから、横坂源君が食事している部屋に、もう気が大きくなっているから平気で生意気いえる。
チェロを初めて3か月というととてもうれしそう、彼は4歳からチェロをしているそうで、この年の私と並べば私のほうが先生に見えるとか馬鹿なことを言ってもとても優しく受け答えしてくれます。
4歳からチェロをやっていれば、力が入ったりしないでしょうね。“文楽”という曲は緩急というか、制と動がそれも日本の和声などがくみあっわさってすごいえんそうだったけれど、あれで力入れないんでしょうねと質問すると、やっぱり永遠のテーマだそうで、丁寧に答えてくれました。

ということで、凄い好青年で素晴らしいチェリスト、しっかれ握手をしたから、かえってきて練習するとうまくなっていた。(うそ)

こんな好青年なのです。ぜひ応援をしてあげましょう。


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