ピーター・アースキンの保有するウエザー・リポートの音源をアルバムにしてリリースするという情報をきいたのは2年ぐらい前じゃないだろうか。
販売予定日もきまったようで、それからショップにいくと必ずウエザーのところをみるけれど一向にない。
それが出るとなったので申し込んだらこんどはきっちりと届きました。こりゃ驚いた、ってこのごろ驚き過ぎか。
だいたいウエザー・リポートはLPで付き合っていたじだいなのでCDはあまり持っていない。持っていないLPをたまに買うくらい、そうでもファンだから解散後幾つか買っています。
解散後オフィシャルに出だこのアルバムはこれはもちろん購入しました。
あとはブート、どうやらブートは7種類ぐらいでているようですが、欲しくなるのはもちろん1978-1981年のあのグループの演奏です。持っている一枚はだいぶ以前にかったもの、今年の9月には同じ時期のに会って買いました。
音があまりよろしくないので、なんだかな~と思っていたら今度のアルバムです。
何とCDが4枚、これは凄い、CD4枚に28曲うれしいことにそのうち15曲が日本での録音です。そしてその録音の良さに驚きますが、音源はいずれも、ウェザー・リポートのPA・ミキシング・エンジニアリングを担当していたブライアン・リズナーが録音していたというから良いのは当然、まさにビックサプライズです。
まずはCD2から聞きます。なぜかというと東京での演奏、1978年と1980年これどちらも生に見に行っているからです。厚生年金と芝郵便貯金だと記憶しています。特に1978年の方が凄かった、人生であった最高のコンサートの一つです。(あと一つはキースの雨の読売)
大阪での録音が10曲で東京のものが5曲で一寸残念ですが、それが“ Three Views of A Secret”“Birdland”“A Remark You Made”“Black Market”だから充分です。
見に行ったときもこんなカッコしていたからこの演奏がみたのもだと信じます。
その1曲目がエリントンの曲をショーターとザヴィヌルのデュオ、これちょっと忘れていましたが、次の“バートランド”まさにこれだと思います。一曲はさんで“ A Remark You Made”
で確信です。まさにサプライズ。もうこの記事の題はアースキンに「感謝」以外ありません。
CD1のもどって大阪の2曲目、ショーターのソロでまさに当時にタイムスリップします。6曲目こちらは厚生年金ホールこれも覚えています。7曲目の“BadiaBoogie Waltz”ジャコのベースパターンにザヴィヌルのキーボード、パーカッションとシンセが一体になっていって、こんなブギウギ・ワルツきいたことない、凄い。
9曲目ジャコのソロにシンセがかぶさるのも初めてきいた感覚、感激です。
CD4の3曲目“Black Market”が東京での録音、東京の5曲をきいてただけで満足だけれど、そこに素晴らしい大阪録音が加わります。それ以外のアメリカ、イギリスのが引けをとるかというとそんなことは全然ない。新鮮なブギウギ・ワルツがきけたのだから大感激。
もう一度ピーター・アースキンとザヴィヌルの息子トニーに感謝しておきたい
WEATHER REPORT THE LEGENDARY LIVE TAPES:1978-1981
Disc 1 THE QUINTET 1980+1981
*QUINTET
JOE ZAWINUL
WAYNE SHORTER
JACO PASTORIUS
PETER ERSKINE
*QUINTET
JOE ZAWINUL
WAYNE SHORTER
JACO PASTORIUS
PETER ERSKINE
ROBERT THOMAS,JR.
1978年-1981年 録音
1. 8:30
2. Sightseeing
3. Brown Street
4. The Orphan
5. Forlon
6. Three Views of A Secret
7. BadiaBoogie Waltz
8. Wayne Solo
9. Jaco Solo (Osaka 1980)
Disc 2 THE QUARTET 1978
1. Joe and Wayne Duet (Toyko 1978)
2. Birdland
3. Peter's Solo
4. A Remark You Made
5. ContinuumRiver People
6. Gibraltar
Disc 3 THE QUINTET 1980+1981
1. Fast City
2. Madagascar
3. Night Passage
4. Dream Clock
5. Rockin' In Rhythm
6. Port of Entry
Disc 4 THE QUARTET 1978
1. Elegant People
2. Scarlet Women
3. Black Market
4. Jaco Solo (Osaka 1978)
5. Teen Town
6. Peter's Solo (Osaka 1978)
7. Directions
マイルスの未発表は食傷気味で手を出していませんが、WRは少ないので、欲しいですね。
ブートは音が?なので。
前回のofficialも良かったですよね。一曲目でぶっ飛びでした。
世の中には表に出ていなかったけれど人々を十分に驚かせるものがあるものなんですね。
このアルバム,出る,出ると言われながら,なかなかでなくてやきもきさせられましたが,待った甲斐がある演奏とはこういうものだと思いました。これらの音源も結構ブートで聞けるものだったと思いますが,それでもこうしたかたちで正式にリリースされ,多くの人の耳に触れる機会が増えたことは素晴らしいことですよね。
それにしても,凄いグループだったということを改めて思い知らされたアルバムでした。
ということで,TBさせて頂きます。
TBありがとうございます。こちらから行かなければ行かなっかったともおもいますが、この時期いろいろ忙しくて申し訳ない。
そしてこのアルバム、私的には、永い時期を経っての興奮アルバムになりました。
貴殿と私ではちょっと時期がづれますが凄いグループ確認というのも面白いかと貴殿のコメントで感じました。