チャーリー・ヘイデンに関しては結構アルバムも買ってきたし、ショップの棚も見るようにしてきたけれど、知らないジャケのアルバムを見つけました。
ジャケのメンバーに、ラルフ・タウナーの名前ひっくり返してみるとなんとシンセでの参加、あとはロベン・フォードを知っていて、1988年の録音のようです。
それにしてもひどいデザインのジャケ、中のジャケでも同じ写真、これは一寸意味が解りません。
ライナーにもヘイデンの経歴だけでなんの解説もない。
それでも試聴すると1曲目、結構激しく始まった後のロベン・フォードのギターがかなりカッコイイ。この人トム・スコットのバンドにいたころ聞いていたけれどその後は忘れていました。
LAエクスプレスのころはフュージョンだったけれど、ここではブルース系のギター、これがロックティストもあってかなりカッコイイ。それで買いました。
とおして、あまりヘイデンは目立たない、というかほとんどギターが良いところ持っていてしまうところがありますが、良く聞き込めばヘイデン節じゃ健在というところでないでしょうか。
ロベン・フォードのファンには間違いないでしょう。
と言うことで、ヘイデンとしては知らないアルバムだったので検索したら、1990年に2曲目の“Koputai”と言う曲をタイトルにしたアルバムとしてITM pacificというところからリリースされていました。そちらは“Haiku”“Pilars”という別の2曲が入って行って、今度のアルバムのタイトルとなっている“HELIUM TEARS”と言う曲はありませんでした。
“HELIUM TEARS”というタイトルからこのジャケットななこ、これが解らない、80年代後半の虚脱感という感じなのでしょうか、でも音楽からはそうとも感じませんでした。
ご意見をどうぞって、このアルバムを買う人は少ないか。
HELIUM TEARS / CHARLIE HADEN
Charlie Haden - Bass
Jay Clayton - Vocals
Robben Ford - Guitar
Julian Priester - Trombone
Jerry Granelli - Synthesizer, Drums
Ralph Towner - Synth
Denny Goodhew - Alto Sax
1. In the Moment
2. Koputai
3. I Could See Forever
4. Julia's Child
5. One Day at a Time
6. Helium Tears
7. 23rd & Cherry
現在もこのアルバム売ってますね(http://www.amazon.co.jp/Helium-Tears-Charlie-Haden/dp/B00NAKWDJ8/ref=sr_1_50?s=music&ie=UTF8&qid=1433552940&sr=1-50&keywords=CHARLIE+HADEN)
ヘリウムって・・・北アメリカの天然ガスに多く含まれているらしいですが、そのあたりと関係あるのでしょうか?、いずれにしても聴いてみたくなりました。
このジャケ、空しさは感じますので、その点すぐれているのかもしれません。
このアルバムショップにならんでいまして熱帯より安かったからそちらから購入が良いと思います。
曲者好き?には良いアルバムです。