アンドレ・ポッザのデビュー作は清浄にして艶やかな素敵なアルバムでしたから、次のアルバムも迷うことなく購入しました。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20070118
ところがライブ録音でバランスがひどく悪く、ベースとドラムスの音が悪く残念に思ったものでした。
新作は2007年10月英国で録音されたアルバム、ベースとドラムスが変わっています。
このベースは同じ会社から出たアルバムでも一緒に演ったメンバーです。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20070509
1曲目4ビートでストレートに始まります。
デビュー盤ではあまりアレンジに凝らない感じでしたが、このアルバムかなり凝ってきた感じです。
2曲目“Just In Tame”のおなじみのフレーズを後にまわしたアレンジです。
ベースのソロは特にうまいわけではありません。ドラムスは一寸遅らしてリズムをとるタイプ、あまり好みでありません。
5曲目オーネット・コールマンの曲ですが、ドラムスのリズムが古くさいし、6曲目も遅れたタイミングで粘っこい。
ポッザってサイドあまり気にしないでガンガン弾くタイプになってき様に感じます。
8曲目はスローなテンポで美しいロマンチックな曲、このようなきれいな曲が私は良いと思います。
ベースも変なほめ方だけど、アンプ感がなくナチュラルな音は好感が持てます。
9曲目アレンジが重い感じで、私としてはデビュー盤のイメージが強く、又そこが良いと思っていたので、残念です。
とても人気が出てきたピアニストですから、そしてピアノ自体はとてもよいので、これからも聞いていくことには変わりません。
Love Walked in / Andrea Pozza
Andrea Pozza(p)
Nicola Muresu(b)
Shaney Forbes(ds,per)
1 .Love Walked In
2. Just In Time
3. Gull's Flight
4. Bells
5. Blues Connotation
6. Silent Work
7. Sweet And Lovely
8. Crazy She Calls Me
9. Get Happy
10. Orson
ちょっと期待はずれの作品でした。
楽しかった北海道の思いでが何度も戻ってきて、来年も行きたい状態が出来てしまいました。
Pozzaは人気のピアニストですので、不満を書く事は、書くほうにも不安が生まれますが、同感というご意見にほっとしているところです。
これから急激に季節の変化が訪れるのしょうね。
季節の楽しさをbossoさんのところで見ています。