まんざら知らない人ではないオラシオさんが監修するチェシチ!レコーズの第4弾だそうですが、販売元のDで500円で売っていた。500円じゃなくても買ったとおもうけれど、定価は2,800円になっていたからどうゆう理由だろうか。まだでたばかりだからDのサービスだったのかもしれません。
ポーランドのRGGというピアノ・トリオが国民的作曲家シマノフスキの楽曲を素材にした曲とオリジナルからなるアルバムです。チェシチ!レコーズの第1弾「 リュミエール」はピアノとベースのデュオで大好きなアルバムになりましたが、こちらもなかなか奥深いアルバムに思います。
一寸とっつきはにくいところがあるけれど、JAZZとかクラシックとか考えずに立ち向かうのが一番いいと思う。
1曲目美しいと感じたら正解で、そう感じるまで待ってからアルバムを通して聴くと良いと思います。
私シマノフスキの原曲を知りません、ですからrggのアレンジがどう変えているのかなどわからないので、どうこうと書いてはいけないのですが、感覚的に書いてしまいます。
思い浮かべたのが美術手法のコラージュ、あの切り貼りして一つの完成体をつくっていくあれ。このアルバム聴いていると、原曲の美しいハーモニーのつらなりとかメロディとかが重なったり、ひっくり返されたり、折られたりしながら一つの曲になっていくようです。
シマノフスキの素材をつかったコラージュ集。
szymanowski / rgg
Lukasz Ojdana (p)
Maciej Garbowski (b)
Krzysztof Gradziuk (ds)
2013年作品
1. Etude Op. 4 No. 3
2. Prelude Op. 1 No. 3
3. Grey Swans
4. Mazurka Op. 50 No. 5
5. Countup
6. Variations in B Minor Op.10
7. Prelude Op. 1 No. 8
8. Series
9. Prelude Op.1 No.1
10. Mazurka Op.50 No.1
11. Mazurka Op.50 No.7
12. Lausanne
13. Psalm IV
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