JAZZ最中

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名前だけでも Soul Tango Invasion / Zisman&Fulgido

2015-02-08 23:13:00 | 聞いてますCDおすすめ


JAZZの棚でTangoの文字をみつけると、買ってしまうけれど今回は別の理由もあって買いました。「Soul Tango Invasion」とはまさにど真ん中のタイトルです。

リーダー二人はまるで知らない人ですが、別の理由とはBilly Cobham、昨日のアンドレ・セッカレリが元気なドラムを叩いていたのはうれしくなるけれど、このビリー・コブハムはもう一つ年上。名前が載ってるアルバムは名前だけで欲しくなってしまいます。
日本では大隅さんが同じ年です。74才になっているアルド・ロマーノも新しアルバム出しているて、このような人たち何ともカッコ良いということで買いました。

1曲目、ガット・ギターのリズムに乗ってバンドネオンのメロエィ、エレキ・ギターをオーバーダブさせて、それほど斬新なサウンドではないけれど、悪くはない。
2曲目は同じピアゾラの“Libertango”メロディはフリューゲル、バンドネオンのあとのフリューゲルのソロが良い。と思ったらこの名前懐かしいです。大好きなアルバム「ESTATE」の人でした。エレピも良い。
フューチャリングで若い二人以外の4人があがっていますから、4人の力をかりてつくった幸せなアルバムなのでしょう。
若い二人はどうやらスイスで活動している人たちのようです。



二人とも特出したテクを見せるというわけではありませんが、気心の通じているのが解るプレー、ギターがウエスみたいに弾いたり、ロックを聞かせたり微笑ましい。

4曲目、ガット・ギターが美しく弾き始めて、哀愁あるバンドネオン、ギターの人の曲だけどこの人の曲がポップで良い。
5曲目、エレベのリズムで始まってロック調、ここでコブハムが切れのあるドラムス、変わらないコブハム・ドラムスがうれしい。
6曲目はアルゼンチン・タンゴ風7曲目もギターの人の曲で、ここでは哀愁あるCarusoも聞かせて、こちらは昨日と違ってしっとりして星プラス。
8曲目がバンドネオンの人のこちらはロック調。
最後はギターの人のフォークがはいった爽やかな感じで終わります。

名前だけでも買ってしまいましたが、思いのほか楽しめるアルバムです。

Soul Tango Invasion / Zisman&Fulgido

Michael Zisman, bnd
Sebastien Fulgido, g/voc
Matthieu Michel, flg
William Evans, kbds
Wolfgang Zwiauer, b
Billy Cobham, d

1. Escualo [Soul Tango Version]
2. Libertango
3. Dia Que Me Quieras
4. Fratello
5. In the Box
6. Milongology
7. Caruso
8. Rock On, Mike!
9. For Both of You

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