JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

Quiet Corner a collection of sensitive music

2021-09-13 15:25:37 | 


HMVのフリーペパー「Quiet Corner」をまとめたディスク・ガイドの2州が出た。1冊目が2014年の発行だったので7年ぶりだそうだ。7年前この本を手に取った記憶はあるが実は買っていなかった。
今回両方を注文した。ネットで買い物をするようになって、ポッと押すだけ、現金もいらない(自分の口座からおちているのにね)というので決定ハードルが下がっているというようなもあるけれど、この本を手に取って感じていることがある。
この本最初の方(1号と呼ぶ)には心を静める音楽集とあり、今回のは(2号)日常に寄り添う音楽集とある。
7年前はまだ現役最中、日常に追われている感は今よりあったし、せわしく、せっかちな決め方をしていた。(今となって思う)完全リタイアして、物事をゆったりと感じるという事を身に着け始めているように思う。そのような時に、このディスク・ガイドは実にガイドとなってくれるような気がした。そして事実、大いに楽しんでいる。持っているアルバムを聞きなおしたり、いくつかの発注をして、それが良い。
そんなことで、この本を使っていくつか記事を書くことにしよう。

まず”はじめに”で書かれているこの本の主旨を見てみよう。

ジャンルに縛られないことをモットーにしているので、選んだ作品は国や年代も超越して様々であり、各省のテーマもあえて抽象的な言葉で表現している。
情報がスピードを時代だからこそ、ひと時歩みを緩め、穏やかな音楽に耳を傾けたい。(1号)
“美しい叙情と詩情に満ちあふれた音楽”というコンセプトで音楽が大好きな人にとって、この本が「これもどうですか?」とそっとおすすめする役割になれたら本望だ。(2号)

という事で心穏やかになるアルバムが約400枚ずつ紹介されている。
とてもオシャレな発想の本は良いけれど、引退老人にはちょっとハードルが高い。ある感覚ごとに紹介されているわけだけれど、その分けた項目が、はじめに書いてあるように横文字で、抽象的な言葉になっていて、そこで頭を使う。たとえば”Trav’lin’Light”という章がある。これはどのようなまとまりなんだろうかと考えなければいけない。
そこで又気が付いた。ゆったりとした日々を楽しむのだから、まずこの横文字のタイトルに邦題をつけることからはじめて、そのタイトルごとのアルバムを知ることにしよう。その分けたタイトルごちに自分が持っているアルバムを見つけて、自分の傾向を考えるのも楽しいかもしれない。
という事でⅠ号と2号のタイトルをまず日本語にしようとしたのだけれど、結局見た人はどんな音楽家わからないだろうな。それでも引き続いて持っているアルバムなんかを当てはめていくとすこし解るような気がするから、これから何回かお付き合いください。
まずはタイトルの問題、付けられている横文字のタイトルとそれに見合う邦題、英語能力はかなり低いので間違いあったら教えてください。

1号



1 Viento,Luz,Agua
”風、光、水“

2 Fairy Sings Love Suite
妖精は恋の組曲を歌う

3 Intimate Dialogue
親密な対話 

4 Trav’lin’ Light
旅している光
 
5 A Hazy Sade of Winter
冬の散歩道  

6 In a Mellow Tone
メローな音で

7 Musique d’Ameublement
家具のような音楽

8 Conversations with Myself
自己との対話
9 Night Dreamer
夜の夢人

10 Soft Meditation
穏やかな瞑想

11 Here’s That Rainy Day
雨降りの日

2号

2号

1 Ma Fleur
マフラー 

2 Windfall Light
美しい光  

3 Still Life
静物 

4 Color de Verano
夏の色

5 So Long, Frank Lloyd Wright
フランク・ロイド・ライトに捧げる歌

6 Polka Dots and Moonbeams
水玉模様のドレスと月の光

7 Small folky Talk
繊細なフォークの声

8 Born to Be Blue
ブルーになるために生まれた 


9 Always By Your Side
いつもそばにいる ( 寄り添う音楽)

10 The Chill Air
冷気

11 Crystal Silence
澄み切った静寂











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