全く知らない人たちだけれど試聴したら面白い。それでショップに行ったけれどまだ入っていない。残念と思っていたら日本にも入ってきたようで手に入れた。試聴ではアンサンブルの人数も楽器もわからなかったけれど4人とは驚いた。
試聴でチェロの音域でなっているのでそのような楽器かと想像していたけれどちょっと違っていた。
スウェーデンの民族楽器で、ニッケルハルパというらしい。リュートみたいでな形だけれど、弓で弾くようです。
こちらがこのアルバムのリーダーのマルコさん。
この弓楽器にハープとかはぷしこーどという弦をひっかく楽器とヴォイスなどが組み合わさって、これが想像以上の調和が出ているのが驚きです。
アルバムと試聴だけでは楽器が想像つかないのでちょっと調べてみました。
まずは知っていたハプシコードとスクエア・ピアノ。
これは、この鍵盤がベースを安定させているのかもしれません。
次がJew's harpという楽器で、唇に含んで指でビンンビンはじいて音出す楽器。カントリーとかでも使っているのを見たことがある。
声をちょっと古典音楽のように聞こえるアンサンブルに使えることも驚いた。
次にovertonee singingとあって喉歌とある特殊な歌唱法のヴォイス。
この人はハープも弾いている。
このアンサンブルで1曲目、ハプシコードの和音とチェロのようなアルコとハープが組み合わせってまさに、古典音楽のような響きがなおかつ新鮮になっているのが素敵です。リーダーになっているマルコさんの曲というのも驚きです。
このあとJew's Harp のああそう響くのというような使い方とか、ヴォイス、音自体とか組み合わせの響きとがとにかく面白い。
楽器好きのひととかワクワクするだろうし、曲自体もまとまりと落ち着きがあってこれはよかった。
音楽を聴いているときに、ああ秋が近いなと感じるアルバムがあるけれど、今年はこれで感じることができました。
Resonances / Marco Ambrosini Ensemble Supersonus
Harpsichord, Piano [Square Piano] – Eva-Maria Rusche
Jew's Harp – Wolf Janscha
Kantele [Kannel] – Anna-Liisa Eller
Nyckelharpa – Marco Ambrosini
Overtone Voice [Overtone Singing], Harp – Anna-Maria Hefele
01. Fuga Xylocopae
02. Rosary Sonata No. 1
03. O Antiqui Sancti
04. Erimal Nopu
05. Polska
06. Ananda Rasa
07. Hicaz Humayun Saz Semaisi
08. Toccata In E-Minor
09. Fjordene
10. Praeludium - Toccata per l'elevazione
11. 2 Four 8
12. Ritus