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サブサーフェイス・スケーティングクロール

2009-07-30 | swim&lifting
僕のイメージするTIクロールを言葉にするとこんな感じ

『サブサーフェイス-スケーティングクロール(水面直下を滑るクロール)』


■サブサーフェイス?

サブサーフェイス(水面直下)って言葉は、釣り(特にフライフィッシング)の世界では良く使われる言葉で、ほとんどが沈んでごく一部だけが水面にかろうじて出てる状態をさします


ボウフラ(蚊のサナギ)が蚊(成虫)になる時って、水面で羽化するのですが、ボウフラが水面直下に張り付いて、水面上に背中だけだして、しばらくすると背中が破れてそこから蚊が出てきます

その背中が破れる前の状態が、サブサーフェイス

蚊にとっては最も無防備で危険な、お魚にとっては食べ放題な状態
僕ら釣り人にとっても、上手く真似したフライを作れば釣れまくる魅力の状態です


だから、サブサーフェイスって言葉はその響きだけでも魅力的なのです(笑)



クロールでは、頭を沈めた状態(後頭部の一部は水面上)をイメージして言葉を使ってます

息継ぎの時にも、ホンの一部しか水面上に出ないイメージ



ホントはTIでも、サブサーフェイス(=頭を沈めること)が重要ではないんだと思います

脚を上げた抵抗少ない姿勢でバランスするための、初心者向きな手段が、頭を沈めることなんだと思います


でも、僕の中でのカッコイイTIクロールのイメージは、サブサーフェイスなんです



自分はというと、左息継ぎで水面上に出すぎてしまうのが課題です

以前よりは大分良くなりましたが、まだまだ

金魚が空気吸うように、スレスレで息継ぎしたいなぁ


■スケーティング?

そのまんまTIドリルの名前ですが、TIでは何を表してるネーミングなんでしょうか?

アイススケート?
スキーのスケーティング?
クロカンスキー?


僕自身は、スキーのスケーティングをイメージしてこの言葉を使います

スケートだと、エッジが短くピッチも速いので、今ひとつイメージが合いません


スキーやスケートのスケーティングは逆ハの字に足を出しますが、クロールの手も同じで、逆ハの字型に斜めに滑る意識で泳いでます

水平逆ハの字ではなく、斜めの逆ハの字

それが正しいのかはわかりませんが・・・



ここ半年、TIクロールのドリルをたくさんやって、かくクロールからスケーティングクロール(滑るクロール)へ改造出来た気がします

滑るのは気持ちイイですね


最近はタイムも気にならなくなって、『いかに滑れるか』が自分の満足度の基準になりました



タイムも距離も気にせず、『滑り』を感じながらゆっくりゆったり泳ぐ

今はそういうのが楽しくなりました


泳ぐこと自体を楽しめてる気がして、少し嬉しいです

(ちっとも速くならない言い訳とも言います(笑))


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