高山清洲・世界平和 人類みんな兄弟

世界平和に導く為の語録

放射能汚染は、関東圏で静かに進んでいます!

2011-11-22 12:48:11 | 有害食品

関東圏で恐れていたことが現実になろうとしています!

                                                                                                                                                                                                                  関東圏は、子供が住んではいけない場所になってしまおうとしています。本来は政府主導で集団避難するしかないのですが、政治家は誰もそれをわかっていない。むしろ知りたくないと思っているのでしょう!                                           日本政府は、子供たちの年間被曝量の上限を、それまでの1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに突然引き上げた。 政府が指定した避難区域には、関東は入っていない。   だが原発から北西方向の汚染が特にひどいのは周知の事実であり、関東圏も危ないのではないかという懸念は早くから囁かれていた!

福島のようにまんべんなく放射線量が高いのではなく、いわゆるホットスポット(突然数値が高くなる場所)があちこちに隠れているのが関東圏なのです。政府が『安全だ』と言い張るから住民の危機意識が非常に低い。そのことがなおいっそう事態をより深安全でないことに住民が気付けないのは、放射能汚染が「目に見えない」ゆえの恐怖なのです。そして目に見えないのをいいことに、対応を先延ばしにするのが、今の日本政府の常套手段となっていることが危険なのです!

関東圏4,000万人強の国民が居住していますが、政府は何の対策も講じようとはしていません!                                                                          「国が何もしてくれないなら、自分たちで考えて動くしかない」

こうして日本政府の対応が遅れているときに、国際環境NGOのグリーンピースが福島の放射線被害状況の調査に入りました。土壌や野菜、海産物の汚染状況を調べました。その結果、放射線量が依然として高く、人口も多い福島を含む関東圏を「特別管理地域」と指定し、汚染度の高い地区を除染するなど適切な措置を早急にとることを日本政府に通達しましたが、この要請を政府は全く無視してしまいました。                   現在は学校の校庭や幼稚園、保育園の園庭の土壌汚染ばかりクローズアップされていますが、校庭・園庭が大丈夫ならいいのか。                              

たとえば通園路や通学路はどうなのか、近くにある公園はどうなのか、子供たちが普通に生活するなかに、様々な危険が潜んでいます。

日本政府が適切な情報発信をしないこともあり、関東圏の汚染実態は、いまや世界各国の関心事となっています。

公園を調査対象にしたのは理由がある。福島県は国の安全基準である38マイクロシーベルト/時を上回る放射線量が計測されたとして、424日、県内の5つの公園に「11時間以内」の利用制限を出した。その後の調査で基準値を下回ったとして、すべての公園で利用制限が解除されたのが、調査前日の66日だった。

「そもそも、38マイクロシーベルト/時という数値は年間20ミリシーベルトの高い被曝限度を前提に算出されており、適切とはいえない。本来は利用制限どころの騒ぎではないのです。子供の健康に直結する公園は厳しくチェックすべきなのです」

公園の隅に盛られた土の塊やトイレの裏の排水路など、数値が高いと予想される場所を調査していく。使用している測定器はチェコ製で、価格は日本円で約120万円。放射線の総量測定に加え、放射性物質の核種も特定することができる。

盛り土の計測値は12マイクロシーベルト/(以下、測定値はすべて/)だった。数値の大きさに緊張が走る。公園の隅にあった枯れ葉の塊からも、12マイクロシーベルトを計測した。

「本来、汚染された枯れ葉はドラム缶などに詰めて20年、30年と管理しなければならない。焼却処分は放射性物質が広がるので論外です。こうして放置された枯れ葉が風で舞い散ると、汚染が拡大することになる」

 さらに深刻な測定値が続く。トイレ裏の雑草が生えている地面は11マイクロシーベルト、トイレ入り口の排水路付近に至っては15マイクロシーベルトを計測した。同行していた地元の保護者は、驚きを隠さずに語った。

「小さい子供は、土や葉っぱが積み上がった場所に引き寄せられるように行きますよね。水たまりで遊ぶのも好きですから、枯れ葉や水まわりで高い数値が出たのはショックです。国や行政が安全だと言い張っても、もう公園で遊ばせる気にはなりません」

 もう一つ、調査チームが重視したのは、この公園で検出された核種だった。セシウム134、セシウム137に加え、コバルト60が検出されたことを、測定器は示していた。

「コバルト60は自然界に存在しない人工の放射性物質で、半減期が53年と長い。60km離れた福島市で検出されたことは、原子炉のメルトダウンによって一定量のコバルト60が放出されたことを証明する、重大な事実です」

調査チームが公園にいる間は、一般人は近寄ろうとしなかった。ところが調査が終わると、母親に連れられた幼児がすぐにブランコで遊び始めた。母子は、自分のすぐそばにホットスポットがあることを、もちろん知らない。

政府が「健康被害より風評被害」を強調してきたことで、国民が健康被害を過小評価している現実がある。特に子供や妊婦に関しては、周囲も含めて危険性を認識することが必要不可欠となる。

「見てください。校庭の土を除染する横で、いつも通り授業をしている。どう考えても矛盾しているでしょう。でもこれが、国と行政の対応なのです。すべてが場当たり的で、長期的な展望がない。今いちばん必要なのは、子供たちを安全な場所に避難させることなのです」

歩道の線量を測っていく。泥や落ち葉が蓄積した側溝で線量が高くなる傾向があるので、重点的に調べる。側溝は平均で約2マイクロシーベルトだった。                 本来、住宅地の線量は01以下だ。連日のように福島の「高レベル汚染」が報道され、私たちの感覚も徐々にマヒしている。国が定めた38マイクロシーベルトという基準は、けっして「安全」を意味していない。 

「一般的に汚染度が高いのは、植物の生えているところ、土がむき出しの地面、コンクリートやアスファルトの順番です。そしてもっとも危険なのが、雨どいの排水口の下なのです。それが溝などに繋がっていればまだマシですが、地面に垂れ流しになっていると危ない。屋根に降り積もった放射性物質が雨で流され、排水口の下にたまるんです。そこが土の地面だったり、植物が生えていたりすれば、数値はより高くなる。だが、関東圏の人々はその事実をほと

園児が保育園に通うために、普通に歩いて通る道の脇に、基準値の9倍を超えるこのホットスポットがある。もちろん、この事実は氷山の一角にすぎない。関東圏の他の多くのエリアが、同じ状況に晒されている。それはもはや疑いようのない事実だ。                

放射能は、高圧洗浄機で除染しても数値は3割から5割しか下がらない。取り除いた表土もビニールシートをかけて保管していますが、どう処理するのか見当もつかない。       汚染された物質をいつまで敷地内に置いておくのか。国は早く対処法を示してほしい。不安と緊張の中にいる現場の気持ちを、少しでも分かって欲しいものです!

関東圏の親の心情は、いくばくのものか・・・・誰もサポートしてくれない。子供に何もしてやれない。子供に危険が迫った時、守ってやれないのは親として悲しく切ないことです。今は、その現実を目のあたりにしています!                                       世界最悪の放射能汚染は、今、この瞬間も、静かに進行しています!

 

 


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