ある40代女性の生活

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iPad発売: 「キンドル」「リーダー」との3強 普及するでしょうか?

2010年01月30日 08時52分09秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「電子書籍端末 「本命」争い」という記事がありました。

アメリカのアップル社が、1月27日に電子書籍を読む端末「iPad(アイパッド)」を発表しました。

音楽をインターネットで購入し、「iPod(アイポッド)」で聞いたように、本もインターネットで内容だけを購入するようになるのでしょうか。

アップル社は、インターネットで電子書籍を販売する「iBookストア」も開設しました。
音楽を買えた「iTunesストア」の書籍版です。

電子書籍を読む専用端末は、アマゾン社が開発した「キンドル」が最初でした。
次に、ソニーが「リーダー」を発売しました。

どちらも、紙の本に画面を似せた「電子ペーパー」タイプでした。

「iPad」は、パソコン画面(液晶画面)で、カラーです。
日本での反応では「まな板みたい」とも言われる大きさもあり、外付けキーボードもあります。

出版社は、電子書籍を大きなチャンスと考えていて、電子端末の開発競争に注目しているということです。
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記事によると、2008年の日本の電子書籍の86%は携帯電話向けで、「ケータイコミック」が大部分だったのだそうです。

若者を中心に、音楽はインターネットで入手しiPodで聞くように、本や雑誌も内容だけをインターネットで購入し、iPad等で読むようになるのでしょうか。


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新聞: アメリカ、ヨーロッパ、中東新聞 インドで制作 人件費

2010年01月30日 08時26分40秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「米欧紙 インドで紙面作り 人件費安い国外への外注進む」という記事がありました。

アメリカやヨーロッパの新聞各社は、人件費を安く抑えるため、インターネットを使いインドで紙面を制作しているのだそうです。

インドのニューデリー郊外にある「マインドワークス社」は、アメリカ、ヨーロッパ、中東等の約50社の新聞紙面作りを請け負っています。

アメリカの新聞を担当するチームは、時差の関係で、夜勤になります。

約100人の編集者、デザイナーは、全員がインドの英語媒体で記者や編集者を経験したり、大学でジャーナリズムを勉強した人たちです。

20~30代が中心で、実は「アメリカに行ったことは一度もない」のです。

インドの英語は、イギリス英語が基礎で、アメリカ英語にはなじみがありません。
野球も、インドでは一般的ではない等、違いも大きいです。

事前に、1~2カ月の研修を受け、アメリカ流の紙面作りやアメリカ文化を学びます。

記事のリストは、顧客会社からインターネットで送られ、編集ソフトで加工します。
優先順位や記事の扱い、注意点などは、ネットの「チャット」(リアルタイムのおしゃべり)で指示されます。

1、2カ月の経験で、顧客が求める紙面作りができるようになるそうです。

世界新聞協会の2009年の調査では、59社から回答があり、
  編集を一部でも外注している新聞社  36%
  2年以内、または将来、外注する新聞社 7%

請け負う会社は、インドが目立ち、2008年は32億円(3500万ドル)の市場規模でした。
新聞の部数、広告収入の減少で、今後も増えると予想され、潜在市場は100倍と見積られています。

インドの新人編集者の平均年収は、約136万円(1万5千ドル)で、アメリカの中小都市と比べて約7割と安く、3~4割のコスト削減になるということです。
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電話を通じたサービスは、地価や人件費の安い地方や外国に移しているというのは聞いたことがあります。

新聞紙面の作成まで、新興国(インド)に外注しているのですね。

添えられた写真では、インドの青年たちが、パソコンの隣にウェブスター辞書等も置き、記事の見出しを考えていました。


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