昨日の朝日新聞に、「経団連会長に米倉氏 国際派の住友化学会長」という記事がありました。
経団連の御手洗会長(キャノン)の後任に、米倉弘昌さん(住友化学会長)が決まったのだそうです。
財閥系企業からは初めてで、国際経験が豊富な点が評価されたためとのことです。
1月23日、日本経団連は、次期会長を決め、発表しました。
現在の御手洗冨士夫会長が、5月に、2期4年の任期を終えます。
5月の定時総会で、米倉・新会長が就任する予定です。
米倉弘昌さんは、東京大学卒業後、1960年に住友化学工業(現在の住友化学)に入社します。
2000年に社長、2009年から会長をしていらっしゃいます。
アメリカ留学や海外駐在の経験もあり、欧米の有力企業の経営者との交流もあります。
国際的な科学業界の会議で、環境問題の取りまとめ役も勤めました。
社長時代には、サウジアラビアの国営石油企業と合弁で石油精製・石油化学の一貫プラントの建設に合意する等、海外展開を本格化させました。
石油化学業界きっての国際派として知られるそうです。
また、経済界での経験も豊富です。
土方武・元住友化学工業会長が、経団連副会長を務めた際には、財界活動をサポートしました。
経団連の会長は、従来は、財閥系企業以外から選ばれてきました。
しかし、現在のデフレ下での景気回復という困難な課題に立ち向かう必要があり、「財閥色などを問う時代ではない」(経団連幹部)ということになりました。
経団連は、長く自民党政権を支えてきましたが、鳩山・民主党政権になったことで、政権との関係も課題だ、ということです。
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御手洗会長の後任は誰になるのだろうと、言われてきました。
経済界には、一般には知られていない有力な方々がたくさんいらっしゃるのですね。
経団連の御手洗会長(キャノン)の後任に、米倉弘昌さん(住友化学会長)が決まったのだそうです。
財閥系企業からは初めてで、国際経験が豊富な点が評価されたためとのことです。
1月23日、日本経団連は、次期会長を決め、発表しました。
現在の御手洗冨士夫会長が、5月に、2期4年の任期を終えます。
5月の定時総会で、米倉・新会長が就任する予定です。
米倉弘昌さんは、東京大学卒業後、1960年に住友化学工業(現在の住友化学)に入社します。
2000年に社長、2009年から会長をしていらっしゃいます。
アメリカ留学や海外駐在の経験もあり、欧米の有力企業の経営者との交流もあります。
国際的な科学業界の会議で、環境問題の取りまとめ役も勤めました。
社長時代には、サウジアラビアの国営石油企業と合弁で石油精製・石油化学の一貫プラントの建設に合意する等、海外展開を本格化させました。
石油化学業界きっての国際派として知られるそうです。
また、経済界での経験も豊富です。
土方武・元住友化学工業会長が、経団連副会長を務めた際には、財界活動をサポートしました。
経団連の会長は、従来は、財閥系企業以外から選ばれてきました。
しかし、現在のデフレ下での景気回復という困難な課題に立ち向かう必要があり、「財閥色などを問う時代ではない」(経団連幹部)ということになりました。
経団連は、長く自民党政権を支えてきましたが、鳩山・民主党政権になったことで、政権との関係も課題だ、ということです。
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御手洗会長の後任は誰になるのだろうと、言われてきました。
経済界には、一般には知られていない有力な方々がたくさんいらっしゃるのですね。