昨日の朝日新聞夕刊に、「窓 論説委員室から ぎんさんが残したもの」という記事がありました。
論説委員の方が、交代で、興味深く感じたことを書かれるコーナーです。
きんさんとぎんさんは、名古屋の長寿姉妹として、107歳と108歳まで元気で長生きされました。
人の血管は、動脈硬化が出ると、はさみで切るのにも力が要り、バリバリと音がするのだそうです。
ぎんさんが亡くなったとき、遺族の方が同意して遺体が解剖されました。
執刀したのは、南生協病院(名古屋)の棚橋千里医師(41歳)でした。
ぎんさんの血管は、脂肪や血の塊もなく、フェルトの布を切るようにスーッと切れました。
脳内血管も同様で、血流が良く、認知症の発症を遅らせていました。
胃も、粘膜が厚く、しっかりご飯を食べ、消化していた様子が分かりました。
棚橋医師は、遺族にも取材し、「お茶を好み、魚中心の食生活をしていた」等の長寿の秘訣を調べ、講演で話していらっしゃいます。
「みなさんご存知の健康方法ですが、ぎんさんの写真を見せてお話すると、納得されます」
昨年、主治医だった室生昇・名誉院長とともに、『きんさんぎんさんが丈夫で長生きできたワケ』という本を出版しました。
病理解剖は、医学研究のためだが、健康つくりにも貢献する、ということでした。
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血管がバリバリと聞いて、自分の血管は大丈夫だろうかと思いました。
「病理」をウィキペディアで検索したら、「病理学」が出て、
「胞、組織、臓器の標本を、肉眼や顕微鏡などを用いて検査し、それらが病気に侵されたときにどういった変化を示すかについて研究する学問」とありました。
病院にも、病理の先生はいらっしゃいます。
何をなさっている先生だろうと不思議に思っていましたが、基礎(研究)と臨床(治療)を結びつけている部門と書かれていました。
論説委員の方が、交代で、興味深く感じたことを書かれるコーナーです。
きんさんとぎんさんは、名古屋の長寿姉妹として、107歳と108歳まで元気で長生きされました。
人の血管は、動脈硬化が出ると、はさみで切るのにも力が要り、バリバリと音がするのだそうです。
ぎんさんが亡くなったとき、遺族の方が同意して遺体が解剖されました。
執刀したのは、南生協病院(名古屋)の棚橋千里医師(41歳)でした。
ぎんさんの血管は、脂肪や血の塊もなく、フェルトの布を切るようにスーッと切れました。
脳内血管も同様で、血流が良く、認知症の発症を遅らせていました。
胃も、粘膜が厚く、しっかりご飯を食べ、消化していた様子が分かりました。
棚橋医師は、遺族にも取材し、「お茶を好み、魚中心の食生活をしていた」等の長寿の秘訣を調べ、講演で話していらっしゃいます。
「みなさんご存知の健康方法ですが、ぎんさんの写真を見せてお話すると、納得されます」
昨年、主治医だった室生昇・名誉院長とともに、『きんさんぎんさんが丈夫で長生きできたワケ』という本を出版しました。
病理解剖は、医学研究のためだが、健康つくりにも貢献する、ということでした。
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血管がバリバリと聞いて、自分の血管は大丈夫だろうかと思いました。
「病理」をウィキペディアで検索したら、「病理学」が出て、
「胞、組織、臓器の標本を、肉眼や顕微鏡などを用いて検査し、それらが病気に侵されたときにどういった変化を示すかについて研究する学問」とありました。
病院にも、病理の先生はいらっしゃいます。
何をなさっている先生だろうと不思議に思っていましたが、基礎(研究)と臨床(治療)を結びつけている部門と書かれていました。