世界一高いビル： ドバイに完成 ８２８m （台湾５０８m）

今朝の共同通信ニュースに、「ドバイに世界一高いビルが完成　巨大開発に「区切り」か」という記事がありました（http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010010401000644.html参照）。

１月４日に、ドバイで世界一高いビルが完成したのだそうです。

アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）のドバイにできた「ブルジュ・ドバイ」です。

ムハンマド首長就任４周年である１月４日に、完成式典が開かれました。

高さは８２８メートルと発表され、これまで最も高かった台湾の「ＴＡＩＰＥＩ　１０１」（５０８メートル）や現在建設中の電波塔「東京スカイツリー」（６３４メートル）を大幅に上回るものです。

ドバイは巨大事業で外国資本を集めてきましたが、昨年１１月の「ドバイ・ショック」の余波もあり、ドバイ式開発の「一つの区切り」になる可能性もあるそうです。

「ブルジュ・ドバイ」は、２００４年に建設が開始されました。

約１６０階建てで、オフィスやマンションのほか、有名デザイナーのジョルジオ・アルマーニ氏が手がける高級ホテルも入居していて、１２４階には展望台もあります。

総工費は約１５億ドル（約１４００億円）ということです。
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ドバイは地震がないのでしょうか。

８２８メートルと聞くと、１Ｋｍ近いイメージで、最も高い場所からの眺めはどうなるのだろうと思います。

テレビで、展望台からの眺めを紹介していました。
他の高層ビルを見下ろす視点で、ヘリコプターからの映像のようでした。

森光子さん： 活躍の秘密 時代を読む

昨日の朝日新聞夕刊に、「仕事中　おじゃまします　女優　森光子さん」という記事がありました。

各界の方の仕事の舞台裏を紹介するコーナーです。

８９歳で活躍し続ける森光子さんのは、時代を吸収することが早く、それを反映した活動ができることがコツなのだそうです。

記者の方が、１月８日に始まる舞台の稽古場を訪れました。

森さんは椅子に腰かけてインタビューを受けていました。

滝川秀明さん等の共演者が、ミドルテンポのダンスを練習しているのをしばらく見ていて、すっと立ち上がると、同じステップで１曲踊ってしまわれました。

初めて見るダンスを覚えられたのだそうです。

７５年のキャリアを持つ森さんのすごみは、何でもこなせる表現手段の多様さと、常に時代を自分の中に取り込む姿勢にあります。

１９２０年生まれの森さんが、デビュー当時に活躍したのは時代劇でした。
その頃から、フランス映画や少女歌劇に興味を持っていました。

戦時中は歌手として戦地を慰問し、戦後は英語でジャズを歌いました。

大阪で演芸界で活動していたのを、菊田一夫に見いだされて上京し、文芸作品に取り組むようになります。

なかなか主役に恵まれませんでしたが、４０歳を過ぎて「放浪記」と出会います。

ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川さんは、お父さんが、森さんが大阪で歌手として歌っていた時代からのファンでした。

５月からは再び「放浪記」が始まります。
２０１７回の単独主演を達成した舞台も、公演のたびに台詞や所作を見直し続け、台本には愛用のペンで細かい書き込みを加えていきます。
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今年９０歳になられるのだそうです。

そんな年齢まで、台詞を覚え、ダンスもできる脳や身体の若さに驚きます。

常に、今、世の中がどう動いているのかに関心を持つということは、芸能人の方にも役に立つことなのだと思いました。