ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

最近聴いたイイヤツ

2018-10-21 14:11:36 | フェス、イベント


BRANDON COLEMAN / RESISTANCE
カマシ・ワシントンの盟友ブランドン・コールマンによる、ブレインフィーダーからの最新ソロ作。思いのほかディスコ的でありながら、聴けば聴くほど黒い毒気が滲みてくる。特に低音ラインのうねりとか相当エグい! カマシはもちろん、ライアン・ポーター、ミゲル・アトウッド・ファーガソン、パトリース・クインも参加。



Vicktor Taiwo / Joy Comes in Spirit
ナイジェリア出身のUKソウル、ヴィクター・タイウォ。雨後の筍のように出てくる新世代のオルタナティヴR&Bですが、この人は良い!先鋭の中にゴスペル的なスピリチュアルが溶け込んだ歌世界は、深遠なる万華鏡のよう。



THE INTERNET / HIVE MIND
通算4枚目となる、ジ・インターネットの新作。揺れるメロウネスに磨きをかけながらも、前作よりさらにバンド感が増していて良いですね〜。ライヴ感を感じさせる肉感的なグルーヴに、紅一点シド・ザ・キッドの歌声もいつになくセクシー。



KINTARO / COMMANDO EXISTENTIAL & UNIVERSAL EP
そして元ジ・インターネットの鍵盤奏者キンタローのデビューソロ作。こちらは日本企画の盤だそう。本名、ジャミール ・ブルーナー。サンダーキャット、ロナルド・ブルーナー・ジュニアを兄に持つブルーナー兄弟の末っ子。エレクトリックでズブズブな黒い先鋭サウンドに飲み込まれます。



Chris Dave And The Drumhedz / Chris Dave And The Drumhedz
ロバート・グラスパー、ディアンジェロのビートを支えてきた、現行最高法のドラマー、クリス・デイヴ。意外にもソロ作としてはこれが初作になるそう。まるで現行シーンの縮図のような豪華ゲストミュージシャンと共に、ジャズ、ヒップホップ、ファンクの狭間を変幻的なリズムで泳ぎ回る。



SEAN KHAN / PALMARES FANTASY
UKジャズの旗手ショーン・カーンが、ブラジルの鬼才レジェンド、エルメート・ パスコアールを招いて完成させた最新作。ショーン・カーンのサックスも快調なブラジリアンなソウル・ジャズ。スキャットを含むエルメート・ パスコアールの怪演も強烈。



EVERYTHING IS RECORDED BY RICHARD RUSSELL
XL Recordingsの総帥リチャード・ラッセルによるコラボ・プロジェク作品。デーモン・アルバーンはもちろん、サンファ、シド、イベイー、カマシ・ワシントン、さらにはマーク・ロンソンなどなど、レーベル周辺の多彩なアーティストが参加。リチャード・ラッセルが手掛けたボビー・ウーマックや、ギル・スコット・ヘロンの作品にも通じる異世界感に没頭させられます。



LEON BRIDGES / GOOD THING
新鮮なレトロ・ソウルでデビューし注目を浴びたリオン・ブリッジズですが、2作目でモダンに脱皮!! これが思いのほか格好良い! 艶やかな歌声がよりディープに響きます。



JOSE JAMES / LEAN ON ME
前作でダンサブルなエレクトリック・ソウルの新境地を見せたホセ・ジェイムズ。新作はビル・ウィザーズへのトリビュート作。前作からのR&B路線を引き継ぎつつ、ビターでブルージーな歌唱に聴き惚れます。


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