ルーツな日記

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超直前!グラミー賞ノミネート、気になる10枚

2015-02-08 10:11:32 | ルーツ・ロック
さて、いよいよ今年もグラミー賞の発表が目前に迫ってまいりました。という訳で、「ルーツな日記」が選んだ、グラミー・ノミネートの10枚。どうぞ!



Beyoncé / Beyoncé
まずはビヨンセですよ!「ALBUM OF THE YEAR」他、計6部門にノミネートされています。パフォーマンスも観れるのかな?



Ryan Adams / Ryan Adams
自身の名前を冠した最新作が「BEST ROCK ALBUM」部門にノミネートされたライアン・アダムス。今年のフジロックへの出演がアナウンスされたばかりということもあり、さらなる飛躍が期待されます。この他、「BEST ROCK PERFORMANCE」部門、「BEST ROCK SONG」部門にもノミネートされています。



Robert Glasper Experiment / Black Radio 2
ジャズ部門ではなく、「BEST R&B ALBUM」にノミネートされても何の違和感もないロバート・グラスパー。前作に続いての受賞なるか?



Sharon Jones & The Dap-Kings / Give The People What They Want
「BEST R&B ALBUM」部門からもう一枚、シャロン・ジョーンズ&ザ・ダップ・ キングスの最新作。いやはやダイナマイトソウル健在ですよ!シャロン・ジョーンズが胆管がんを患っていると聞いた時は大変ショックでしたが、無事に手術を終え、見事カムバックを果たした強力盤。ダップ・ キングスの演奏もご機嫌!



The Earls Of Leicester / The Earls Of Leicester
ドブロの名手、ジェリー・ダグラスを中心にカントリー/ブルーグラス界で活躍するつわもの達が集まり、ブルーグラス界の伝説フラット&スクラッグスをトリビュートした、その名もThe Earls Of Leicester!! ジェリー・ダグラスのスライドをはじめ、これぞブルーグラスな演奏が詰まっています。もちろん「BEST BLUEGRASS ALBUM」部門にノミネート。



Bobby Rush With Blinddog Smokin' / Decisions
ボビー・ラッシュの最新作はブラインドドッグ・スモーキンというバンドとの共演盤。このバンド、失礼ながら私は初めて聞く名でしたが、そのツボを得た演奏もさることながら、曲作りにも貢献しているようで、なかなかの存在感を発揮しております。とは言え主役はやはりボビー・ラッシュ。全編で彼らしさ全開なのであります。「BEST BLUES ALBUM」部門にノミネート。



Ruthie Foster / Promise Of A Brand New Day
そしてもう一人、「BEST BLUES ALBUM」部門で私が注目するのはルーシー・フォスター。彼女の最新作はミシェル・ンデゲオチェロをプロデューサーに迎え、ミシェルとルーシーのオーガニックなブラックフィーリングが解け合ったような、気持ちの良い傑作となりました。楽曲、演奏、そしてルーシーの歌唱、全てが最高です!!



Mike Auldridge, Jerry Douglas & Rob Ickes / Three Bells
「BEST FOLK ALBUM」部門にノミネートされた、マイク・オウルドリッジ、ジェリー・ダグラス、ロブ・イックスという3人のドブロ名手による共演盤。ドブロの醸す深いアメリカーナに陶酔。しかし残念ながら、この作品がマイク・オウルドリッジの遺作になってしまいました。



Old Crow Medicine Show / Remedy
オールド・クロウ・メディシン・ショウも「BEST FOLK ALBUM」部門に。”FOLK”というと何となく落ち着いたイメージがありますが、彼のカントリーやブルーグラスに根ざしつつも、アクの強い鋭角的なグルーヴはかなりロック的。オールドタイムなストリングス・バンドのスタイルをベースにしながら、枠にハマらないところは流石に現代版メディシン・ショウか? 文句無しに格好良い!!



Magnolia Sisters / Love's Lies
「BEST REGIONAL ROOTS MUSIC ALBUM」部門にノミネートされたマグノリア・シスターズ。“REGIONAL ROOTS MUSIC”って括りがいまいちよく分かりませんが、概ね地方色豊かな米ルーツ音楽と言ったところでしょうか。マグノリア・シスターズはルイジアナ特有のケイジャン音楽をやる女性グループ。ローカル色豊かな鄙びたグルーヴ、土っぽいフィドル、素朴な歌声、そして女性グループらしいポップな感覚が愛らしい1枚です。


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