今年のフジロック、ベストアクトはーーーーーー!!
第1位 TROMBONE SHORTY&ORLEANS AVENUE
もう、彼らしかないでしょう!!
最終日、フィールド・オブ・ヘヴンを湧かしに湧かしたトロンボーン・ショーティ。1曲目、挨拶代わりの「Backatown」から早くも骨太なファンクが炸裂! 「Craziest Things」、「On Your Way Down」と続く、そのリズムの強度と弾力が半端ない。ヘヴンがみるみるそのファンクネスに飲み込まれていく。そして精悍な体付きも凛々しいショーティのリーダーシップにバンドはもちろん観客達も率いられていく。彼が高らかにトロンボーンを掲げれば、割れんばかりの歓声がヘヴンの夕闇に響きわたる。
グイグイと動き回るベーシストとホーン隊とのユーモア溢れるフォーメーションなど見せる要素もたっぷり。もちろんそれでグルーヴがブレることなど一切ありません。キレッキレのドラム、粘着カッティングなファンキー・ギター、うねりまくる重低音ベース、ブラス・ファンクをヒップに轟かすホーン隊。それらが一丸となって強靭なグルーヴを畳みかけていく。もちろん、ショーティによる弾力抜群のトロンボーン・ソロも強烈です!
「On Your Way Down」、「Here Come the Girls」と、2曲続いたアラン・トゥーサン曲には、今は亡きニューオーリンズの偉大なるコンポーザーへの敬意が感じられて良かったですね~。
ですが、ハイライトは最新作「PARKING LOT SYMPHONY」からの「Where It At?」でしょう。終盤、音を弱めていって観客達を一旦その場にしゃがませる訳ですよ、そして徐々に音を上げていき、ショーティのカウントで一気にジャンプ!ジャンプ!みたいな。しかもその時メンバーが弾けるようにかましたラップがレッチリの「Give It Away」ですからね!もう、フィールドは堰を切ったようにカオスな盛り上がり!楽しかった〜!!
続くロックな解放感を持った「Lose My Mind」では、途中、なんとストーンズの「Satisfaction」を挟む豪腕振り。観客達も大合唱で盛り上がる。さらにジェイムズ・ブラウンの「Get Up Offa That Thing」のリフレインから「I Feel Good」のホーン・リフを絡めたりと、得意のJBメドレーへ!もう、ただただそのファンクとソウルに身を委ねるしかなすすべ無し!!
ラストは2nd作「FOR TRUE」から名曲「Do To Me」。この曲の持つ幸福感がヘヴンを包み込んでいく。しかも途中から「When The Saints Go Marching In」へと姿を変える。そうだ、彼らニューオーリンズのバンドなんですよ!ニューオーリンズのバンドが、間違いなく現行最高峰のファンクを鳴らし、フィールド・オブ・ヘヴンを圧倒的な一体感で盛り上げている。嬉しいじゃないですか〜。観客達もニューオーリンズに敬意を表すように「When The Saints Go Marching In」をシンガロング。忘れられない瞬間!!
ニューオーリンズ・ファンクの先頭をひた走るトロンボーン・ショーティが、百戦錬磨のバック・バンド、オーリンズ・アヴェニューと共に繰り広げた怒濤のファンクショー。そのニューオーリンズ仕込みの強力ファンクネスは、もはやニューオーリンズという枕詞が必要ない程の進化をとげ、これぞライヴ・ミュージックの極致という、まさに生きた音楽の天国を作りあげたおよそ1時間強。天晴でした!!!
この日のセットリストはこんな感じだったかな?
01. Backatown
02. Craziest Things
03. On Your Way Down
04. Here Come the Girls
05. One Night Only (The March)
06. Tripped Out Slim
07. Where It At?
〜Give It Away
08. Lose My Mind
〜(I Can’t Get No) Satisfaction
〜Get Up Offa That Thing, I Feel Good, etc.
09. Do To Me
〜When The Saints Go Marching In
フジロックのトロンボーン・ショーティのセットリストなんて、私が作らねば誰が作る?なんて思いながら必死にメモりました。ですが、細かい曲の引用等は他にもあったのかもしれません。でも私も意識飛びそうになるぐらいノリノリだったので、把握しきれませんでした〜。
ちなみに、私のベストアクト、2位はビョーク、3位がエイフェックス・ツインです。実は私、苗場のフジロックは1回だけ欠席した以外、全部行ってるんですけど、今年初めて3日間ともグリーンステージのヘッドライナーを観たんです。しかもたまたま3組とも映像等を駆使したアート性の強いステージでして、グリーンステージという巨大なステージで繰り広げられるそれぞれの世界観に圧倒されっぱなしでした。特に2日目のトリを務めたエイフェックス・ツインには度肝を抜かれました。彼のライヴを観るのは初めてだったので…。そのライティングや映像もさることながら、打ち込みによる、あり得ない程クリアーなサウンドと、その凶暴な程の爆音。あの圧倒的な音圧を前にしては、これに敵うライヴなんて存在するのか?と茫然自失になりかけました。不穏なアンビエント感、バキバキのダンス・ビート、最後には延々と続くノイズの嵐。これをグリーンのメインでやるか?っていう。でもグリーンのメインでやるからの凄みであり、それをやっちゃうフジロックは流石だな〜と。そしてビョーク。待望の鬼才アルカを従えたステージは、”怖さ”を内包する映像美に、いつになく人間臭いビョークの歌が溶け込む、そんなステージが言葉にならない程素晴らしかったのは言わずもがな。まるでグリーンという巨大ステージを舞台にしたライヴという名の現代アート。そのスケール感は半端ありませんでしたね。もちろんゴリラズも良かったですし、やはりグリーンのヘッドラーナーは別格でした。
ですが、だからこそ、なんのギミックも無しに、生身の演奏だけで圧倒的なライヴ空間を作りあげたトロンボーン・ショーティ&オーリンズ・アヴェニューの存在は際立っていたとも言えるのではないでしょうか。ライヴを観終わった後の晴れやかな充実感。あ〜、本当に良かった〜!!
第1位 TROMBONE SHORTY&ORLEANS AVENUE
もう、彼らしかないでしょう!!
最終日、フィールド・オブ・ヘヴンを湧かしに湧かしたトロンボーン・ショーティ。1曲目、挨拶代わりの「Backatown」から早くも骨太なファンクが炸裂! 「Craziest Things」、「On Your Way Down」と続く、そのリズムの強度と弾力が半端ない。ヘヴンがみるみるそのファンクネスに飲み込まれていく。そして精悍な体付きも凛々しいショーティのリーダーシップにバンドはもちろん観客達も率いられていく。彼が高らかにトロンボーンを掲げれば、割れんばかりの歓声がヘヴンの夕闇に響きわたる。
グイグイと動き回るベーシストとホーン隊とのユーモア溢れるフォーメーションなど見せる要素もたっぷり。もちろんそれでグルーヴがブレることなど一切ありません。キレッキレのドラム、粘着カッティングなファンキー・ギター、うねりまくる重低音ベース、ブラス・ファンクをヒップに轟かすホーン隊。それらが一丸となって強靭なグルーヴを畳みかけていく。もちろん、ショーティによる弾力抜群のトロンボーン・ソロも強烈です!
「On Your Way Down」、「Here Come the Girls」と、2曲続いたアラン・トゥーサン曲には、今は亡きニューオーリンズの偉大なるコンポーザーへの敬意が感じられて良かったですね~。
ですが、ハイライトは最新作「PARKING LOT SYMPHONY」からの「Where It At?」でしょう。終盤、音を弱めていって観客達を一旦その場にしゃがませる訳ですよ、そして徐々に音を上げていき、ショーティのカウントで一気にジャンプ!ジャンプ!みたいな。しかもその時メンバーが弾けるようにかましたラップがレッチリの「Give It Away」ですからね!もう、フィールドは堰を切ったようにカオスな盛り上がり!楽しかった〜!!
続くロックな解放感を持った「Lose My Mind」では、途中、なんとストーンズの「Satisfaction」を挟む豪腕振り。観客達も大合唱で盛り上がる。さらにジェイムズ・ブラウンの「Get Up Offa That Thing」のリフレインから「I Feel Good」のホーン・リフを絡めたりと、得意のJBメドレーへ!もう、ただただそのファンクとソウルに身を委ねるしかなすすべ無し!!
ラストは2nd作「FOR TRUE」から名曲「Do To Me」。この曲の持つ幸福感がヘヴンを包み込んでいく。しかも途中から「When The Saints Go Marching In」へと姿を変える。そうだ、彼らニューオーリンズのバンドなんですよ!ニューオーリンズのバンドが、間違いなく現行最高峰のファンクを鳴らし、フィールド・オブ・ヘヴンを圧倒的な一体感で盛り上げている。嬉しいじゃないですか〜。観客達もニューオーリンズに敬意を表すように「When The Saints Go Marching In」をシンガロング。忘れられない瞬間!!
ニューオーリンズ・ファンクの先頭をひた走るトロンボーン・ショーティが、百戦錬磨のバック・バンド、オーリンズ・アヴェニューと共に繰り広げた怒濤のファンクショー。そのニューオーリンズ仕込みの強力ファンクネスは、もはやニューオーリンズという枕詞が必要ない程の進化をとげ、これぞライヴ・ミュージックの極致という、まさに生きた音楽の天国を作りあげたおよそ1時間強。天晴でした!!!
この日のセットリストはこんな感じだったかな?
01. Backatown
02. Craziest Things
03. On Your Way Down
04. Here Come the Girls
05. One Night Only (The March)
06. Tripped Out Slim
07. Where It At?
〜Give It Away
08. Lose My Mind
〜(I Can’t Get No) Satisfaction
〜Get Up Offa That Thing, I Feel Good, etc.
09. Do To Me
〜When The Saints Go Marching In
フジロックのトロンボーン・ショーティのセットリストなんて、私が作らねば誰が作る?なんて思いながら必死にメモりました。ですが、細かい曲の引用等は他にもあったのかもしれません。でも私も意識飛びそうになるぐらいノリノリだったので、把握しきれませんでした〜。
ちなみに、私のベストアクト、2位はビョーク、3位がエイフェックス・ツインです。実は私、苗場のフジロックは1回だけ欠席した以外、全部行ってるんですけど、今年初めて3日間ともグリーンステージのヘッドライナーを観たんです。しかもたまたま3組とも映像等を駆使したアート性の強いステージでして、グリーンステージという巨大なステージで繰り広げられるそれぞれの世界観に圧倒されっぱなしでした。特に2日目のトリを務めたエイフェックス・ツインには度肝を抜かれました。彼のライヴを観るのは初めてだったので…。そのライティングや映像もさることながら、打ち込みによる、あり得ない程クリアーなサウンドと、その凶暴な程の爆音。あの圧倒的な音圧を前にしては、これに敵うライヴなんて存在するのか?と茫然自失になりかけました。不穏なアンビエント感、バキバキのダンス・ビート、最後には延々と続くノイズの嵐。これをグリーンのメインでやるか?っていう。でもグリーンのメインでやるからの凄みであり、それをやっちゃうフジロックは流石だな〜と。そしてビョーク。待望の鬼才アルカを従えたステージは、”怖さ”を内包する映像美に、いつになく人間臭いビョークの歌が溶け込む、そんなステージが言葉にならない程素晴らしかったのは言わずもがな。まるでグリーンという巨大ステージを舞台にしたライヴという名の現代アート。そのスケール感は半端ありませんでしたね。もちろんゴリラズも良かったですし、やはりグリーンのヘッドラーナーは別格でした。
ですが、だからこそ、なんのギミックも無しに、生身の演奏だけで圧倒的なライヴ空間を作りあげたトロンボーン・ショーティ&オーリンズ・アヴェニューの存在は際立っていたとも言えるのではないでしょうか。ライヴを観終わった後の晴れやかな充実感。あ〜、本当に良かった〜!!
今年も楽しかったですね~♪
私のベストアクトはヘブンのMarcus KingとElvin Bishopがお互いのステージにゲストで登場したことです。ブルーズ好きにはたまらないひとときでした。
コメントありがとうございます!!
Marcus King Band のステージににElvin Bishop が飛び入りしたのは私も観れました!あれはたまらないひとときでしたね〜。でも次のElvin Bishop は途中までしか観てないので、Marcus Kingがゲストで登場したことは知りませんでした。あ〜、それも観たかったです〜。
今年のフジロックも楽しかったですね!今は終わったばかりなので、しょんぼりしていますが…。
MarcusもElvinも最前列の中央で観たので感慨ひとしおでした。
今年もいろんな嬉しいハプニング続出で、本当に楽しいフジロックでした。
終わったばかりなのに、来年がもう待ち遠しいですね!
私もMarcus Kingは結構前の方で見ましたけど、フジロック、特にヘヴンは自分の好きなところから見れるから良いですよね。あれだけ自由に最高の音楽を楽しめる空間って、なかなか無いですよね。
ホント、また来年が待ち遠しいです!!
トロンボーン・ショーティの、昨年のFRFのセトリを探していてこちらにたどり着きました。
あの空間は本当に最高でしたね!
ヘブンのピザを食べながらゆっくり観ようかと思っていたのですが、開演10秒で居ても立ってもいられず、気づいたらピザを持ったまま踊り狂っていました。
私も文句なくベストアクトでした。
ベスト飯はその時のピザです笑
3日券早割の季節がやって来ましたね。
今年も楽しい夏を迎えましょう!
コメントありがとうございます!
昨年のトロンボーン・ショーティ、最高でしたよね。
Dannaさんにとってもベストアクトとのこと、とても嬉しいです。
あと、ヘヴンのピザ、美味しいですよね〜。
今年も徐々に夏フェスの季節が近づいてきましたね。
楽しい夏を迎えましょうね!!!