第11位
Warren Haynes / Man in Motion
オールマン・ブラザーズ・バンドのギタリストであり、ガヴァメント・ミュールを率いるウォーレン・ヘインズのソロ作。バックにはジョージ・ポーター・JR.、アイヴァン・ネヴィル、レイモンド・ウェバーといったニューオーリンズ勢が参加。しかも固定バンドとしてレコーディングされたようで、トータル的なバンド感が濃厚。しかしニューオーリンズ的ではなくあくまでもウォーレン・ヘインズの世界。でも何故かこのグルーヴ感が私にとってことのほか気持ち良いのは、やはりニューオーリンズの成せる技でしょうか?
第12位
Kelly Price / Kelly
ゴスペル育ちのR&Bシンガー、ケリー・プライス。彼女の通算5作目(クリスマス・アルバムを除いて)となる最新作。1曲目「Tired」から深くパワフルな歌声に持っていかれます。「The Rain」での終盤へ向けてソウルを貯めていくようなスケール感は鳥肌もの。モータウンを思わせるアップ曲「Vexed」の弾けっぷりにもやられます。こういう作品を聴くと、まだまだR&Bも捨てたもんじゃないな、と思いますね。
第13位
EMMYLOU HARRIS / HARD BARGAIN
全体を貫く、幽玄としながらも人肌の暖かさをもったサウンドが素晴らしい。落ちついたエミルーの歌声は凛として優しい。グラム・パーソンズと過ごした日々を歌ったという「The Road」や、2010年に亡くなったケイト・マクギャリグル(エミルーの前作にもコーラスで参加していた)に捧げた「Darlin' Kate」など。タイトル曲「Hard Bargain」はロン・セクスミスのカヴァー。
第14位
CORNELL DUPREE / DOIN' ALRIGHT
コーネル・デュプリーの最新ソロ作にして遺作となってしまったこのアルバム。故郷テキサスで録音。これは制作側のコーネル・デュプリー愛を感じさせる作品ですね。まさにこういうコーネル・デュプリーが聴きたかった!いぶし銀の魅力ながら、まるでギターが語りかけてくるようなフィーリング。このタイム感が堪らない。
第15位
VA / THE LOST NOTEBOOKS OF HANK WILLIAMS
カントリー界のみならず、広くアメリカン・ミュージックに多大な影響を残した伝説的人物ハンク・ウィリアムス。彼は53年に29歳という若さで逝ってしまいましたが、その時歌詞や曲のアイデアが書かれたノートが残されました。時を経てそのノートを元に、ボブ・ディラン、ノラ・ジョーンズ、ルシンダ・ウィリアムス、レヴォン・ヘルムなどが新たな命を吹き込んだのがこの作品。なんかロマンを感じますよね。こういうの好きです。
第16位
ARETHA FRANKLIN / ARETHA: A WOMAN FALLING OUT OF LOVE
クイーン・オブ・ソウル、アレサ・フランクリンの最新作。クリスマス・アルバムを覗けば03年の「SO DAMN HAPPY」以来8年振りだそう。まあ凄いですよ!全てを包み込むような大きな歌。自由奔放でいて包容力に溢れてる。自作の「How Long I've Been Waiting」も素晴らしいですし、カレン・クラーク・シェアードと魂をぶつけ合うのようなゴスペル曲「Faithful」も強力。
第17位
MARCIA BALL / ROADSIDE ATTRACTIONS
ルイジアナ/テキサスのピアノ・ウーマン、マーシャ・ボール。1曲目「That's How It Goes」からスワンプ臭濃厚なノリに嬉しくなってしまいます。弾力抜群の鍵盤も、貫禄すら感じさせる歌声も、気持ち良い程絶好調! ホーンもゴキゲンな「We Fell Hard」も良いですし、スロー・ナンバー「This Used To Be Paradise」も味わい深い。
第18位
JOLIE HOLLAND + THE GRAND CHANDELIERS / PINT OF BLOOD
バックにSHAHZAD ISMAILYとGREY GERSTENという切れ者達を従えたジョリー・ホランドの最新作。この人の歌声が作る空気感というのは特別なものがありますね。オルタナティヴのようでもあり、古いブルースのようでもある。陰影の深いニュアンスでアメリカーナの移ろいを描いていくよう。バックの演奏も秀逸。1曲でマーク・リボーも参加。
第19位
Booker T. Jones / Road from Memph
ブッカー・Tとザ・ルーツがまさかこれ程までに相性が良いとは! ジム・ジェームス、ルー・リードなど豪華ゲスト・ヴォーカル陣を配しながらも、インスト曲がすこぶる格好良い! クエストラヴを中心にキレのあるしなやかなグルーヴを提供するザ・ルーツに対し、あくまでも無骨なプレイに徹するブッカー・T のハモンド。一見ミス・マッチな両者の邂逅がミラクルを生んでます。
第20位
TEDESCHI TRUKS BAND / REVELATOR
デレク・トラックス&スーザン・テデスキ夫妻によるニュー・バンド。スーザンの土っぽくもソウルフルな歌声に、デレクの天翔るスライド。もちろん熟練のバンドも最高。 サザン・ロックに加え、ジャム・バンド世代ならではの風通しの良い爽快なサウンドが気持ち良い。で、実は楽曲も相当良い!
Warren Haynes / Man in Motion
オールマン・ブラザーズ・バンドのギタリストであり、ガヴァメント・ミュールを率いるウォーレン・ヘインズのソロ作。バックにはジョージ・ポーター・JR.、アイヴァン・ネヴィル、レイモンド・ウェバーといったニューオーリンズ勢が参加。しかも固定バンドとしてレコーディングされたようで、トータル的なバンド感が濃厚。しかしニューオーリンズ的ではなくあくまでもウォーレン・ヘインズの世界。でも何故かこのグルーヴ感が私にとってことのほか気持ち良いのは、やはりニューオーリンズの成せる技でしょうか?
第12位
Kelly Price / Kelly
ゴスペル育ちのR&Bシンガー、ケリー・プライス。彼女の通算5作目(クリスマス・アルバムを除いて)となる最新作。1曲目「Tired」から深くパワフルな歌声に持っていかれます。「The Rain」での終盤へ向けてソウルを貯めていくようなスケール感は鳥肌もの。モータウンを思わせるアップ曲「Vexed」の弾けっぷりにもやられます。こういう作品を聴くと、まだまだR&Bも捨てたもんじゃないな、と思いますね。
第13位
EMMYLOU HARRIS / HARD BARGAIN
全体を貫く、幽玄としながらも人肌の暖かさをもったサウンドが素晴らしい。落ちついたエミルーの歌声は凛として優しい。グラム・パーソンズと過ごした日々を歌ったという「The Road」や、2010年に亡くなったケイト・マクギャリグル(エミルーの前作にもコーラスで参加していた)に捧げた「Darlin' Kate」など。タイトル曲「Hard Bargain」はロン・セクスミスのカヴァー。
第14位
CORNELL DUPREE / DOIN' ALRIGHT
コーネル・デュプリーの最新ソロ作にして遺作となってしまったこのアルバム。故郷テキサスで録音。これは制作側のコーネル・デュプリー愛を感じさせる作品ですね。まさにこういうコーネル・デュプリーが聴きたかった!いぶし銀の魅力ながら、まるでギターが語りかけてくるようなフィーリング。このタイム感が堪らない。
第15位
VA / THE LOST NOTEBOOKS OF HANK WILLIAMS
カントリー界のみならず、広くアメリカン・ミュージックに多大な影響を残した伝説的人物ハンク・ウィリアムス。彼は53年に29歳という若さで逝ってしまいましたが、その時歌詞や曲のアイデアが書かれたノートが残されました。時を経てそのノートを元に、ボブ・ディラン、ノラ・ジョーンズ、ルシンダ・ウィリアムス、レヴォン・ヘルムなどが新たな命を吹き込んだのがこの作品。なんかロマンを感じますよね。こういうの好きです。
第16位
ARETHA FRANKLIN / ARETHA: A WOMAN FALLING OUT OF LOVE
クイーン・オブ・ソウル、アレサ・フランクリンの最新作。クリスマス・アルバムを覗けば03年の「SO DAMN HAPPY」以来8年振りだそう。まあ凄いですよ!全てを包み込むような大きな歌。自由奔放でいて包容力に溢れてる。自作の「How Long I've Been Waiting」も素晴らしいですし、カレン・クラーク・シェアードと魂をぶつけ合うのようなゴスペル曲「Faithful」も強力。
第17位
MARCIA BALL / ROADSIDE ATTRACTIONS
ルイジアナ/テキサスのピアノ・ウーマン、マーシャ・ボール。1曲目「That's How It Goes」からスワンプ臭濃厚なノリに嬉しくなってしまいます。弾力抜群の鍵盤も、貫禄すら感じさせる歌声も、気持ち良い程絶好調! ホーンもゴキゲンな「We Fell Hard」も良いですし、スロー・ナンバー「This Used To Be Paradise」も味わい深い。
第18位
JOLIE HOLLAND + THE GRAND CHANDELIERS / PINT OF BLOOD
バックにSHAHZAD ISMAILYとGREY GERSTENという切れ者達を従えたジョリー・ホランドの最新作。この人の歌声が作る空気感というのは特別なものがありますね。オルタナティヴのようでもあり、古いブルースのようでもある。陰影の深いニュアンスでアメリカーナの移ろいを描いていくよう。バックの演奏も秀逸。1曲でマーク・リボーも参加。
第19位
Booker T. Jones / Road from Memph
ブッカー・Tとザ・ルーツがまさかこれ程までに相性が良いとは! ジム・ジェームス、ルー・リードなど豪華ゲスト・ヴォーカル陣を配しながらも、インスト曲がすこぶる格好良い! クエストラヴを中心にキレのあるしなやかなグルーヴを提供するザ・ルーツに対し、あくまでも無骨なプレイに徹するブッカー・T のハモンド。一見ミス・マッチな両者の邂逅がミラクルを生んでます。
第20位
TEDESCHI TRUKS BAND / REVELATOR
デレク・トラックス&スーザン・テデスキ夫妻によるニュー・バンド。スーザンの土っぽくもソウルフルな歌声に、デレクの天翔るスライド。もちろん熟練のバンドも最高。 サザン・ロックに加え、ジャム・バンド世代ならではの風通しの良い爽快なサウンドが気持ち良い。で、実は楽曲も相当良い!
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