ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

テテ@渋谷タワーレコード

2013-05-28 23:35:15 | インストアイベント
インストア・イベント観覧記その9 テテ@渋谷タワーレコード

5月26日、渋谷タワーレコードにてテテのインストア・ライヴを観てまいりました。セネガル生まれフランス在住の黒人シンガー・ソング・ライター。3月に日本でも彼の新作「NU LA-BAS」が発表されたばかりで、今回はそのプロモーション来日。

私は開演ギリギリの時間に到着したのですが、4階奥のイベントスペースはもう人で一杯。テテの人気振りを思い知らされました。と言うことで今回は後ろの方から背伸びをして観る感じ。タイトル曲「Nus La Bas」で始まり新作から5曲程披露してくれました。アコギ弾き語りですが体から沸き出るが如くの弾力あるリズムは流石。やはりアフリカの血を感じさせられます。ファルセットを交えた独特の声で歌われるフランス語の響きも素敵。そして何よりハッピーなヴァイヴに溢れてる。力強くもポップなメロディーをファンキーかつ粋に歌い上げるテテの歌声には聴いてるこちら側もついつい笑顔になってしまう。間奏になるとちょっと戯けたような表情でギターを弾いいてみたり、曲間での愛情一杯のMCなど、テテの愛嬌溢れるキャラクターも全開でした。

演奏曲では「Comment Te Dire」が印象的でした。実はこの日はフランスの「母の日」だったそうで、この曲はテテがお母さんへの思いを綴った曲なんです。テテはセネガル人の父と、カリブ海のマルチニック出身の母との間に生まれましたが、幼い頃に両親は離婚されてしまったそう。そしてテテはお母さんと共にフランスに移住したそうです。彼の音楽にどことなく感じるトロピカルな幸福感はお母さんの血かも知れませんね。

ライヴの後は質問コーナーがあったり、みんなで写真を撮ったりと、和気あいあいな雰囲気でした。そしてもちろん最後にはサイン会が。私もサインを頂きました。テテはフランス語で挨拶をしていましたが、私は完全に舞い上がっていましたので、ただただ「サンキュー!」としか言えませんでした~。




この日は写真撮影0Kだったので。







サインを頂いたテテの最新作「NU LA-BAS」。貰う前からうすうす分ってはいましたが、サインが短い…。TETEですからね。ま、そこは仕方のない話。それはそうとこの新作、想像以上にポップ。ですが、そのキャッチーなメロディと色彩豊かなアレンジが、人間味溢れるテテのヴォーカルと見事にマッチしていて、聴けば聴く程その魅力に心を掴まれる快作です!


2 コメント

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Unknown (col)
2013-06-01 18:47:11
mocchoさん
実は私も当日現地に居たのですが、所用でライブの時間には居られませんでした、、ホントに残念
アーマ・トーマスも今回は見送ってしまったので、こちらにお邪魔して御裾分けいただいてます(涙)
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ありがとうございます! (moccho)
2013-06-02 11:41:20
colさん、コメントありがとうございます!

ライヴは観れなかったんですね…。それは残念…。

アーマ・トーマスは前回から随分早いタイミングで来日してくれたので、案外これからはちょくちょく来てくれるパターンかも知れませんね。また来てくれると良いですね。

私の拙い文章で、少しでも御裾分け出来れば嬉しいです。ありがとうございます!!
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