ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

2011年 ブライテストホープ

2012-01-29 23:52:05 | 2011年総括
VINTAGE TROUBLE / BOMB SHELTER SESSIONS

2011年の「ルーツな日記」的新人賞は、2組! アラバマ・シェイクスとヴィンテージ・トラブルに決まり! とは言え、正直な話、この2組について詳しくは知りません。ですが、とにかく衝撃的に格好良い!! ジャンル的にはロックです。ですが2組ともブラック・ミュージックのエッセンスを濃厚に持っています。シンガーはどちらも黒人です。

まずはアラバマ・シェイクス。もう、名前から南部臭プンプンですよね。その名の通りアラバマ州アセンズの出身で、2009年に結成されたらしい。メンバーは、Brittany Howard(Vo. & G)、Heath Fogg(G)、Zac Cockrell(B)、Steve Johnson(Ds)の4人。2011年に4曲入りEP「ALABAMA SHAKES EP」を発表しておりまして、ここ→http://alabamashakes.bandcamp.com/ で全曲試聴できます。いなたい南部ノリを感じさせる一方で、それだけではない世界観、例えばマイ・モーニング・ジャケットのように作品を重ねるごとに巨大化していくような、そんな印象も受けます。


Alabama Shakes performing "Hold On" on KCRW

南部なノリでゆったりミドルなカントリー・サザン・ソウル。でもしっかり現代的なロック感があるから格好良い!


Alabama Shakes - You Ain't Alone

そしてこのスロー・ナンバー。ヴォーカルのお姉さんの歌が良い!! 新人らしからぬスケールの大きさを感じさせる。めっちゃソウルフル!!さらにロックの衝動に溢れてる!



そして2組目は、ヴィンテージ・トラブル。上の写真のアルバムは多分2011年に発売された彼らの1stアルバム。ここ→http://www.vintagetrouble.com/music.html でそのハイライトを試聴出来ます。こちらはLAのバンドらしい。という訳でアラバマ・シェイクスのような“いなたさ”は無いですが、名前の通り“ヴィンテージ”なソウル感は濃厚。そしてそれをロックのエッジを効かせてファンキーにドライヴさせた感じ。タイトなバンドと、キレの良いソウルフルなヴォーカルが格好良い。メンバーは、Ty Taylor(Vo. & G)、Nalle Colthttp(G)、Rick Barrio Dill(B)、Richard Danielson(Ds)の4人組。


Vintage Trouble Blues Hand Me Down Jools Holland Later Live April 2011

これやバイでしょ? バックはガレージ・ロックみたいなのに、ヴォーカルは歌も踊りも切れ味抜群のファンキー・ソウル!


Vintage Trouble - Run Outta You (Live in Session for BBC London 94.9)

そしてソウル・マナーのスロー。良いですね~。Ty Taylor はかなりの実力派ですね~。そしてジミヘンのようなギター・ソロがまた格好良い!



さて、今後も期待大、大、大、この2組。ぜひ生で観てみたい! フジロックでも、サマソニでも良いので、ぜひ早いうちに観たいです!!!


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