前回、フジロックフェスティヴァル2015のベスト・アクトとしてギャラクティック・フィーチャリング・メイシー・グレイを紹介させて頂きましたが、実は結構迷ったんです。という訳で、今回は迷いに迷ったあげく、泣く泣く次点とさせていただいた３組。限りなく第１位に近い２位の３組です。
上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト （7/25 Green Sage）
上原ひろみがグリーンに登場！！ フジ出演４回目にしてついにメインステージですよ！でもそこは上原さん、そんなことおかまい無しに１曲目「Move」から変拍子の嵐。体を揺らそうにもリズムについていけないフジロッカーズ達を置き去りにするがごとく怒濤の勢いで飛ばしまくるトリオプロジェクト。いやもうその難解さときたらグリーンで聴くにはあまりにも変態過ぎて違和感バリバリでしたね。ですがその違和感がみるみるグリーンを飲み込んでいくという快感！！ 私は当初モッシュピットの前の方で観ていたのですが、せっかくグリーンなんだから、敢えて後ろへ下がり、苗場の山々や、青い空と白い雲を存分に感じながら聴こうかと。そうして聴いた「Seeker」の素晴らしかったこと！！ まるで大自然のエネルギーと共鳴するかのごとく、めちゃくちゃソウルフルでしたね！アンソニー・ジャクソンのベースがまた良いんですよ！ ホント、見事でした！！あとね、音が良かった！特にサイモン・フィリップスのドラムス。ホールの響きとはまったく違う、１音１音エッジが立った爆音で聴く彼のドラム、最高でしたね。 短いステージではありましたが、グリーンの上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト、堪能いたしました！！
1. Move
2. Desire
3. Flashback
4. Seeker
5. Alive
ライアン・アダムス（7/26 Red Marque）
フジロック最終日、この日はレッドでジェニー・ルイスとライアン・アダムスを続けて観れるのを楽しみにしていたんです。ライアンがプロデュースした最新作のイメージを基調にライロ・カイリー時代の曲も披露してくれたジェニー・ルイスも最高だったんですが、それに輪をかけて素晴らしかったのがライアン・アダムス！！最新スタジオ作から「Gimme Something Good」で始まったそのステージ。意外と過去作からの曲が多いのに驚きましたが、大好きな「To Be Young (Is to Be Sad, Is to Be High)」もやってくれましたし、もちろん「New York, New York」も最高でした。「Magnolia Mountain」のようなスロー・ナンバーも含めて、とにかく彼のスピリッツがビンビンに伝わってくるステージでしたね。瑞々しい歌声も、ウェットに歪んだギターの鳴りも、そしてブルースハープの音色も、全てが最高でした！ 終演後、機材の撤収が始まってもしばらく観客達は帰らず、アンコールを求める拍手が鳴り止まなかったのも、その素晴らしさを物語っていましたね。
1.Gimme Something Good
2.Let It Ride
3.Stay With Me
4.Dirty Rain
5.To Be Young (Is to Be Sad, Is to Be High)
6.New York, New York
7.Kim
8.This House Is Not For Sale
9.Peaceful Valle
10.Magnolia Mountain
11.Come Pick Me Up
12.When the Stars Go Blue
13.Shakedown on 9th Street
FKAツイッグス（7/26 White Stage）
最終日のホワイト・ステージ、ハドソン・モホークからFKAツイッグスという、まさに現行シーンの最新モードを目撃！！な流れには、本当にゾクゾクさせられました。特にFKAツイッグス！！無駄を削ぎ落とし、サウンドとパフォーマンスのみで圧倒的な空間を作り出していくその世界観は、もはや次世代を超えて異星人級。スローテンポながら異様に肉感的に響くビート、何かにかき立てられるがごとく肉体的な表現を駆使する彼女。表現者として新人離れした完成度もさることながら、一人の歌い手としてもとても魅力的。力強さと儚さを併せ持ったその歌声は、未だに脳裏に焼き付いて離れません。ホワイトという闇夜の野外で観れたことも良かった！ミーハー魂を炸裂させて最前列で堪能させていただきました！！
1. Preface
2. Figure 8
3. Video Girl
4. Pendulum
5. Water Me
6. Papi Pacify
7. Numbers
8. Give Up
9. In Time
10. Glass & Patron
11. Two Weeks
12. How's That
他にも、ザ・ディストリクツ、キティー・デイジー＆ルイス 、フィリップ・セイス、ブラッデスト・サキソフォン feat. ジュウェル・ブラウン辺りも良かったですし、 もちろんフー・ファイターズだってギャランティスだって最高でした！あとトゥエンティ・ワン・パイロッツ も！！ 挙げていったらきりがないですね。
上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト （7/25 Green Sage）
上原ひろみがグリーンに登場！！ フジ出演４回目にしてついにメインステージですよ！でもそこは上原さん、そんなことおかまい無しに１曲目「Move」から変拍子の嵐。体を揺らそうにもリズムについていけないフジロッカーズ達を置き去りにするがごとく怒濤の勢いで飛ばしまくるトリオプロジェクト。いやもうその難解さときたらグリーンで聴くにはあまりにも変態過ぎて違和感バリバリでしたね。ですがその違和感がみるみるグリーンを飲み込んでいくという快感！！ 私は当初モッシュピットの前の方で観ていたのですが、せっかくグリーンなんだから、敢えて後ろへ下がり、苗場の山々や、青い空と白い雲を存分に感じながら聴こうかと。そうして聴いた「Seeker」の素晴らしかったこと！！ まるで大自然のエネルギーと共鳴するかのごとく、めちゃくちゃソウルフルでしたね！アンソニー・ジャクソンのベースがまた良いんですよ！ ホント、見事でした！！あとね、音が良かった！特にサイモン・フィリップスのドラムス。ホールの響きとはまったく違う、１音１音エッジが立った爆音で聴く彼のドラム、最高でしたね。 短いステージではありましたが、グリーンの上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト、堪能いたしました！！
1. Move
2. Desire
3. Flashback
4. Seeker
5. Alive
ライアン・アダムス（7/26 Red Marque）
フジロック最終日、この日はレッドでジェニー・ルイスとライアン・アダムスを続けて観れるのを楽しみにしていたんです。ライアンがプロデュースした最新作のイメージを基調にライロ・カイリー時代の曲も披露してくれたジェニー・ルイスも最高だったんですが、それに輪をかけて素晴らしかったのがライアン・アダムス！！最新スタジオ作から「Gimme Something Good」で始まったそのステージ。意外と過去作からの曲が多いのに驚きましたが、大好きな「To Be Young (Is to Be Sad, Is to Be High)」もやってくれましたし、もちろん「New York, New York」も最高でした。「Magnolia Mountain」のようなスロー・ナンバーも含めて、とにかく彼のスピリッツがビンビンに伝わってくるステージでしたね。瑞々しい歌声も、ウェットに歪んだギターの鳴りも、そしてブルースハープの音色も、全てが最高でした！ 終演後、機材の撤収が始まってもしばらく観客達は帰らず、アンコールを求める拍手が鳴り止まなかったのも、その素晴らしさを物語っていましたね。
1.Gimme Something Good
2.Let It Ride
3.Stay With Me
4.Dirty Rain
5.To Be Young (Is to Be Sad, Is to Be High)
6.New York, New York
7.Kim
8.This House Is Not For Sale
9.Peaceful Valle
10.Magnolia Mountain
11.Come Pick Me Up
12.When the Stars Go Blue
13.Shakedown on 9th Street
FKAツイッグス（7/26 White Stage）
最終日のホワイト・ステージ、ハドソン・モホークからFKAツイッグスという、まさに現行シーンの最新モードを目撃！！な流れには、本当にゾクゾクさせられました。特にFKAツイッグス！！無駄を削ぎ落とし、サウンドとパフォーマンスのみで圧倒的な空間を作り出していくその世界観は、もはや次世代を超えて異星人級。スローテンポながら異様に肉感的に響くビート、何かにかき立てられるがごとく肉体的な表現を駆使する彼女。表現者として新人離れした完成度もさることながら、一人の歌い手としてもとても魅力的。力強さと儚さを併せ持ったその歌声は、未だに脳裏に焼き付いて離れません。ホワイトという闇夜の野外で観れたことも良かった！ミーハー魂を炸裂させて最前列で堪能させていただきました！！
1. Preface
2. Figure 8
3. Video Girl
4. Pendulum
5. Water Me
6. Papi Pacify
7. Numbers
8. Give Up
9. In Time
10. Glass & Patron
11. Two Weeks
12. How's That
他にも、ザ・ディストリクツ、キティー・デイジー＆ルイス 、フィリップ・セイス、ブラッデスト・サキソフォン feat. ジュウェル・ブラウン辺りも良かったですし、 もちろんフー・ファイターズだってギャランティスだって最高でした！あとトゥエンティ・ワン・パイロッツ も！！ 挙げていったらきりがないですね。