ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

アサイラム・ストリート・スパンカーズ

2006-09-18 01:35:19 | ルーツ・ロック
9月16日、新宿のタワー・レコードでアサイラム・ストリート・スパンカーズのインストア・ライブを観てきました。

先日のアップルとは若干違うセットで楽しませてくれました。また、アップルの時よりお客さんの入りも盛況で盛り上がっていましたが、なんとなく雰囲気は堅めだったかな。

私はスパンカーズを生で観るのはアップルとこの日のタワーという、短いインストア・ライブ2回だけですので、あまり偉そうなことは語れませんが、前回同様、味の有るライブであったことは間違いないです。

アップルではアット・ホームなカントリー臭を強く感じたのですが、今回はそれを私が期待し過ぎたせいか、何故かもっと異国情緒な感じ、例えばジプシーとか、 そんな雰囲気を感じました。そしてバンドと言うよりは「一座」と呼びたい、そんな感じも。もちろん良い意味で。

こういう多彩な魅力がスパンカーズの良いところですね!

それにしてもノコギリって凄いですね。テレビなどでその演奏は見たことが有ったのですが、生で音色を聴いたのは、スパンカーズが初めてでした。あんなにごっつくて、黒く鈍い色をしたノコギリから、あんなに繊細な音が出るとは…。しかし誰がノコギリを弓で弾こうなんて考えたんでしょうね?

この楽器としてのノコギリ、起源は1800年代と意外と古いようです。始めのうちは叩いて音を出していたようですが、それを想像力と好奇心に逞しい音楽家が弓で弾き始めたんでしょうね。そして現在では立派な楽器「ミュージカル・ソウ」として広く普及しているそうです。

ノコギリとミュージカル・ソウって、どこが違うのでしょうか? ミュージカル・ソウは切れるのでしょうか? また、種類は一つなのでしょうか? 例えばソプラノ、アルト、テナーって感じで分かれてて、 バス・ソウとかいう人間の背丈並みの巨大なミュージカル・ソウが有ったら面白いなとか、妙な想像をして楽しんでします。有る訳無いですね…。

そう言えばスパンカーズの新譜、買ってないんですよね~。




~関連過去ブログ~ お茶のお供にどうぞ。


 06. 9.10 アサイラム・ストリート・スパンカーズ(アップル・インストア・ライブ)