ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

辛い言葉を浴びせるのは母を求めているからこそ

2018-03-16 23:50:41 | 思うこと
私が今クール観ているドラマ



これですね。

いつも後日、録画を観ています。
今週放送分はまだ観ていないのですが、先日、先週の第8回を観ました。

その中のシーン・・・

信頼関係が崩れ断絶してしまった母と娘。
妻子ある男性を好きになり、男性が家を訪ねてくるのを待っている、男の子を持つ娘。
母は会うことを拒否されてしまっています。

娘が母に訴えるシーンを観て切なくなってしまいました。

娘のセリフです。

だから私の勝手な願望だって!願望を否定しないで!
旦那に見捨てられ、将来が不安で(彼に)出会えてどれだけほっとしたか、彼に救われた。
あなたは自分のことばかり。私のことなんて何も考えてくれていない。
間違っていることわかってる。許されないことをしているのわかってる。
でも、もしかしたら(あなた)だけは認めてくれるかなってちょっと思っちゃってたの。
好きになったら仕方がないね。応援するから、けじめだけはしっかりしなさいねとか・・・
嘘でもそう言ってくれるかなと思っちゃって。
そしたら、また昔みたいに話せるようになるのかな、あの頃に戻れるのかなって。
そしたらそれは私の支えになるかなって・・・
勘違いしてた。やっぱりあなたはお母さんじゃなかった。

妻子ある男性は、今、その母の印刷工場で偽札づくりをしています。
見つかったら逮捕されるだろう男性・・・
なおかつ妻子がいる。

普通であれば、なかなか受け入れることは難しいだろうと思います。
それは娘の幸せを願うからこそ。

でも、娘はいけないことをしてるのはわかっているけど、嘘であっても認めてほしかった。
それほどの支えが必要だった。

辛いですね。

母はどうしても先をみてしまう。
今を取り繕っても、この先に幸せがあるとは思えないから。

でも、現実を認めることは難しくても

「辛いね」
「悩んでいるんだね」
「母はいつでも味方だからね」

とは言ってあげられるよね。

きっと、その言葉が欲しかったんだよね。


その妻子ある男性・・偽札づくりに没頭してか、今はその娘のところに行っていなかったのです。
娘の心も不安になっていたと思います。

だからなのか?

これまで母の姿を見ると嫌悪感を表し、門前払い同様な態度であったのに、
この時は、こうやって切々と感情をぶつけたんです。

それは、やはり母だから。
どこかで母を求めていたんじゃないかな。

求める気持ちがあるから辛い言葉を投げつけてしまう。。。

「私のことなんて何も考えてくれていない」・・・は、考えてほしい。

「やっぱりあなたはお母さんじゃなかった」・・・は、お母さんでいてほしい。

・・・ですよね?

その言葉の裏に感情が隠れているのです。

母を求める娘の気持ちが見えていました。

母に自分の気持ちをぶつけられたことはよかったなと思いました。

そのことで何かが変わるといいですね。

きっとわかりあえる時がくる。

そう信じたいです。



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