ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

記念の学校訪問がもたらしたもの。

2024-09-10 23:30:05 | 家庭内対応
昨日、小物を整理していたら、こんなものが出てきました!
 


いや~まだ、あったんだぁ~懐かしい
 
これは、あの超有名大学の合格率1位?を誇る、中高一貫校ですよね。
もちろん、けん太が通っていたわけではありません。
ここを目指していたわけでもありません。(無理なので✖)
 
けん太にご縁のない中学なので、受験前に一度、記念に行っておくかと(笑)訪れていました。
体育祭と文化祭と、なぜか2度も(笑)
 
記念に、このキーホルダーをけん太に買ってあげました。
 
体育祭は見学だけでしたが、文化祭は体験できるものも多く、けん太は楽しそうに参加していました。
ただ、校舎の中をぐるっと見学させてもらった時に、ビニール袋や紙くずなどのゴミが、廊下に落ちていて、
けん太はそれに失望?「いいや、ここは」って言ったのを覚えています。
 
そもそも、入れないんだけどね それに、けん太の部屋の方がゴミ落ちてるよ~・・・って思いましが(笑)
 
この他にも、記念の学校訪問をいくつかしています。
 
当時のけん太は、中学受験する気満々で、塾のある日は飛んで帰ってきて、塾に向かっていたし、
いろんな学校にも興味津々で、訪問にもとても乗り気でした。
塾の友達もいろいろと学校を巡っていたでしょうから、情報交換などもしていたんだと思います。
 
そして、自分で、高校の好感度?ランキングも作っていました。
学校訪問するたびに入れ替わっていました。
 
けん太は、自分に合う合わないの判断が瞬時に出来て、その判断に迷いがなかったです。
ここに入ってくれたらなぁ~と私が気に入った文武両道の男子校があったけど、そんな親の思いは口に出さないようにしていたんです。
しかし「みぃみは、ここがいいと思ったんでしょ?でも、俺は違うからね」と言われたりなんかして(怖
 
当時は、中高一貫校に入って、大学に進学し・・・そんなけん太の姿しか想像していませんでした。
その先はけん太が決めることだけど、そこまでのレールは敷いてあげようと。
 
一喜一憂する受験生の母は大変だけど、合格発表の日に、これまでの苦労が吹っ飛んで、喜びの涙を流す・・・
そんな自分の姿を思い浮かべ、それを励みに日々、けん太に寄り添ってきました。
 
あ~なのに、なのに・・・
まさか、思いもよらぬ方向へ向かうことになろうとは・・・
 
不登校になり受験を諦め、公立中学校に進学することになり・・・
けん太はそれは仕方がないと受け止めていたとは思いますが、
 
施設面でも、イベントの規模でも、公立はこの程度か・・・と、どこか冷めてしまっているけん太がいました。
塾で、勉強を先取りしていたため、学校の授業がおもしろくない。たいしたことない・・・これはすでに、小学校から感じていたようでした。
 
受験を目指し、記念も含め、あちこち学校訪問したことが、完全に裏目に出てしまいました。
 
中学校で再不登校となった、直接のきっかけは、顧問だとは思いますが、
すでに、何かのきっかけで崩れやすい状況ではあったと思います。
 
けん太は、いつも友達がいたイメージだとは思いますが、2,3年生のクラスには、仲のよい友達がいなくて、
休み時間はいつも席で本を読んでいたそうです。
クラスが楽しくないというのも不安要素でした。
 
それから経験したくないようなことが起きてしまいましたが、
かといって、受験しようとしなければ・・・とは思っていないです。
 
失敗からたくさんの学びがあったので。
 
あのまま、受験戦争に突入していった私のことを想像すると、
もっともっとと期待してしまったかもしれないので。
かえって怖いです。
 
もしかして、学ぶために、失敗させられたのかな?(笑)
 
今、こうしてけん太と、笑って過ごせているのも、
いろんなことがありつつも、けん太の問題だと割り切れているのも、
 
あんな経験があったからこそと思うので。
 
意味のないことなんて、何一つないんだなぁ~と思えています。
 
 
 
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