ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

不登校の「原因」と「きっかけ」

2019-07-16 23:19:26 | 不登校のこと
先日、「不登校性格傾向チェック」なるものをやってみました。

笑っちゃうくらい当たっていました。

【忍耐力欠如型】【完璧主義タイプ】だそうです。

一部、ピックアップします。

【忍耐力欠如型】の特徴・・・

何事にも我慢が苦手で、どうしても楽なほうへ流されてしまうので学校や人間関係に大きな障害がない場合でも、
欠席が続くと不登校状況になる可能性がある。(ピンポン!

対応・・・苦しいことから逃げようとすることを、うるさく言ってもアドバイス自体を苦しみと捉える。
そのため、ごまかしたり、話をそらしたりして、聞き入れることは少ないので注意すること。
嫌なことがあったり、興味がなくなると「おもしろくない」「疲れた」とすぐ投げ出してしまうので、
物事の結果や成果に目を向けさせる必要がある。

【完璧主義タイプ】の特徴・・・

オール・オア・ナッシング(10点か0点か)で、自分の理想とする結果が得られそうもないと、
最初からまる投げしてしまうことも多い。(ピンポン!ピンポン!!)

対応・・・白か黒かという判断基準を持っていることが多く、考え方や態度に柔軟性がかけていることが
多く見られる。こだわりすぎて結果が出せないことも少なくない。
適切な価値観を身につけさせる必要がある。「よくできました」という価値観ではなく、
「調和がとれている」「頑張った過程」に価値を見出させるようにする。
ほめ方や評価の与え方を変えることが必要。


我慢が苦手、楽な方に流れる。
オール・オア・ナッシング
こだわりすぎて結果がだせない・・・

なぜ、わかるんですか?(笑)

社会に出て、少しは柔軟性が出てきたように思いますが、
不登校になった当初はほんとこだわりが強くて自分を縛っていましたね。

不登校になるべくしてなった?

いや、そういうわけではないと思いますが、
何かのきっかけでなる可能性があるタイプなんだと思います。
今は、どんな子も不登校になる可能性があると言われてはいますけどね。
外的要因、内的要因、環境・・・運、不運もありますから。

ケン太の場合ですが・・・

私がよく言っている、中学受験での追い込み。
確かにこれは大きな要因です。
でも、これが「原因」とは言えないと思います。

何故なら、我が家以上にスパルタでやっているご家庭もあります。
その環境に置かれた子が、全て不登校になるわけではないですから。

ケン太に不登校に向かいやすい何かを持っていたということだと思います。
それを考えず、ガンガンやってしまい、
もしかしたら対応次第では回避できたかもしれないのに、
それに気づいていなかったということなんだと思います。

「原因」はそこなんじゃないかと思います。

あくまでも中学受験は「きっかけ」なんだと思います。



中学校では顧問の締め付け、人格否定。
顧問から逃げるように学校を休み始め・・・ついに完全不登校。

生徒指導ではかなり問題のある先生だったと思います。
でも、ケン太が課題をやっていれば顧問の攻撃を受けることはなかったです。

ケン太も提出しなければどうなるかはある程度わかっていたはずです。
顧問の厳しさが、ケン太の想定以上だったということだとは思いますが、
そして逃げるしかなくなった。
「緩み」からの「逃げ」ですね。

顧問はケン太だけを攻撃したわけではなく、
他にも洗礼を受けた生徒はいます。
かなり人格否定の言葉を浴びせられています。

でも、その子は一度は「退部」を考えましたが、思いとどまり、
最後まで部活をやり遂げました。

高校に入って部活でいろいろ大変だったそうですが、
中学校の顧問に洗礼を受けていたので、これくらいなら・・と思えたそうです。

ケン太は、小学校の時に不登校の経験をしているので、
どうしても同じ選択をしてしまいがちというのはあると思います。
その方法を知ってしまっていますからね。

「逃げ」ではない選択もあったはずです。
ケン太が「逃げ」を選んだんですね。

もし、顧問のことがなかったら、ケン太は不登校にならなかったのだろうか・・・
何ごともなく卒業できたのだろうか・・・・

それはなんとも言えないです。

高校に進学し、学校にも先生とも友達ともなんのトラブルもなかったはずです。
むしろ、今まで一番、好きな先生。
どこをとっても気が合う友達と出会えています。

でも、やはり、緩みから課題提出が滞り、行き渋るようになり、
テストを受けず、追試もボイコット。課題を放置し・・・同じことの繰り返しになりました。

10か0。
すぐ投げ出す。
欠席が続くと不登校・・・

この性格傾向ですね。


だから、あの顧問でなければ、不登校にならなかった・・・ではないと思います。

環境を変えようと転校したけど、転校先でもまた不登校になった。
この話もよく聞きますけど、これも同じですね。

学校がこうであったら・・・
この先生でなかったら・・・
この友達がいなかったら・・・

不登校にならなかった?

そうかもしれないです。
でも、もしかしたら、それは「きっかけ」にすぎないかもしれませんね。




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