昨日の記事を書いていて、不登校当時の状況を思い出したので、
もう少し書いてみようと思います。
小学校で学校に行けなくなったケン太ですが、
「担任の先生に病気だと言ってほしい」とお願いされました。
元気なのに学校に行かないのは「さぼり」
そうは思われたくない。
休む理由が必要だったのですね。
病気でないことがわかったら、もう俺は終わりだ。
一生学校に戻れない。
・・・そのようにも言っていました。
根は真面目ですので、休むことに相当、罪悪感を持っていたと思われます。
担任の先生には「病気で休む」と言ったわけではなく
ケン太がそのようにお願いしてきた・・・ということを伝えました。
もちろん、口裏を合わせていただくようにお願いをしました。
クラスの子に聞かれたら「身体の調子があまりよくないのかも・・・」と濁していただいたようです。
その当時、親しくしていた数人のママ友には全てを話していました。
不登校になった経緯や今の様子など。
もちろん、病気ではないということも。
病気でないことがバレたら、もう俺は学校に戻れない。
この言葉も伝え、お子さんには絶対に言わないようにお願いしました。
しかし、ある女の子のママが、
娘さんに「友達には絶対に内緒だよ」と全てをそのまま話していたようです。
その娘さんは「ママに内緒って言われたから内緒だよ」とクラスの子に言っていたようです。
それを私の耳に入れてくれた他のママがいました。
それを聞いた彼女の娘さんも、内緒と言われたのに、ママに言っていたということですが。
担任の先生にそれを伝えると
「内緒ねと言っても、誰かひとりに言った時点で、内緒じゃなくなりますからね」と。
確かにそうですよね。
内緒にしたかったら、自分が言わなければよかったこと。
自分の甘さを反省しました。
でも、もう現実に起きてしまった・・・
バレたら、もう学校には戻れない。
ケン太が何度も繰り返し言っていた言葉です。
もう戻れないかも・・・目の前が真っ暗になったのを覚えています。
クラスに言ってしまった娘ちゃんのママとは当時、すごく仲がよかったんです。
なんでも話していた仲でした。
でも、あれだけ念を押したのに、言っちゃうんだ。
ケン太がクラスに戻れなくてもいいんだ・・・
裏切られたような気持ちでした。
すごく、悲しかったです。
「お願いだから、もう言わないでください」とメールしたら
「ごめんなさい。本当にごめんなさい・・・」と返信がきました。
それ以降、ケン太のことを彼女に伝えることはなかったです。
彼女ももうケン太のことに触れてくることはなかったです。
そもそも、ケン太が病欠だとクラスに認知されていたわけでもなく、
親しくない子にとっては、どうでもいいことだっただろうし、
ケン太のその時の生活ぶりを知った子がいたところで、
何かケン太に不利なことが起きたわけではありません。
ケン太は当時、友達との関係を断っていたので、
その女の子がケン太のことを喋ったことも、
ケン太の耳に入ることはありませんでした。
つまりは、何ていうこともない出来事で終わりました。
ケン太の言葉を信じ
もう終わった・・・とまで思ってしまったのは、
それくらい、不登校の親は必至だということ。
些細なことでもダメージを受けるということ。
心の余裕を失っているということなんじゃないかと思います。
私の友達は、私の精神状態がそこまでのものであると
理解していなかったんでしょうね。
心が弱っている時って
人の優しさが心に沁みます。
それまで、そんなに親しいわけではなかった友達が
心配してメールをくれたり、
あ、なんかわかってくれる・・・と感じる方と距離が縮まったり
ケン太の不登校で、私の友達関係に変化がおきました。
ケン太が大切なものを残してくれたようにも思います。
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小学校で学校に行けなくなったケン太ですが、
「担任の先生に病気だと言ってほしい」とお願いされました。
元気なのに学校に行かないのは「さぼり」
そうは思われたくない。
休む理由が必要だったのですね。
病気でないことがわかったら、もう俺は終わりだ。
一生学校に戻れない。
・・・そのようにも言っていました。
根は真面目ですので、休むことに相当、罪悪感を持っていたと思われます。
担任の先生には「病気で休む」と言ったわけではなく
ケン太がそのようにお願いしてきた・・・ということを伝えました。
もちろん、口裏を合わせていただくようにお願いをしました。
クラスの子に聞かれたら「身体の調子があまりよくないのかも・・・」と濁していただいたようです。
その当時、親しくしていた数人のママ友には全てを話していました。
不登校になった経緯や今の様子など。
もちろん、病気ではないということも。
病気でないことがバレたら、もう俺は学校に戻れない。
この言葉も伝え、お子さんには絶対に言わないようにお願いしました。
しかし、ある女の子のママが、
娘さんに「友達には絶対に内緒だよ」と全てをそのまま話していたようです。
その娘さんは「ママに内緒って言われたから内緒だよ」とクラスの子に言っていたようです。
それを私の耳に入れてくれた他のママがいました。
それを聞いた彼女の娘さんも、内緒と言われたのに、ママに言っていたということですが。
担任の先生にそれを伝えると
「内緒ねと言っても、誰かひとりに言った時点で、内緒じゃなくなりますからね」と。
確かにそうですよね。
内緒にしたかったら、自分が言わなければよかったこと。
自分の甘さを反省しました。
でも、もう現実に起きてしまった・・・
バレたら、もう学校には戻れない。
ケン太が何度も繰り返し言っていた言葉です。
もう戻れないかも・・・目の前が真っ暗になったのを覚えています。
クラスに言ってしまった娘ちゃんのママとは当時、すごく仲がよかったんです。
なんでも話していた仲でした。
でも、あれだけ念を押したのに、言っちゃうんだ。
ケン太がクラスに戻れなくてもいいんだ・・・
裏切られたような気持ちでした。
すごく、悲しかったです。
「お願いだから、もう言わないでください」とメールしたら
「ごめんなさい。本当にごめんなさい・・・」と返信がきました。
それ以降、ケン太のことを彼女に伝えることはなかったです。
彼女ももうケン太のことに触れてくることはなかったです。
そもそも、ケン太が病欠だとクラスに認知されていたわけでもなく、
親しくない子にとっては、どうでもいいことだっただろうし、
ケン太のその時の生活ぶりを知った子がいたところで、
何かケン太に不利なことが起きたわけではありません。
ケン太は当時、友達との関係を断っていたので、
その女の子がケン太のことを喋ったことも、
ケン太の耳に入ることはありませんでした。
つまりは、何ていうこともない出来事で終わりました。
ケン太の言葉を信じ
もう終わった・・・とまで思ってしまったのは、
それくらい、不登校の親は必至だということ。
些細なことでもダメージを受けるということ。
心の余裕を失っているということなんじゃないかと思います。
私の友達は、私の精神状態がそこまでのものであると
理解していなかったんでしょうね。
心が弱っている時って
人の優しさが心に沁みます。
それまで、そんなに親しいわけではなかった友達が
心配してメールをくれたり、
あ、なんかわかってくれる・・・と感じる方と距離が縮まったり
ケン太の不登校で、私の友達関係に変化がおきました。
ケン太が大切なものを残してくれたようにも思います。
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