ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

どこまでも息子くんの気持ちに気づかない母親(;_;)

2020-11-12 11:40:45 | 家庭内対応
昨日は、ほんと久しぶりに整骨院に行ってきました。
前回、4月末だったので、約、半年振りです。

コロナだから行っていなかったわけではなく、
ファイテンのネックレスをするようになってから、肩こりがかなり楽になりまして、
もう、整骨院のお世話にならなくても大丈夫では?と思っていたんです。
もう先生に会えないのかなぁ~寂しい・・・なんてね。

しかし、ここに来て、またバキバキになりまして、頭痛もしてきまして、
先生に会える~と半分、喜んで(笑)向かったわけです。
このところ、急に寒くなってきて、乾燥もしているし、
傷みが出てきている人が多いらしいです。
そういうことかぁ~
この季節柄なんですね。
ファイテンの力を借りつつ、引き続き、メンテもお願いしようと思います。
(しかし、ファイテン、凄いですよ!)



整骨院で興味深い話を聞いたので、今日はそれを書きたいと思います。

私が子どもの不登校を経験しているので、不登校の話。
問題行動を起こしている子。その親の話を話してくれることが多いのですが、
今日も、例にもれず、ほんとにまぁ~と思える内容でした。

整骨院の先生には、中2の息子さんがいるのですが、
息子くんのお友達で、毎日、遊びに来る子がいるとのこと。
それは、自分の家にいたくないから、避難しに来ているらしいのです。

やはり、問題は母親らしいです。
教育熱心で、とても、きちんとされている母親らしいです。
子どももキチンと育てたい。
地元の公立トップ高を狙っているそうです。
ま、大丈夫だろう成績ご優秀なお子さんらしいです。

出た~!!(と思わず、先生に言ってしまった
不登校あるあるじゃないですかぁ~
この子は不登校ではないけどね

まず、今の塾を辞めたいんだそうです。
今は個別塾だけど、自分は集団スタイルが合うと思っているのに、塾はここでなくてはという
母親の信念の元に、息子君の希望は受け入れられない。
子どもを親の思いのように動かせようとする、管理型の子育てですね。

息子くん、それまではわりと素直に従ってきたそうですが、只今、中学2年生。
思春期真っ只中になり、親への反発心から親に話しかけることをしなくなった。
妹がいて、お兄ちゃんの素行をいちいち母親にチクる。
完全に母親の味方で、兄を嫌っている。
母親が強く家の中心人物なので、父親も母親側にまわる。

そのお友達は家に居場所がない。
だから、家にいたくない。
帰宅後、すぐ先生のお宅に遊びに来て、家に帰ったら、真っ直ぐ、自分の部屋へ。
家族と話するのを避けている。

ある日、その母親から「息子が帰ってきていない」と夜の10時くらいに電話があったそうです。
結局、公園にいたそうですが、それほど、家には戻りたくなかったということ。
それでも母親は息子くんの気持ちに気づかない。
「まったく~」と思うだけ。

その母親は、息子くんが自分との会話を拒否しているので、毎日、息子が行っている家のお母さんの話なら、
聞くのではないかと、「私が言いたい事、代わりに言ってもらえませんか」と頼んできたそうな。
しかし、どこまでも言いたいんですね

先生は「私がそれを言ったら、息子くん、もう我が家に来なくなりますよ。他に居場所を見つけるだけですよ。それでもいいんですか?」と言ってやったそうな。
「それに、息子君は、母親が頼んだんだなと、わかりますよ。誤魔化しはきかないです」とも。
「じゃあ、いいです」とすぐ引き下がったそうですが。

そして、ある日、息子くんが撮り溜めしてあったアニメを母親が全部、消してしまったそうな。
息子君の態度に対しての行動ですが、母親としてはそれが正義なんだとか。
息子くんはそれに反発し、それからハンガーストライキが始まった。

学校で給食も食べず、担任が心配して、話かけると、
「アニメを消された」と訴える。
それで、母親を呼んで、三者面談になったそうです。

整骨院の先生も、その母親と話をして、
「暴力が出てもおかしくないです。そのくらいのことですよ」と言ったら、
「暴力がでなくてよかったと思えばいいんですね」と返ってきたそうな。

う~ん
どんなポジティブ?
出なきゃいいってことないし。
暴力で訴えた方がよかったんじゃ?
そのくらいの反発を示さなければ、母親は気づかないのでは?
私がそうだったし

その友達は優しくていい子だから、家に遊びに来るのは構わないけど、
やっぱり、事情が事情なだけに、気になって仕方がないし、
友達のことで母親と話しなければならないことが気が重いと。

ご飯を食べなくなったことも気になり、その友達に
「ちゃんと食べないとダメだよ。ちゃんと食べてから来てね。
何も食べていない子は家に入れられないからね」と言うと、
朝ご飯だけ食べるようになったそうです。
やせ細ってしまった身体も少し元に戻ってきたそうな。
やっぱり自分の大切な居場所なので、ちゃんと言う事を聞くんですね。

一方、母親は受験のことを心配して「公立1校しか受けないのありですか?」などと聞いてくる。
受験の前にもっと心配することあるでしょ?と言いたくなるそうな。

母親と話しても、何も変わっていかないので、
その友達に話をしたそうな。

「塾のこともそうだけど嫌だったら、ちゃんと母親に話した方がいいよ。今、母親と向き合ってなくて、周りの人を振り回してしまっている。何も食べないとか、周りを心配させて、母親に言ってもらっている。この先、いつまでも他の人が助けてくれるとは限らないから、自分で言えるようにならないとね。塾が嫌だったら、行かなくてもいいんだよ。そのくらいしないと、いつまでもわかってもらえないよ」

すると友達から出た言葉は「母親がかわいそうだから」

なんていい子だ。
優しいんだね。
でも、かえって怖い

だから、いつまでも、母親は事の重大さに気づかない?
自分に話しないとか、ご飯を食べないとか、息子くんの変化に、気付いてはいると思うけど、
「思春期」ぐらいの位置づけで、そこまでとは思っていないんだろうね。

かつて、私も、このままエスカレートしたらまずいかも?と思いつつ、
自分の行動を変えることができなかった。
暴力が出て、手がつけられなくなり、やっと気づいたのです。
だから、わかるのです。
だから、中2のうちに、気付いてほしい。


整骨院の先生ですが、母親といつも衝突して、思春期の頃は大暴れしていたらしいです。
そして、今でもうるさい?母親のことが嫌い。
だから、子どもの気持ちが凄くわかるそうです。

母親にされて嫌だったことは、決して自分の子どもにはしない。
子どもの意思を尊重して、子どもに任せている。
失敗したらいいきみだ~これでわかったかぁ~!とニヤッと笑うそうな

今回の母親のように、自分の思うように管理しようとするのは、
多分、自分自身が親に反発をしたことがないからじゃないかと言ってました。
自分は素直に親に従ってきたから、自分の子どもも当然、親に従うものだと思っている。
子育てはそういうものだと疑わない。
それで、問題が起きない子もいるだろうけど、いろんな子がいるからね~と。

なるほど、そうかも~と思いましたよ。
確かに私、父とも母とも、喧嘩したことないからね
私、言いつけ守ったし、親を怒らせるようなことはしなかった。
そんなに裕福でもなくて大学に行かせるお金はないから、勉強しろとも言われなかったし(笑)
温厚な家庭で平和に育ってきました。
言いつけ守らない、平気で親を怒らせるケン太に辟易して、なんとかしなければと思ったからね。
それが行き過ぎちゃいましたね。

そんなこんなで話に夢中になり、気が付いたら、1時間半経ってました
施術の予約は1時間に一人なので、持ち時間、最大1時間なんだけど、私の後の予約は入っていなかったようでして。
先生も話に夢中になると、施術の手が止まるしね(笑)また動き、また止まりで(笑)
1時間半だけど、多分、内容は1時間(笑)
会計後もしばらく立ち話

あ~喋ったぁ~

肩も軽くなったし、お口もよく動きました。

でも、そのお友達がかわいそうで・・・
母親に、気付いてほしいなと願いつつ。
子ども自身にも勇気を持って母親と向き合ってほしいと思いました。


実は、他にも話したことがありまして、
それは次に書きますね。



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