またちょっと本の話です。
先日の記事のとおり、
今は古本に触れられないケン太ですが、
以前は違いました。
ケン太が幼稚園ぐらいまでは、
私は2週間に一度、図書館に行き、
絵本をまとめて借りてきて、毎晩読んであげていました。
幼稚園でも図書の貸し出し日を設けていたので、
毎回、借りてきて読んでいました。
小学校の頃は、休み時間に学校の図書室に行って
本を読んでいたこともあるようです。
人が触れた本。
特に問題はありませんでした。
何時から、誰が触れたかわからない本を
嫌がるようになったのかは、よくわかりません。
でも、不登校がきっかけだったと思います。
家にいるとどんどん神経質になり
潔癖症のような症状がでてきました。
料理の手伝いをしてくれた時があるのですが、
全ての道具を一度、洗う。
布巾は使えず、ティッシュで拭く。
洗い物をする時は、新しいスポンジを下ろして洗う。
皿やコップ、箸などを使う時は細かくチェックする。
中学の不登校の時にかなり潔癖になりましたが、
高校に行き始めると少し治まってきました。
高校でコース替えして、家にいるようになると
また潔癖が復活です。
古本に触れなくなったのも
同時期だったと思います。
中学の時はかなり本を読んでいました。
主人が子どもの頃にそうしてもらっていたので
ケン太にも制限はつけたくないと
本に関しては無制限に買ってあげていました。
小説も好きですが、哲学書も結構、読んでいました。
登校に不安定さが出てきていた頃、
クラスに仲の良い友達がいなかったので、
休み時間はほぼ本を読んでいたそうです。
興味のない授業の時に
教科書で隠して本を読んでいたこともあったようです。
本が逃げ道になっていたようにも思います。
不登校になると、哲学書をより好む傾向が出てきました。
世界で一番難しい哲学書だとかなんとか・・・
それをよく手にしていました。
内容がわかっていたのかどうか。
それを読んでいる自分に酔っているようにも思えました。
不登校の入り口で、かなり下がってしまっていた自己肯定感。
必死に上げようとしていたのかもしれません。
そのうち本を大人買いをするようになりました。
まとめて買っても読むのならいいのですが、
読まないで放置する本も出てきました。
制限をつけないとこうなってくるのだと
本の与え方を変更することに。
本代を含めて、お小遣いをあげることにしました。
その金額の範囲内で本を買ってもらうようにしました。
すると、お小遣いはその他のことに出て行くようになりました。
そのうち、本をまったく買わなくなりました。
考えてみたら・・・そうなりますよね。
本を買わなくなるという想定ができなかった自分の甘さを痛感しました。
高校になり、スマホを持つようになると、
小説サイトを読むようにもなりました。
無料サイトなので気軽に読めます。
でも、いくらでも読めてしまうため、
一時期は、のめり込みすぎて
食事と睡眠以外はずっと読んでいる時がありました。
すでに学校にはほとんど行っていない時でした。
時間がありすぎるため、セーブが効かなくなります。
生活のペースが完全に崩れました。
ゲームにはまってしまうのと同じ感覚でした。
思い返すと、本を読んでいる時期は
不登校にからんでくることが多かったです。
順調な時というのは、日々の生活に追われるし
友達と過ごす時間も多くなる。
なかなか本をゆっくり読む時間はないのかもしれません。
本を読みたいという気持ち。
それはいいなと思います。
でも、これまでのことを考えると複雑な思いもありますね。
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今は古本に触れられないケン太ですが、
以前は違いました。
ケン太が幼稚園ぐらいまでは、
私は2週間に一度、図書館に行き、
絵本をまとめて借りてきて、毎晩読んであげていました。
幼稚園でも図書の貸し出し日を設けていたので、
毎回、借りてきて読んでいました。
小学校の頃は、休み時間に学校の図書室に行って
本を読んでいたこともあるようです。
人が触れた本。
特に問題はありませんでした。
何時から、誰が触れたかわからない本を
嫌がるようになったのかは、よくわかりません。
でも、不登校がきっかけだったと思います。
家にいるとどんどん神経質になり
潔癖症のような症状がでてきました。
料理の手伝いをしてくれた時があるのですが、
全ての道具を一度、洗う。
布巾は使えず、ティッシュで拭く。
洗い物をする時は、新しいスポンジを下ろして洗う。
皿やコップ、箸などを使う時は細かくチェックする。
中学の不登校の時にかなり潔癖になりましたが、
高校に行き始めると少し治まってきました。
高校でコース替えして、家にいるようになると
また潔癖が復活です。
古本に触れなくなったのも
同時期だったと思います。
中学の時はかなり本を読んでいました。
主人が子どもの頃にそうしてもらっていたので
ケン太にも制限はつけたくないと
本に関しては無制限に買ってあげていました。
小説も好きですが、哲学書も結構、読んでいました。
登校に不安定さが出てきていた頃、
クラスに仲の良い友達がいなかったので、
休み時間はほぼ本を読んでいたそうです。
興味のない授業の時に
教科書で隠して本を読んでいたこともあったようです。
本が逃げ道になっていたようにも思います。
不登校になると、哲学書をより好む傾向が出てきました。
世界で一番難しい哲学書だとかなんとか・・・
それをよく手にしていました。
内容がわかっていたのかどうか。
それを読んでいる自分に酔っているようにも思えました。
不登校の入り口で、かなり下がってしまっていた自己肯定感。
必死に上げようとしていたのかもしれません。
そのうち本を大人買いをするようになりました。
まとめて買っても読むのならいいのですが、
読まないで放置する本も出てきました。
制限をつけないとこうなってくるのだと
本の与え方を変更することに。
本代を含めて、お小遣いをあげることにしました。
その金額の範囲内で本を買ってもらうようにしました。
すると、お小遣いはその他のことに出て行くようになりました。
そのうち、本をまったく買わなくなりました。
考えてみたら・・・そうなりますよね。
本を買わなくなるという想定ができなかった自分の甘さを痛感しました。
高校になり、スマホを持つようになると、
小説サイトを読むようにもなりました。
無料サイトなので気軽に読めます。
でも、いくらでも読めてしまうため、
一時期は、のめり込みすぎて
食事と睡眠以外はずっと読んでいる時がありました。
すでに学校にはほとんど行っていない時でした。
時間がありすぎるため、セーブが効かなくなります。
生活のペースが完全に崩れました。
ゲームにはまってしまうのと同じ感覚でした。
思い返すと、本を読んでいる時期は
不登校にからんでくることが多かったです。
順調な時というのは、日々の生活に追われるし
友達と過ごす時間も多くなる。
なかなか本をゆっくり読む時間はないのかもしれません。
本を読みたいという気持ち。
それはいいなと思います。
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