先日、情報番組「あさイチ」で、不登校を取り上げていました。
「どう向き合う?わが子の不登校」というタイトル。
予約録画しておいたのですが、なんと視聴予約だったみたい
気が付いたらつけていなかったはずのテレビがついていてびっくり。
ということで前半少し、見逃しちゃっいました(ドジ女)
子どもが「学校へ行かない」といった時に親はどう対応するか・・・
実際に不登校だった子は「何も言わないでほしい」と。
「何も言わないでいてくれたら、明日は行こうと思えるけど、
何か言われると行きたくなくなる」
最初は強引に、それでも動かないので説得したり、なだめすかしたり・・・
親はどうにかして行かせようとしてしまうものです。
私も最初はそうでした。
直接的ではなくても、何か親が働きかければ働きかけるほど、
子どもは結局は行かせようとしているだけ・・・と親の心を読みます。
辛い胸の内をわかってくれない・・と思ってしまうのかも。
そうなると信頼関係まで崩れていき、時には暴力という形になる場合も・・・
親が何かしようとすればするほどその逆になってしまうのですね。
どんな働きかけにも動けない我が子に、親は否が応でもそれに気づかされることになります。
ケン太もそうでした。
「行かない」の言葉に理由を聞き出そうとしたり、
説得しようとすると布団をかぶって何も話さなくなってしまう。
行こうかどうしようかと葛藤している時に親の不用意な言葉がけで
かえって行かないことを選択させてしまった時もあると思います。
「親心は下心」
番組の中でのこの言葉はまさしくそうだなと思いました。
不登校のことの理解を深めるにはいい番組だったなと思います。
ただ、起立性調節障害のことも取り上げていて・・・
朝、頭痛やめまいで起きられない、だるい・・・
自律神経の働きが悪くなって起きる症状ですが、今は中学生の10人に1人という
割合で発症しているとのこと。
不登校は体調不良を訴えることが多いのですが、まさしく同じ症状。
病気という可能性も。
11のチェック項目のうち3項目あてはまれば専門医にかかってみては?
それについてはちょっとう~ん・・・と思います。
不登校の子はたいがい学校に行けないことに苦しんでいます。
学校に行こうとすると、自律神経が乱れ
体調に変化が起きて当然だと思うのです。
症状が出ているのですから病院に行けば病名をつけてもらえます。
起立性調節障害だから学校に行けなかったのだ・・・
まずは病気を治すことが先決。
そう捉えて(安心して?)病気を治すことに専念してしまうのは怖い。
確かに薬を処方してもらって少し症状が緩和されて学校に行ける子はいます。
朝起きれるようになり学校に行っても大丈夫だったことで自信がつき、
そこから登校できるようになった子を実際に知っています。
私は薬を否定しているのではないのです。
薬がお守りになることもあります。
でも、どんな薬をつかってもよくならず、もっといい薬を・・・
と求め続けている方もいます。
薬に頼らなければ起立性調節障害は治らないのでしょうか?
もちろん重症化して薬に頼らざる得ないケースもあると思います。
でも、全てがそうでしょうか?
思春期の子を薬漬けにしてほしくないです。
私は、復学して症状が治まった、まったくなくなったという
方をたくさん知っています。
行けなかった学校に行けた。
ただ、それだけのことです。
ケン太もそうでしたから・・・
視聴者の方からのご意見でこういうのが・・・
「不登校はまったく理解できない。単なる怠け。
引っ張ってでも行かせるべき。親が甘い。
社会は厳しい。学校に行けないものが社会に出て行けるわけがない」
言葉を正確に覚えていないのですが、このような内容でした。
ただ、不登校の子の親は元々はそういう親だったケースも多いんですよ。
教育熱心で躾にも厳しくて怠けを許さない親。
いわゆるちゃんとした親?
ちゃんとした親ほど子どもをちゃんとさせようと思う。
動かぬなら尻を叩くべきだと思っている。
親の思うように動ける子はいます。
親と子の相性が良かっただけです。
全ての子がそうではないです。
親が求めるように動けず止まってしまう子がいます。
こうあるべきだ!の中で育つと、子どもも柔軟性を持てません。
学校という社会の中で生きにくくなってしまう子もいます。
ちゃんとした親ほど危険かもしれません。
思わぬ落とし穴があることを知っておいたほうがいいと思います。
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「どう向き合う?わが子の不登校」というタイトル。
予約録画しておいたのですが、なんと視聴予約だったみたい
気が付いたらつけていなかったはずのテレビがついていてびっくり。
ということで前半少し、見逃しちゃっいました(ドジ女)
子どもが「学校へ行かない」といった時に親はどう対応するか・・・
実際に不登校だった子は「何も言わないでほしい」と。
「何も言わないでいてくれたら、明日は行こうと思えるけど、
何か言われると行きたくなくなる」
最初は強引に、それでも動かないので説得したり、なだめすかしたり・・・
親はどうにかして行かせようとしてしまうものです。
私も最初はそうでした。
直接的ではなくても、何か親が働きかければ働きかけるほど、
子どもは結局は行かせようとしているだけ・・・と親の心を読みます。
辛い胸の内をわかってくれない・・と思ってしまうのかも。
そうなると信頼関係まで崩れていき、時には暴力という形になる場合も・・・
親が何かしようとすればするほどその逆になってしまうのですね。
どんな働きかけにも動けない我が子に、親は否が応でもそれに気づかされることになります。
ケン太もそうでした。
「行かない」の言葉に理由を聞き出そうとしたり、
説得しようとすると布団をかぶって何も話さなくなってしまう。
行こうかどうしようかと葛藤している時に親の不用意な言葉がけで
かえって行かないことを選択させてしまった時もあると思います。
「親心は下心」
番組の中でのこの言葉はまさしくそうだなと思いました。
不登校のことの理解を深めるにはいい番組だったなと思います。
ただ、起立性調節障害のことも取り上げていて・・・
朝、頭痛やめまいで起きられない、だるい・・・
自律神経の働きが悪くなって起きる症状ですが、今は中学生の10人に1人という
割合で発症しているとのこと。
不登校は体調不良を訴えることが多いのですが、まさしく同じ症状。
病気という可能性も。
11のチェック項目のうち3項目あてはまれば専門医にかかってみては?
それについてはちょっとう~ん・・・と思います。
不登校の子はたいがい学校に行けないことに苦しんでいます。
学校に行こうとすると、自律神経が乱れ
体調に変化が起きて当然だと思うのです。
症状が出ているのですから病院に行けば病名をつけてもらえます。
起立性調節障害だから学校に行けなかったのだ・・・
まずは病気を治すことが先決。
そう捉えて(安心して?)病気を治すことに専念してしまうのは怖い。
確かに薬を処方してもらって少し症状が緩和されて学校に行ける子はいます。
朝起きれるようになり学校に行っても大丈夫だったことで自信がつき、
そこから登校できるようになった子を実際に知っています。
私は薬を否定しているのではないのです。
薬がお守りになることもあります。
でも、どんな薬をつかってもよくならず、もっといい薬を・・・
と求め続けている方もいます。
薬に頼らなければ起立性調節障害は治らないのでしょうか?
もちろん重症化して薬に頼らざる得ないケースもあると思います。
でも、全てがそうでしょうか?
思春期の子を薬漬けにしてほしくないです。
私は、復学して症状が治まった、まったくなくなったという
方をたくさん知っています。
行けなかった学校に行けた。
ただ、それだけのことです。
ケン太もそうでしたから・・・
視聴者の方からのご意見でこういうのが・・・
「不登校はまったく理解できない。単なる怠け。
引っ張ってでも行かせるべき。親が甘い。
社会は厳しい。学校に行けないものが社会に出て行けるわけがない」
言葉を正確に覚えていないのですが、このような内容でした。
ただ、不登校の子の親は元々はそういう親だったケースも多いんですよ。
教育熱心で躾にも厳しくて怠けを許さない親。
いわゆるちゃんとした親?
ちゃんとした親ほど子どもをちゃんとさせようと思う。
動かぬなら尻を叩くべきだと思っている。
親の思うように動ける子はいます。
親と子の相性が良かっただけです。
全ての子がそうではないです。
親が求めるように動けず止まってしまう子がいます。
こうあるべきだ!の中で育つと、子どもも柔軟性を持てません。
学校という社会の中で生きにくくなってしまう子もいます。
ちゃんとした親ほど危険かもしれません。
思わぬ落とし穴があることを知っておいたほうがいいと思います。
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