かたつむり・つれづれ

アズワンコミュニテイ暮らし みやちまさゆき

新緑の季節を迎えて

2018-04-29 11:02:58 | わがうちなるつれづれの記

1ヶ月ぶりに退院した。

入院した3月30日ころは、陽射し春の暖かさなのに、風がつめたっか

かった。パッチもはいていた。

これからは、新緑が映えていくことになるだろう。

 

ほじめは、心房粗動を植え込まれた除細動器を人為的に電気ショックを

起させて、粗動が止められないか、4,5泊の入院の予定だった。

電気ショックでは止まらないことが分かった。

「粗動とは、付き合っていくしかないね」という結論だった。

 

この間に腎臓透析の排出液に細菌があることがわかった。

「腹膜炎に罹った」と告げられた。

3週間、抗生剤を透析液に入れ、錠剤の抗生剤をのむことに

なった。

「わあ、3週間か!」ちょっとたじろいだ。

 

病院の腎臓患者用の食事がどうも合わなかった。

つねに吐き気があって、喉のとおりが悪く食道をとおっても、

胃に下りたものが、吐きはしないがまた戻ってくるような

苦しさがあった。

「食べなかったら、衰弱していく」やっと、食べていた。

あるとき、食べたものが胃から吐き出すことがあった。

 

そのあと、ご飯を5分粥からはじめて、7分粥にした。

特別食になり、味があまり感じられないおかずや副菜が

出てきて、毎食食べるのに苦労した。

これぞ病人食じゃないか思った。

よかったのは体重が59.9~60.5ぐらいで推移しはじめた。

身体はすこしフラフだけど、つねにあった吐き気が、気がついて

みると無くなっていた。

吐き気がないことは、自分にとって平和だ。

本が読めるし、何か出来るという気持ちも出てきた。


腹膜炎は、菌が無くなったというので、ひとまず治療終了。

退院できた。

 

退院の日の昼、お蕎麦を食べに行った。

病院食から、いきなりお蕎麦なんて食べられるだろうか。

麺つゆは、つゆの入れ物の3ミリぐらいにした。

蕎麦はさっきぽにすこしつゆを付けて、食べた。

蕎麦の喉をとおった。蕎麦のほのかな味。

天ぷらはエビだった。「いけるかな?」

食べてみると、サクサクでつゆをつけなくともエビの甘みが

感じられた。こんな感触はいままで、あったかな。

 

夜は仙台の友人たちが作った餃子を食べた。

美味しいと思う。

この餃子は入院中、友人の寄せ書きとともに贈られてきた。

 

塩っ気がほとんど感じられない病院食から、少し開放された

感触があった。

 

翌朝、体重を測ると60,75になっていた。増えている。

昨日は60,40だった。

担当医から、ぼくの場合、心臓、腎臓の働きからみて、体重は

60,0~61,0の間で調整するのがいいかな。許容範囲がせばまって

しまうけど」と聞いている。

 

新緑の5月を迎えようとしている。新緑の季節が好きだ。

少しは、ゆったりとこの時期くらしたいなあ。

できれば、平和に・・・

 

(入院は、3/3ではなく3/30でした)

 


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