かたつむり・つれづれ

アズワンコミュニテイ暮らし みやちまさゆき

世間知らず

2012-03-09 07:18:43 | わがうちなるつれづれの記
 娘と孫二人、一昨年大阪から鈴鹿に引っ越してきた。
 孫を可愛がっていた娘の元夫の父上が一昨日、急逝された。
 正月に孫たちが大阪の祖父宅に滞在したおりは、入院
していた。
 突然の悲報でびっくりした。
 奥様にお悔みの気持ちを伝えたくおもった。

 はて、弔電とはどうして打つのか?
 ネットで検索。115番にかければいい。
 文例をみて、お悔みの言葉を下書きした。

 115番に電話。
 女の人が出て、「あなたの電話番号は?」からはじまって、
弔電の送り先、弔文を聞き取ってくれる。
 コンピューターに打ち込んでいるように感じる。

 途中、「台紙はどうされますか?」と聞かれる。
 ふいをつかれた。一瞬、昔ながらの「チチ キトク・・」の
電報の用紙のイメージがでる。
 次に、そういえば、弔電がいろいろな台紙に貼ってある
のが浮かんできた。

 「どんな台紙があるんですか?」
 「ただから、500円、1000円とあって、1万ぐらいまであります」
 迷う。様式には、いろいろランクがあって、それがなにかを
表現するのだろう。
 根拠もはっきりしないまま、「1000円で」と伝える。

 最後に係りの女の人は、すべてを反復して、確認をしてくれた。
 そして、「しめて、38○○円です」と聞いてびっくりした。
 「あれ、1000円じゃなかったのかな?」
 どうも、字数、書体、縦横のスタイルなどで料金が加算される
らしい。世間知らず、死んでも治らないかも・・

 弔電の費用は、電話会社にいくもの。実質に費用を出す感じが
しない。
 感覚として、総額で2000円かな。
「2000円ぐらいで、できますかね?」

 結局、2000円をすこしオーバーして、申し込が終わった。
 お悔みの気持ちを伝えたいとおもったものが、あらぬ方へ
迷い込んでしまったモヤモヤ。
 あらかじめ、こういうこと知っていたら、もうちょとスムーズに
気持のままにいけたのかなあ。