個人的に、なんとなくで記憶してる部分もありますから、
これを読んで「いやまだ他に良いモデルがあった!」っておっしゃる方も大勢いること思いますが、
そこは個人ブログなので、どこか「完璧でないお話」として気楽に読んで貰えばと思います。
では、始めます。(笑)
とにかく後にも先にも、あれ以上ない「オートバイ黄金期」だった「80年代中期のオートバイたち」のお話です!
まず、ボクは今年で54歳と言うオヤジ世代、
で、そのボクが免許(中型)を初めて取得したのが18歳だったのですが、西暦で言うと1983〜1984年です。
当時のオートバイを思い起こすと、とにかく人気が高かったのが、2ストならヤマハ「RZ250」〜「RZ250R」、
そして、ホンダ「VT250F-初期型-2世代目」、さらに「NS250R-F」、スズキは「RG250ガンマ-初期型」、
カワサキなら「KR250」あたりだったです。
また、4ストの人気モデルになるとホンダ「CBR400F〜F3」、ヤマハ「FZ400R-初期型」、スズキ「GSX-R400-初期型」、
最後にカワサキ「GPZ400R-ニンジャ」がちょっと遅れて登場してました。
このラインナップを見てわかりますが、今と違って大型バイクは全くそこに加わっていません。
ただ、唯一、国内で人気があったのがスズキ「GSX-R750-初期型」ぐらいですかね。
凄いオートバイとして注目はされていましたが、免許(限定解除)の問題があって、実際に乗ってる人はまれで、
海外とオートバイ雑誌の中だけの人気モデルと言えました。
当時の最先端は、まずエンジンが空冷式から「水冷式」に変わった事。
そして、スチール系部品からアルミ素材を使った軽量オートバイに進化した事。
はたまた、セミカウル、フルカウル仕様になって、それまでと違い、
かなりデザイン的にもポジション的にも「レーサー感が増した」事が大きい変化だったと思っています。
それまでセパハンは海外モデルだけで、国内では禁止されていたのですが、それが解禁になり、
新車時からセパハン仕様で登場し始めた時期でもありました。
で、この中でも特に人気が高くよく売れてたとボクが記憶してるのが、ホンダ「VT250F-2型」と、
スズキ「GSX-R400-初期モデル」だったと思います。
また、追従する形で、ヤマハ「FZ400R-初期型」やカワサキ「GPZ400R-ニンジャ」も人気だったです。
この時代は、1年でフルモデルチェンジされてたので、一瞬にして型落ちとなっていましたが、
これらに関しては数年に渡って人気があったと記憶しています。
そして逆に今と大きく違うのは、タイヤ&ホイールサイズです。
この頃は18インチか、16インチが主流で、17インチのモデルは存在していませんでしたし、
まだラジアルが無く、バイアス系で、かなり扁平率も高くタイヤが細かったです。
それでもブリジストンから出てた「バトラックス」、ダンロップから出てた「アローマックス」は人気だったですね。
さらに、ヘルメットですが、ショウエイかアライと完全に二分化されてて、プロレーサーのレプリカ系が人気でした。
特にアライの平忠彦選手のモデルや、フレディースペンサー選手のヘルメットに関しては特にどうだったです。
また、ショウエイだとワインガードナー選手、漫画の巨摩郡レプリカなんかが人気でした。
まだまだ、発展途上だったオートバイたちですが、そんなオートバイを使って多くの若者に「人気があった」のが、
峠での「走り屋」と呼ばれるライダーたちです。
その行為は年々エスカレートする方向で、90年代に入っても続く事になります。
ざっと早送りでお話しましたが、80年代中期のオートバイブームって、こんな感じだったと思います。(笑)