過去にボクは、地元のサーキットを走りまくってた経験があり、一応ライセンスも持ってて、
タイム的には「中の上」あたりをウロウロしてたのですが、
その中でも「エリア選手権に出場する人たち(ST600-ST1000)」が半端なかった事を思い出します。
彼らはアマチュアながら単純に速いだけでなく、接近戦も上手で、
一緒に走ってても全てにおいてボクなんか、とても太刀打ち出来ない存在でした。
繰り返しますが、とにかく「速くて上手い」人たちでしたからね。
しかし、さらに上には上がいて、たまにプロの国内レースに参戦してるライダーが、
チームスタッフと一緒に「テスト走行」をしに来る事があったのですが、
間近で見てると、その走りは、もうボクなんかからしたら「異次元」のモノでした。
どうしたらあんな速さでコーナーを曲がれるのか?
エリア選手権に出場する人たちも含め、ただただ、驚きの目で見てましたね。(笑)
で、今、国内最高峰レース(JSB1000クラス)でトップを走るのはヤマハファクトリーの「中須賀克行」選手。
ボクがよく通った岡山国際サーキットで「レコードタイム」を持ってる人です。
以前、この人を間近で見た事があるのですが、これまた凄いの一言。
オートバイがズリズリにスライドするのですが、いとも簡単に制御し素晴らしいライディングを見せてくれます。
さすがと言うか、既に何年も国内ではトップに君臨するはずだって思う選手です。
しかし、そんな「中須賀克行」選手も世界選手権(motoGP)にサテライトで出場すると良くて10位前後。
悪い時は、ほぼ最下位と言う成績。
結局、世界レベルではもっと速い選手が大勢いる訳です。
で、その最高峰を走るのが、ホンダの「マルク・マルケス」選手だったり、ドゥカティの「A.ドヴィツィオーゾ」選手だったり、
ホンダの「カル・クラッチロー」選手だったり、イタリアの天才ライダー「バレンテーノ・ロッシ」選手だったりする訳です。
ここまでくると世界最高ですから、乗ってるマシンも自分のモノとは全然違いますが、
ボク的には「異次元」を超えて、もはや「神の領域」と考えてしまいます。(笑)
実際の走りを間近で見たことはありませんが、映像を見る限りでは走りが上手過ぎと言うかスムース過ぎて、
速く走ってる様に見えないほどです。
噂のバンク角もそうでし、ライディングフォームもそう、さらにアクセルワークが絶妙で、とにかくとんでもない!
サーキットを熟知し全開で走った経験がある人なら、ボクの言ってる事が良くわかると思います。
とにかく、あのレベルは考えられない。
上には上が…、プロレーサーの技量って本当に計り知れないですね!(笑)